決定力を欠いたバルセロナがカディスにカンプ・ノウで初黒星を喫す…CL出場権争いは大混戦に《ラ・リーガ》
2022.04.19 06:05 Tue
バルセロナは18日、ラ・リーガ第32節でカディスと対戦し0-1で敗戦した。
リーグ戦7連勝中の2位バルセロナ(勝ち点60)が、18位に沈むカディス(勝ち点28)をホームに迎えた一戦。
ミッドウィークに行われたヨーロッパリーグ(EL)準々決勝2ndレグでフランクフルトに敗戦したバルセロナは、その試合から先発を4人変更。オーバメヤンやペドリ、アラウホらを下げてデンベレ、フレンキー・デ・ヨング、ラングレらを先発で起用した。
立ち上がりから攻勢をかけたバルセロナは、3分に最初のチャンスを創出する。
その後も主導権を握るバルセロナが、何度もアタッキングサードまでボールを運ぶも集中した守りを見せるカディス守備陣を前になかなか決定機まで持ち込むことができない。
ピンチを凌いだバルセロナは39分、ドリブルで持ち上がったデンベレがボックス内まで切り込みシュート。しかし、これはGKレデスマが横っ飛びの好セーブを見せた。
ハーフタイムにかけても押し込んだバルセロナだったが、ゴールを奪うことはできずに0-0で前半を終えた。
迎えた後半、バルセロナは開始早々に失点する。48分、A・フェルナンデスの左クロスをソブリーノがヘディングシュート。これはGKテア・シュテーゲンに阻まれると、ソブリーノが詰めたが再びテア・シュテーゲンがブロック。しかし、こぼれ球を最後はL・ペレスに押し込まれた。
先制を許したバルセロナは、76分にもパーラのスルーパスで右サイドを突破したアレホの折り返しからA・フェルナンデスに決定機を許したが、シュートは枠の右に逸れ手難を逃れた。
1点が遠いバルセロナは、77分にラングレとF・デ・ヨングを下げてアダマ・トラオレとルーク・デ・ヨングを投入し、さらに攻撃に厚みを加える。すると78分、デンベレの右CKからニアに走りこんだL・デ・ヨングがヘディングシュートを放ったが、これはGKレデスマの正面を突いた。
さらに89分には、バイタルエリア左手前でボールを受けたジョルディ・アルバがゴール前にロングパスを供給するとゴールエリア右に走りこんだオーバメヤンが右足ボレーで合わせたが、これもGKレデスマの好セーブに阻まれた。
結局、試合はそのまま0-1でタイムアップ。クラブ史上初のカンプ・ノウでの白星を飾ったカディスは降格圏を脱出。一方のバルセロナはリーグ戦8試合ぶりの黒星を喫した。
リーグ戦7連勝中の2位バルセロナ(勝ち点60)が、18位に沈むカディス(勝ち点28)をホームに迎えた一戦。
ミッドウィークに行われたヨーロッパリーグ(EL)準々決勝2ndレグでフランクフルトに敗戦したバルセロナは、その試合から先発を4人変更。オーバメヤンやペドリ、アラウホらを下げてデンベレ、フレンキー・デ・ヨング、ラングレらを先発で起用した。
その後も主導権を握るバルセロナが、何度もアタッキングサードまでボールを運ぶも集中した守りを見せるカディス守備陣を前になかなか決定機まで持ち込むことができない。
すると27分、バルセロナはカディスのカウンターからピンチを迎える。A・フェルナンデスのパスで抜け出したソブリーノがDFとGKの間へクロスを入れると、走りこんだL・ペレスが右足で合わせたが、シュートはゴール左に外れた。
ピンチを凌いだバルセロナは39分、ドリブルで持ち上がったデンベレがボックス内まで切り込みシュート。しかし、これはGKレデスマが横っ飛びの好セーブを見せた。
ハーフタイムにかけても押し込んだバルセロナだったが、ゴールを奪うことはできずに0-0で前半を終えた。
迎えた後半、バルセロナは開始早々に失点する。48分、A・フェルナンデスの左クロスをソブリーノがヘディングシュート。これはGKテア・シュテーゲンに阻まれると、ソブリーノが詰めたが再びテア・シュテーゲンがブロック。しかし、こぼれ球を最後はL・ペレスに押し込まれた。
先制を許したバルセロナは、76分にもパーラのスルーパスで右サイドを突破したアレホの折り返しからA・フェルナンデスに決定機を許したが、シュートは枠の右に逸れ手難を逃れた。
1点が遠いバルセロナは、77分にラングレとF・デ・ヨングを下げてアダマ・トラオレとルーク・デ・ヨングを投入し、さらに攻撃に厚みを加える。すると78分、デンベレの右CKからニアに走りこんだL・デ・ヨングがヘディングシュートを放ったが、これはGKレデスマの正面を突いた。
さらに89分には、バイタルエリア左手前でボールを受けたジョルディ・アルバがゴール前にロングパスを供給するとゴールエリア右に走りこんだオーバメヤンが右足ボレーで合わせたが、これもGKレデスマの好セーブに阻まれた。
結局、試合はそのまま0-1でタイムアップ。クラブ史上初のカンプ・ノウでの白星を飾ったカディスは降格圏を脱出。一方のバルセロナはリーグ戦8試合ぶりの黒星を喫した。
バルセロナの関連記事
ラ・リーガの関連記事
|
バルセロナの人気記事ランキング
1
元バルサ逸材のセカンドキャリアは順調…メキシコ最大の石油会社との事業など商才見せる
