中盤のデュエルで負けたくないなでしこMF脇阪麗奈「強く行くところ、奪い切るところは自信がある」
2022.04.08 14:07 Fri
なでしこジャパン候補メンバーが4日からトレーニングキャンプをスタート。8日には合宿5日目を迎えた。
昨年10月に新体制がスタートしたなでしこジャパン。1月から2月にかけてはAFC女子アジアカップを戦ったものの、目指した大会3連覇を逃すことに。それでも2023年に開催されるFIFA女子ワールドカップ(W杯)の出場権を確保。そこに向けた強化がスタートする。
5日目のトレーニング前に、MF脇阪麗奈(ノジマステラ神奈川相模原)がメディアのオンライン取材に応対した。
世代別のなでしこジャパンを経験している脇阪は、2020年10月に初招集。その後もトレーニングキャンプに招集されていたが、池田太監督になってからは初招集を受けた。
ここまでの合宿を過ごし自身のコンディションについては「コンディションはとても良くて、上手い人とサッカーできることが嬉しくで充実しています」とコメント。7日に行われたトレーニングマッチにも出場したが、「チームでやっていることが評価されているということで、自分の良さである球際、守備の一対一をとても意識してできました。あまり負ける回数もなく、自分としては良かったです」とコメント。男子高校生相手にも特徴を出せたと語った。
セレッソ大阪堺レディースでプレーしていた脇阪は、昨年1月にノジマステラ神奈川相模原へと完全移籍。Yogibo WEリーグでは14試合に出場し1得点を記録している。
移籍して感じたことについては「全てが新しい環境で、自分が知ってもらわないといけないところ、ほとんど先輩というところで小さくならずに先頭に立って頑張ることは心がけています」と語り、「選手同士の雰囲気とかは良いと思います」とチームに溶け込んでいるようだ。
また、「戦い方、システムが少し変わって、選手たちがフィットしているというか、全員がやることを理解して、自分がやらなければいけないことを選手たちがわかってきたと思います。監督のサッカーを全員が理解し始めたというところです」と語り、徐々にチーム状態も上向きであるとした。
様々なポジションでプレーできる脇阪だが、なでしこジャパンで勝負したいポジションについては「自分はボランチで勝負したいと思っています」とコメント。「どこで出ても自分の良さは発揮できると思うので、前でも後ろでも良いです」と、前のポジションでも良いと語ったが、ボランチで争いたい思いが強いようだ。
その脇阪はチームにナイジェリア人のFWサンデイ・ロペスがおり、日々外国人相手の感覚を鍛えられているとのこと。「普段体感できない大きさだったり、ボールキープの懐の深さ、強さもそうですし、腕一本で抑えられたりします」と難しさを語りながら、「でも工夫しながらボールを取れるようになってきたので、そこはありがたいです」と、良い経験となっているようだ。
昨年10月に新体制がスタートしたなでしこジャパン。1月から2月にかけてはAFC女子アジアカップを戦ったものの、目指した大会3連覇を逃すことに。それでも2023年に開催されるFIFA女子ワールドカップ(W杯)の出場権を確保。そこに向けた強化がスタートする。
5日目のトレーニング前に、MF脇阪麗奈(ノジマステラ神奈川相模原)がメディアのオンライン取材に応対した。
ここまでの合宿を過ごし自身のコンディションについては「コンディションはとても良くて、上手い人とサッカーできることが嬉しくで充実しています」とコメント。7日に行われたトレーニングマッチにも出場したが、「チームでやっていることが評価されているということで、自分の良さである球際、守備の一対一をとても意識してできました。あまり負ける回数もなく、自分としては良かったです」とコメント。男子高校生相手にも特徴を出せたと語った。
この合宿でアピールしたいポイントについては「まだまだ、できる部分は少ないですが、みんなができないボールに強く行くところ、奪い切るところは自信があるので、競争に入り込んでいけるようにしたいです」とコメント。一対一の守備のところでは違いを見せられると意気込む。
セレッソ大阪堺レディースでプレーしていた脇阪は、昨年1月にノジマステラ神奈川相模原へと完全移籍。Yogibo WEリーグでは14試合に出場し1得点を記録している。
