チェルシーが大量6得点圧勝! トゥヘル監督も大満足「適切な態度であれば我々はスペシャルになれる」

チェルシーのトーマス・トゥヘル監督が、大勝を収めたサウサンプトン戦に満足感を示した。クラブ公式サイトが試合後のコメントを伝えている。

9日にプレミアリーグ第32節でサウサンプトンと対戦したチェルシー。インターナショナルマッチウィーク後、前節のブレントフォード戦とチャンピオンズリーグのレアル・マドリー戦で大敗していたため、試合の入り方が注目されたが、この日は連敗の鬱憤を晴らすような圧倒的な展開を見せる。

立ち上がりから高いインテンシティで持って立ち向かったチームは、8分にDFマルコス・アロンソのゴールで早くも先制すると、16分にはMFメイソン・マウントの鋭いシュートが突き刺さり追加点。さらにその5分後には苦悩するFWティモ・ヴェルナーにもゴールが生まれ、早々に大勢が決する展開に。
31分にはMFカイ・ハヴァーツのゴールが決まり、前半だけで4点のリードを得たチェルシーは、後半も54分までにヴェルナーとマウントがそれぞれ2点目を挙げて、結局大量6得点で圧勝した。

チームが見せた見事なバウンスバックにトゥヘル監督も満足感を示しており、12日に行われるマドリーとのリターンマッチに向けてもポジティブな結果を得られたと、手応えを語った。「サウサンプトン戦の鍵は、パスゲームでもポゼッションゲームでもなく、デュエルに勝ち、肉体的に適応することだった。デュエルに勝つことで、ボールポゼッションの面だけでなく、攻撃への切り替えを通して相手の脅威になるチャンスがあった」

「それはピッチ上の全てのエリアで上手く混ざり合っていた。我々はカウンター攻撃に強みを見出し、ポゼッションにおいても非常に集中していた」

「我々は正しい優先順位を守り、コミットメントし、勇気を持ってハングリーに適切な態度であれば、スペシャルなチームになるのだ。これが、我々が強いグループであり、特別な選手たちであることを示す基礎となるのだ」

「このハングリー精神とコミットメント、そして肉体的なインプットを持つことが必ずしも容易でないのは、我々が非常に多くの試合をこなしているからだ。しかし、これが現実であり、我々には必要なことなんだ」

「インターナショナルブレークの後、なぜ我々が大変だったのか、いろんな理由があることは理解している。ただ、今日の試合は、これがうまくいけば我々のクオリティを発揮できるということを改めて証明するものだった」