2021年に現役を引退した元メキシコ代表FWのジョバニ・ドス・サントス氏(35)が、実業家として順調なセカンドキャリアを歩んでいるようだ。 バルセロナのカンテラ出身であるドス・サントス氏は、ロナウジーニョやリオネル・メッシに続く新たなメガクラックとして期待を集めた。しかし、2007-08シーズンにファーストチーム昇格を果たすも、当時黄金期のチームで出場機会を得られず。 以降はトッテナムやマジョルカ、ビジャレアルといったヨーロッパのクラブを渡り歩き、2015年からは母国の隣国アメリカのLAギャラクシー、2019年には父親の古巣である母国クラブ・アメリカでプレーし、2021年限りで現役を退いた。 メキシコ『Claro Sports』によれば、メキシコ代表として通算106キャップを刻んだアタッカーは現在、石油化学会社『ペトロレオス・メキシカーノ(PEMEX)』と関係がある『プロキュラ・メキシコ』のパートナーを務めており、年間40万~50万ドル(約6170万~7710万円)の収入を得ているという。 さらに、メキシコ国内で高級車の売買ビジネスも営んでおり、ここでも成功を収めているとのことだ。 2024.11.16 09:45 Sat2
21世紀の出場試合数ランキング発表! 首位は1145試合のC・ロナウド、トップ10に日本人選手がランクイン
IFFHS(国際サッカー歴史統計連盟)が、21世紀で最もプレーした選手のランキングを発表。トップ10には日本人選手もランクインした。 様々な統計を行うIFFHS。2022年までのデータを集計し、21世紀に入ってからのプレーした試合数をもとにランキングを作成した。 対象となるのは、各国のリーグ戦やカップ戦、国際カップ戦、代表チームの試合も含まれ、全ての公式戦が対象になっている。 今回の統計では1000試合以上プレーした選手が3人に増加。首位は昨年と変わらず、サウジアラビアへ活躍の場を移したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)となり、1145試合を記録した。 2022年に1000試合を突破したのは、ブラジル代表DFダニエウ・アウベス(UNAMプーマス)とアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン)。アウベスは1033試合、メッシは1003試合となった。メッシはカタール・ワールドカップ(W杯)での試合で1000試合を超えたことになる。 そんな中、8位には日本人がランクイン。941試合に出場したMF遠藤保仁(ジュビロ磐田)だ。遠藤はガンバ大阪と磐田、そして日本代表での試合が21世紀に含まれている。なお、アジア人でも唯一となり、900試合以上を達成しているのも12名となっている。 ◆21世紀の出場試合数ランキング 合計(国内リーグ/国内カップ/国際カップ/代表) 1位:クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル) 1145試合(651/93/205/196) 2位:ダニエウ・アウベス(ブラジル) 1033試合(620/115/172/126) 3位:リオネル・メッシ(アルゼンチン) 1003試合(559/102/170/172) 4位:イケル・カシージャス(スペイン) 974試合(585/57/171/161) 5位:ジョアン・モウティーニョ(ポルトガル) 958試合(563/107/142/146) 6位:ズラタン・イブラヒモビッチ(スウェーデン) 948試合(603/72/152/121) 7位:ルカ・モドリッチ(クロアチア) 947試合(569/69/146/162) 8位:遠藤保仁(日本) 941試合(606/117/66/152) 9位:チャビ・エルナンデス(スペイン) 937試合(536/95/174/132) 10位:セルヒオ・ラモス(スペイン) 935試合(534/70/151/180) 11位:アンドレス・イニエスタ(スペイン) 933試合(552/98/152/131) 12位:ロジェリオ・セニ(ブラジル) 904試合(675/71/149/9) 2023.01.12 12:45 Thu3
デパイが自身のゴールパフォーマンスについて解説! 「何も感じず、何も見ず、集中している」
バルセロナのオランダ代表FWメンフィス・デパイが、自身のゴールパフォーマンスを解説した。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えている。 デパイは昨季限りでリヨンとの契約が満了となり、今夏バルセロナにフリーで加入。ユーロ2020後に休暇を挟み、先月の19日に現地入りしていた。 その5日後に行われた24日のジローナとのプレシーズンマッチでは、途中出場から新天地デビュー。PKを決めて早くも初ゴールを記録すると、続く31日のシュツットガルトとの試合でもスーパーゴールを決め、開幕に向けて順調にコンディションを整えている。 そんなデパイといえば、ゴールを決めた後に目をつぶって人差し指で両耳を塞ぐポーズで有名。スペイン『TV3』のインタビューに答えた際に、その所作について説明した。 「世界に対して盲目で、耳が聞こえない状態になろうとしているんだ」 「基本的には集中した『トンネル・ビジョン』さ。何も感じず、何も見ず、集中している」 「人生においては、時にトンネル・ビジョンを持ち、本当に集中することが重要だと思う」 「そうすれば、雑念に邪魔されることなく最高の自分になれるんだよ」 トンネル・ビジョンとは、自身の望むこと以外は一切考慮しない姿勢のこと。良い意味でも悪い意味でも使われる言葉だが、デパイはこの状態に入ることでプレーに没入しているようだ。 2021.08.03 16:34 Tue4