移籍して感じたことについては「全てが新しい環境で、自分が知ってもらわないといけないところ、ほとんど先輩というところで小さくならずに先頭に立って頑張ることは心がけています」と語り、「選手同士の雰囲気とかは良いと思います」とチームに溶け込んでいるようだ。
また、「戦い方、システムが少し変わって、選手たちがフィットしているというか、全員がやることを理解して、自分がやらなければいけないことを選手たちがわかってきたと思います。監督のサッカーを全員が理解し始めたというところです」と語り、徐々にチーム状態も上向きであるとした。
様々なポジションでプレーできる脇阪だが、なでしこジャパンで勝負したいポジションについては「自分はボランチで勝負したいと思っています」とコメント。「どこで出ても自分の良さは発揮できると思うので、前でも後ろでも良いです」と、前のポジションでも良いと語ったが、ボランチで争いたい思いが強いようだ。
その脇阪はチームにナイジェリア人のFWサンデイ・ロペスがおり、日々外国人相手の感覚を鍛えられているとのこと。「普段体感できない大きさだったり、ボールキープの懐の深さ、強さもそうですし、腕一本で抑えられたりします」と難しさを語りながら、「でも工夫しながらボールを取れるようになってきたので、そこはありがたいです」と、良い経験となっているようだ。
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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/CkqBSKWP-UJ/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">成宮 唯/YUI NARUMIYA(@yui.narumiya7)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2022.11.09 21:05 Wed3
C大阪の高和芹夏がハットの活躍で初勝利、I神戸は逆転勝ちでグループC首位浮上【WEリーグ クラシエカップ】
9日、WEリーグ クラシエカップの第4節が行われた。 3つのグループに分かれて行われるグループステージ。AFC女子チャンピオンズリーグ(AWCL)を戦う三菱重工浦和レッズレディースはグループステージは免除となっている。 グループAでは勝ち点7で首位の日テレ・東京ヴェルディベレーザと勝ち点3で最下位の亜c長野パルセイロ・レディースが対戦した。 試合は16分、東京NBが右CKを得ると素早いリスタート。クロスをニアで村松智子がフリック。ファーサイドのスペースに落ちたボールを岩﨑心南が詰めて先制。さらに31分には、右サイドからのクロスをボックス手前で松田紫野がダイレクトパス。浮き球を樋渡百花がボックス内で胸トラップから蹴り込み、リードを広げていく。 対するAC長野は44分、スルーパスをボックス内左で受けたナッタワディ・プラムナークが細かいタッチでDF2人を倒してニアサイドにシューを流し込み、前半で1点を返すことに成功。68分には、左サイドのスペースでパスを受けた川船暁海がクロスを入れると、中村恵実がヘッドで合わせてAC長野が同点に追いつくことに成功。2-2のドローに終わった。 グループAのもう1試合は、大宮アルディージャVENTUSvsサンフレッチェ広島レジーナの一戦。前節首位を陥落したS広島Rは、21分にボール奪取から左サイドのスペースへとパス。これを受けた早間美空がボックス左からクロスを入れると、ファーサイドに走り込んだ中嶋淑乃がダイレクトボレーで合わせてS広島Rが先制。0-1でそのまま勝利を収めた。 グループBは3チームの戦いとなる中、マイナビ仙台レディースとアルビレックス新潟レディースが対戦。マイ仙台はホームで初勝利が欲しいところだったが、試合は39分に右サイドからの有吉佐織のグラウンダーのクロスを滝川結女がダイレクトで浮かせてゴール。新潟Lが0-1で勝利を収めた。 グループCでは、首位のちふれASエルフェン埼玉がホームにINAC神戸レオネッサを迎えることに。試合は23分、スルーパスを受けた吉田莉胡がボックス内左からグラウンダーのシュートを流し込み、EL埼玉が先制する。 