仙台が前半に退場者を出しながらも山口に勝利! 山形は助っ人外国人2人が来日初ゴールで大量5得点【明治安田J2第9節】
2022.04.10 16:43 Sun
明治安田生命J2リーグ第9節の6試合が10日に各地で行われた。
ユアテックスタジアムで行われた仙台vs山口では、両チームともになかなかシュートシーンまで持ち込めない時間が続いた中、16分に敵陣でボールをカットした仙台が、味方のパスから相手の背後をついた皆川が右サイドの深い位置まで侵入し、その折り返しを氣田が合わせて先制した。
しかし、26分にキム・テヒョンが2枚目のイエローカードを受けて退場に。1点リードも試合の半分以上を10人で戦わなければならなくなった。
後半の立ち上がりに大ピンチを凌いだ仙台は51分、中島の敵陣右サイドでのボール奪取から素早くパスを繋いで前進。名倉がドリブルでボックス付近まで侵入し、氣田と真瀬を経由してボールはボックス中央の富樫へ。富樫は相手を背負いながらも、振り向きざまに左足を振り抜きゴールを射抜いた。
一人少ないながらリードを広げた仙台。対して、このままでは終われない山口は68分、左サイドから上がったクロスを岸田が頭で合わせて1点差に。しかし、以降は仙台も攻め手を緩めて守勢を強めたこともあり、スコアは動かず試合終了。巧みに試合をコントロールした仙台が2連勝を収めた。
NDソフトスタジアムでは、山形の新助っ人デラトーレが活躍。秋田との東北ダービーとなった一戦は、前半はスコアは動かなかったものの、後半に入ると山形の攻撃陣が爆発する
まずは52分、敵陣中央の鈴木から右サイドからダイアゴナルに走り込む藤本にパスが繋がると、ゴール前へ侵入した藤本はキックフェイントを織り交ぜながら左足のシュートを流し込んだ。
その6分後に秋田のCKでオウンゴールを与えてしまうが、66分に鈴木のクロスからチアゴ・アウベスがゴールを決めて再び勝ち越し。その後、73分に山形はデラトーレを投入。これが来日初出場となった。
一方で秋田は75分、バックパスがデラトーレに奪われると、そのシュートをGK新井がゴールエリアの外で手で弾いてしまい一発退場に。これで数的有利も得た山形は、終盤にかけて猛攻を見せる。
87分、河合からスルーパスを受けたデラトーレがボックス左から流し込んで、チアゴ・アウベスに続いて来日初ゴール。その4分後には、デラトーレが右サイドの深い位置でスローインを受けて、右足アウトサイドでクロスを供給。これがGKの頭上を抜く形でゴールに吸い込まれ、本人が意図せぬ形で2点目をあげた。
さらに95分には木戸が今季初ゴールを決めて、結果的に大量5得点。山形が第2節のロアッソ熊本戦以来2勝目を挙げた。
そのほか、千葉とのアウェイ戦に臨んだ首位の横浜FCは43分に小川のゴールで先制するものの、後半アディショナルタイムに落とし穴。試合終了間際の95分に、千葉は左サイドからクロスを放り込み、チャン・ミンギュの折り返しを新井一耀が押し込んで同点に。横浜FCの連勝は3試合でストップした。
◆第9節
▽4/10(日)
ベガルタ仙台 2-1 レノファ山口
モンテディオ山形 5-1 ブラウブリッツ秋田
ジェフユナイテッド千葉 1-1 横浜FC
アルビレックス新潟 2-0 栃木SC
ツエーゲン金沢 1-1 水戸ホーリーホック
大分トリニータ 1-0 徳島ヴォルティス
▽4/9(土)
いわてグルージャ盛岡 0-1 ザスパクサツ群馬
大宮アルディージャ 1-3 ヴァンフォーレ甲府
V・ファーレン長崎 1-0 FC町田ゼルビア
東京ヴェルディ 2-3 ロアッソ熊本
FC琉球 3-3 ファジアーノ岡山