先制を許したI神戸だったが、43分に敵陣でボールを繋ぐと、髙瀬愛実の浮き球のパスに反応した愛川陽菜が前に出てきたGKの頭上を越すループシュートを決め、前半のうちに同点に追いつく。 タイスコアで後半に入ると、I神戸は51分に逆転。左サイドから崩すと、ボックス内でパスを繋ぎ、最後は山本摩也が落ち着いて蹴り込み逆転。1-2でそのまま勝利を収めた。 また、もう1試合はセレッソ大阪ヤンマーレディースvsジェフユナイテッド千葉レディースの一戦。こちらは壮絶な打ち合いとなると、1-1で迎えた58分にC大阪が高和芹夏のゴールで勝ち越しに成功。すると、高和は75分、84分にもゴールを決めてハットトリックを達成。5-2でC大阪が勝利を収めた。 <span class="paragraph-sbtitle">◆WEリーグ クラシエカップ第4節</span> 【グループA】 AC長野パルセイロ・レディース 2-2 日テレ・東京ヴェルディベレーザ 【AC長野】 ナッタワディ・プラムナーク(前44) 中村恵実(後23) 【東京NB】 岩﨑心南(前16) 樋渡百花(前31) 大宮アルディージャVENTUS 0-1 サンフレッチェ広島レジーナ 【S広島R】 中嶋淑乃(前21) 【グループB】 マイナビ仙台レディース 0-1 アルビレックス新潟レディース 【新潟L】 滝川結女(前39) 【グループC】 ちふれASエルフェン埼玉 1-2 INAC神戸レオネッサ 【EL埼玉】 吉田莉胡(前23) 【I神戸】 愛川陽菜(前43) 山本摩也(後6) セレッソ大阪ヤンマーレディース 5-2ジェフユナイテッド千葉レディース 【C大阪】 脇阪麗奈(前13) 高和芹夏(後13、後30、後39) 百濃実結香(後16) 【千葉L】 岸川奈津希(後8) 今田紗良(後48) <span class="paragraph-sbtitle">◆順位表(試合数/勝ち点/得失点)</span> 【グループA】 1位:日テレ・東京ヴェルディベレーザ(4/8pt/+4) 2位:サンフレッチェ広島レジーナ(4/7pt/+1) 3位:大宮アルディージャVENTUS(4/3pt/-1) 4位:AC長野パルセイロ・レディース(4/2pt/-4) 【グループB】 1位:ノジマステラ神奈川相模原(2/6pt/+2) 2位:アルビレックス新潟レディース(3/6pt/+1) 3位:マイナビ仙台レディース(3/0pt/-3) 【グループC】 1位:INAC神戸レオネッサ(4/7pt/+2) 2位:ちふれASエルフェン埼玉(4/6pt/0) 3位:ジェフユナイテッド千葉レディース(4/5pt/-1) 4位:セレッソ大阪ヤンマーレディース(4/4pt/-1) 2024.10.10 12:30 Thuノジマステラ神奈川相模原の人気記事ランキング
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SOMPO WEリーグのキックオフカンファレンス開催! 12クラブの選手が集結、「みんなが主人公になるためにプレーする」
26日、2024-25シーズンのSOMPO WEリーグのキックオフカンファレンスがJFAサッカー文化創造拠点「blue-ing!」で行われた。 新シーズンの開幕を前に、12クラブの代表選手が集った中、1部と2部に分かれて行われた。 第1部では髙田春奈チェアが新シーズンに向けた挨拶。また、新たにタイトルパートナーとなった「SOMPOホールディングス」のグループCEO取締役代表執行役社長の奥村幹夫氏が登壇。今回のパートナーシップ契約についての説明を行った。 髙田チェアは4シーズン目を迎えるWEリーグを前に昨シーズンを振り返り、「リーグ戦は三菱重工浦和レッズレディースが連覇と強さを見せつけたわけですが、WEリーグカップではサンフレッチェ広島レジーナが創設3年目で初タイトル、1月の皇后杯では三菱重工浦和レッズレディースをやぶって、INAC神戸レオネッサが優勝するということで、本当に色々なクラブが出てきたシーズンになったと思う」とコメントした。 「みんなが主人公になるためにプレーする」という言葉をテーマにしている新シーズンのWEリーグ。「クラブにおいてもどのクラブが主人公になってもおかしくない、色々な主人公が生まれてくると私自身もワクワクしています」と語った。 また、昨シーズンからは多くの選手が海外へと移籍していった。特になでしこジャパンの選手たちが多く移籍している。「WEリーグ寂しくなったんじゃないの?と言われることも多いですが、実際に寂しさもあります。ただ、中を見れば、あの選手がいる、この選手がいるとワクワクする選手たちが日本にはたくさんいて、その選手たちが主人公になっていくということを考えると、培った日本の女子サッカーの育成を感じますし、これから益々新しい主役を生み出していくリーグになることが求められていると思います」と、新シーズンへの想いを語った。 奥村氏は今回のタイトルパートナー契約の経緯について言及。「WEリーグの理念である、『女子サッカー、スポーツを通じて、夢や生き方の多様性にあふれ、1人1人が輝く社会の実現・発展に貢献する』というものと、SOMPOのパーパスである『安心・安全・健康で溢れる未来へ』という理念が共鳴し合ったのが最初のキッカケです」と語った。 その後、トークセッションが行われ、損害保険ジャパン株式会社の常務執行役員[CHRO・CCuO]の酒井香世子さん、SOMPOひまわり生命保険株式会社の執行役員 CHROである野田美智子さん、SOMPOケア株式会社の執行役員 CHROである恒松敬子さんと髙田チェア、そしてWEリーグのコミュニオーガナイザーを務める元なでしこジャパンGKの海堀あゆみさんがWEリーグとSOMPOホールディングとの協力による今後の展開について語り合った。 第2部では12クラブの代表選手が登壇。開幕節の対戦カードごとに登場し、お互いの印象やここまでのチームの完成度、自身の目標などを語った。プレゼンターは昨シーズン限りで現役を引退した元なでしこジャパンの鮫島彩さんが務め、選手たちは「2桁ゴール」、「得点王」、「タイトルを獲る」、「5ゴール5アシスト」など、具体的な目標を掲げていた。 SOMPO WEリーグの開幕は9月14日に開幕。8月31日からは WEリーグ クラシエカップが開催され、12クラブがカップ女王を目指して戦う。 ◆参加選手 マイナビ仙台レディース:廣澤真穂 三菱重工浦和レッズレディース:島田芽依 大宮アルディージャVENTUS:林みのり ちふれASエルフェン埼玉:吉田莉胡 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース:大熊環 日テレ・東京ヴェルディベレーザ:木下桃香 ノジマステラ神奈川相模原:榊原琴乃 AC長野パルセイロ・レディース:伊藤めぐみ アルビレックス新潟レディース:滝川結女 セレッソ大阪ヤンマーレディース:脇阪麗奈 INAC神戸レオネッサ:水野蕗奈 サンフレッチェ広島レジーナ:瀧澤千聖選手 2024.08.26 22:20 Mon2
S広島Rがクラブ史上初3連勝!殊勲の日本女子代表FW上野真実が急遽交代も、今季初のクリーンシート【WEリーグカップ】
9日、2023-24WEリーグカップグループステージ第3節の3試合が各地で行われた。 開幕2連勝中のサンフレッチェ広島レジーナは、ホームにノジマステラ神奈川相模原を迎え、1-0で勝利。3連勝を飾った。 好調のS広島Rは開始早々に先制点を奪取。5分、髙橋美夕紀が常田菜那に競り勝って中盤右に流れたボールをキープし、バイタルエリアまで持ち運び相手守備陣を惹きつけてのラストパスを送ると、今季初先発となった上野真実が左足で沈めた。 ただ、殊勲の上野は直後のヘディング後に座り込んでしまい、頭部を固定されて担架でピッチを後に。アジア競技大会の日本女子代表にも選出されているだけに、状態が心配される。 アクシデントに見舞われたS広島Rだが、ボランチから2列目に上がった柳瀬楓菜、髙橋と積極的に足を振れば、左サイドからは2試合連続得点中の中嶋淑乃が果敢な仕掛けを披露。一方、今季いまだ無得点と攻撃が噛み合わないN相模原は、後半開始直後の2枚替えで息を吹き返し、浜田芽来、笹井一愛の突破を中心に好機を作る。 だが、S広島RもGK木稲瑠那を中心にしのぎ、今季初のクリーンシートを達成。中村伸監督体制で3年目を迎えたS広島Rがクラブ史上初の3連勝を達成し、決勝進出へ大きく前進した。 対するN相模原は、オランダから逆輸入の平國瑞希やイングランドから日本へ戻ってきた菅能夏海の投入も実らず、グループステージ敗退が決まった。 