ユアテックスタジアムで行われた仙台vs山口では、両チームともになかなかシュートシーンまで持ち込めない時間が続いた中、16分に敵陣でボールをカットした仙台が、味方のパスから相手の背後をついた皆川が右サイドの深い位置まで侵入し、その折り返しを氣田が合わせて先制した。
しかし、26分にキム・テヒョンが2枚目のイエローカードを受けて退場に。1点リードも試合の半分以上を10人で戦わなければならなくなった。
この緊急事態に皆川を下げて若狭を投入した仙台。一方、数的有利を得た山口は45分に橋本が決定機を迎えるが、仙台DF平岡のクリアに遭いゴールならず。前半は仙台がリードを保ったまま終えた。
後半の立ち上がりに大ピンチを凌いだ仙台は51分、中島の敵陣右サイドでのボール奪取から素早くパスを繋いで前進。名倉がドリブルでボックス付近まで侵入し、氣田と真瀬を経由してボールはボックス中央の富樫へ。富樫は相手を背負いながらも、振り向きざまに左足を振り抜きゴールを射抜いた。
一人少ないながらリードを広げた仙台。対して、このままでは終われない山口は68分、左サイドから上がったクロスを岸田が頭で合わせて1点差に。しかし、以降は仙台も攻め手を緩めて守勢を強めたこともあり、スコアは動かず試合終了。巧みに試合をコントロールした仙台が2連勝を収めた。
NDソフトスタジアムでは、山形の新助っ人デラトーレが活躍。秋田との東北ダービーとなった一戦は、前半はスコアは動かなかったものの、後半に入ると山形の攻撃陣が爆発する
まずは52分、敵陣中央の鈴木から右サイドからダイアゴナルに走り込む藤本にパスが繋がると、ゴール前へ侵入した藤本はキックフェイントを織り交ぜながら左足のシュートを流し込んだ。
その6分後に秋田のCKでオウンゴールを与えてしまうが、66分に鈴木のクロスからチアゴ・アウベスがゴールを決めて再び勝ち越し。その後、73分に山形はデラトーレを投入。これが来日初出場となった。
一方で秋田は75分、バックパスがデラトーレに奪われると、そのシュートをGK新井がゴールエリアの外で手で弾いてしまい一発退場に。これで数的有利も得た山形は、終盤にかけて猛攻を見せる。
87分、河合からスルーパスを受けたデラトーレがボックス左から流し込んで、チアゴ・アウベスに続いて来日初ゴール。その4分後には、デラトーレが右サイドの深い位置でスローインを受けて、右足アウトサイドでクロスを供給。これがGKの頭上を抜く形でゴールに吸い込まれ、本人が意図せぬ形で2点目をあげた。
さらに95分には木戸が今季初ゴールを決めて、結果的に大量5得点。山形が第2節のロアッソ熊本戦以来2勝目を挙げた。
そのほか、千葉とのアウェイ戦に臨んだ首位の横浜FCは43分に小川のゴールで先制するものの、後半アディショナルタイムに落とし穴。試合終了間際の95分に、千葉は左サイドからクロスを放り込み、チャン・ミンギュの折り返しを新井一耀が押し込んで同点に。横浜FCの連勝は3試合でストップした。
◆第9節
▽4/10(日)
ベガルタ仙台 2-1 レノファ山口
モンテディオ山形 5-1 ブラウブリッツ秋田
ジェフユナイテッド千葉 1-1 横浜FC
アルビレックス新潟 2-0 栃木SC
ツエーゲン金沢 1-1 水戸ホーリーホック
大分トリニータ 1-0 徳島ヴォルティス
▽4/9(土)
いわてグルージャ盛岡 0-1 ザスパクサツ群馬
大宮アルディージャ 1-3 ヴァンフォーレ甲府
V・ファーレン長崎 1-0 FC町田ゼルビア
東京ヴェルディ 2-3 ロアッソ熊本
FC琉球 3-3 ファジアーノ岡山
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