デンカビッグスワンスタジアムで行われたアルビレックス新潟レディースvsAC長野パルセイロ・レディースは、両者複数得点を挙げての引き分けに終わった。 互いにここまで1勝1敗。前節は日テレ・東京ヴェルディベレーザに競り負けた新潟Lと、INAC神戸レオネッサに快勝したAC長野。試合を動かしたのはアウェイチームだった。 AC長野は今季初のスタメン起用となった上田莉帆が、自ら得たPKをGKの逆へ沈め、31分に先手を取る。追い掛ける展開となった新潟Lは、ハーフタイム明けに2枚替えを決行して攻勢を強めると、今季初出場となった滝川結女がバイタルエリア右から目の覚めるような左足ミドル。起用に応え、51分に試合を振り出しに戻した。 再びゲームが動いたのは終盤。新潟Lはこちらも途中出場・柳澤紗希の右CKが相手のクリアミスを誘発し、山谷瑠香が頭でプッシュ。85分に逆転に成功する。だが、AC長野も90分、前節は見事な反転シュートを決めながらもベンチスタートとなっていた川船暁海が一仕事。斜め前方へのパスが2つテンポ良く繋がり、ボックス右角付近でボールを受けると、持ち運んでの右足の一振りを沈めて試合は再び同点に。このままタイムアップを迎え、両者勝ち点「1」を分け合っている。 前節初勝利を挙げたディフェンディングチャンピオンの三菱重工浦和レッズレディースは、マイナビ仙台レディースとの敵地戦で圧勝した。 試合開始直後にカーラ・バウティスタの鋭いシュートを浴びた浦和だったが、地力を見せて16分に先制に成功。流れるようなパスワークで左サイドを崩し、安藤梢のクロスに菅澤優衣香が飛び込んだ。 菅澤の2試合連続ゴールで試合を動かした浦和に対し、マイ仙台は隅田凛が37分にこの日2枚目の警告を受けて退場に。以降は数的優位を生かして浦和が主導権を握り続ける。 51分には猶本光のクロスから安藤がネットを揺らし、66分には猶本自らも追加点を奪取。左足関節内遊離体の手術から復帰した塩越柚歩もピッチに立ち、浦和が盤石の3ゴール無失点で連勝を飾った一方、マイ仙台は3連敗でグループステージ敗退が決めった。 ◆WEリーグカップグループステージ第3節 ▽9月9日 ▼グループA マイナビ仙台レディース 0-3 三菱重工浦和レッズレディース サンフレッチェ広島レジーナ 1-0 ノジマステラ神奈川相模原 ▼グループB アルビレックス新潟レディース 2-2 AC長野パルセイロ・レディース ▽9月10日 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース vs セレッソ大阪ヤンマーレディース INAC神戸レオネッサ vs ちふれASエルフェン埼玉 大宮アルディージャVENTUS vs 日テレ・東京ヴェルディベレーザ 2023.09.09 20:20 Sat3
元なでしこMF中野真奈美が現役引退、なでしこリーグ365試合出場は単独1位「かけがえのない時間を過ごした」
スペランツァ大阪は14日、元なでしこジャパンのMF中野真奈美(37)が今シーズン限りで現役を引退することを発表した。 北海道出身の中野はなでしこリーグの前身、Lリーグ時代に大原学園JaSRA女子SC(現:AC長野パルセイロ・レディースへ移管)にて2005年にリーグ戦初出場。岡山湯郷Belleでは現・ウズベキスタン女子代表の本田美登里監督の下でもプレーした。 以降はベガルタ仙台レディース(現:マイナビ仙台レディース)、AC長野、ノジマステラ神奈川相模原、コノミヤ・スペランツァ大阪高槻(現:スペランツァ大阪)を渡り歩き、2022年にはデビュー戦と同日の4月10日にリーグ単独1位となるなでしこリーグ通算326出場を達成。今季の最終節、9日の朝日インテック・ラブリッジ名古屋戦にも先発出場し、リーグ通算365試合出場97得点という偉大な数字を残した。 いずれのチームでも左足のキックで周囲を魅了してきた中野は、なでしこジャパンとしても12試合に出場し、2得点をマーク。2010年の第16回アジア競技大会(The 16th Asian Games)では日本に大会初優勝をもたらした。 中野はクラブを通じてコメント。感謝の言葉を述べるとともに、残す皇后杯への意気込みも語っている。 「学生時代から今日までたくさんの経験をさせていただき、どのチームでもスタッフ・チームメイト・クラブ関係者の皆さん・サポーターの皆さん・雇用先企業の皆さんに恵まれ、かけがえのない時間をたくさん過ごさせていただきました」 「辛いことも多かったはずなのに、楽しいことしか思い出せません。スパイクを脱ぐ。いつかはと想像していたはずなのに、今だに想像もつきません」 「まだ皇后杯が残ってますが、一試合でも多くこのチームで戦えるよう精一杯頑張ります。これからもスペランツァ大阪へのご支援、ご声援宜しくお願いします」 「最後になりますが、長年「中野真奈美」を応援していただきありがとうございました。そしてサッカーを続けさせてくれた両親にも感謝の気持ちでいっぱいです。素敵なサッカー人生をありがとうございました!」 2023.10.15 14:45 Sun4
元なでしこFW浜田遥が現役引退、JFAアカデミー福島1期生で田中陽子らと同期 震災での休部も経験
スペランツァ大阪は24日、元なでしこジャパンのFW浜田遥(30)が2023シーズン限りで現役を引退することを発表した。 大阪府出身の浜田はJFAアカデミー福島の1期生で、山根恵里奈さんや菅澤優衣香(三菱重工浦和レッズレディース)、田中陽子(仁川現代製鉄レッドエンジェルズ)らと同期。年代別の日本女子代表にも名を連ねていた。 卒業後は東京電力女子サッカー部マリーゼに加入するも、東日本大震災の影響で休部となり、スペランツァFC大阪高槻へ移籍した。 2014年に加入したベガルタ仙台レディース(現:マイナビ仙台レディース)では、サイズを生かしたパワフルなゴールゲッターとして8シーズンプレー。ノジマステラ神奈川相模原を経て、今年6月に10年ぶりにスペランツァへ復帰を果たしていた。 WEリーグでは20試合に出場して2得点。なでしこジャパンとしても2021年4月の2試合に出場している。 笑顔を絶やさなかったストライカーは、クラブを通じたコメントでも、感謝を綴ると同時に冗談を口にしている。 「今年で引退する事を決めました。先日リリースを出してから、いくつか呼んでくれるチームがあり、とても嬉しかったです」 「ただ、次の目標を考えた時に選手としてではなく、指導者として選手のサポートがしたい気持ちが強くこの決断をしました」 「毎日全力でやってきたので、後悔はありません。何度も痛みに悩まされた両膝にも、ここまで走ってくれてありがとうと今は愛情しか抱けません。笑」 「振り返れば、サッカー人生色んなことがあり、何度も心が折れそうになりました。でもそんな時に私と同じように悔しい気持ちになってくれる人達がいて、大切な人たちの顔を曇らせたくない、絶対に結果で笑顔にするんだと思ってここまで走ってこられました」 「本当に出逢う人に恵まれていて、どこにいても、いつも私の周りには支えてくれる最高なチームメイトがいました。サッカーが大好きなのはもちろんですが、大好きな人たちとサッカーをするのが好きなんだなって、改めて思います!」 「どんな時でも笑顔で乗り越えてこられたのは、大好きな仲間がいてくれたからです。サッカーを始めてから今日まで大好きな人たちに囲まれてサッカーができて幸せでした!」 「サッカーを通して出逢った仲間、苦楽を共にした戦友、私にサッカーを教えてくれた指導者の方、職場でお世話になった方々、手術をしてくれた先生、リハビリに寄り添ってくれたトレーナーさん。私に夢を持たせてくれた下小鶴綾さん。ずっと応援してくれた地元の幼馴染の友達。これまで応援してくれたサポーターのみなさん。本当にありがとうございました!」 「出会えたすべての人に本当に感謝の気持ちでいっぱいです。そして、ずっと応援してくれた家族。急な引退という答えに対しても、尊重してくれて背中を押してくれました。どんな時も味方でいてくれて、大好きなサッカーをここまで続けさせてくれて本当にありがとう」 「残りは皇后杯しかありません!少しでも長くみんなとサッカーができるように頑張ります!応援よろしくお願いします!」 「あ、最後になりますが、「引退」という響きがなんだかしっくりこなくて。これからもボールは蹴るし、サッカーには関わって行くので、、「今とは違う新しい景色を見に行くんだ」と、一歩前に出てオフサイドポジションにいるイメージでお願いします。笑」 「浜田のオフサイド、しっくりきましたね。笑」 2023.10.24 22:01 Tue5
