エジプトのスポーツ大臣がサラーにリバプール退団を勧めるも、本人の反応は?

エジプトのスポーツ大臣であるアシュラフ・ソブヒ氏が、リバプールに所属するエジプト代表FWモハメド・サラー(29)について言及した。イギリス『BBC』が伝えた。

リバプールのエースであり、エジプト代表のエースでもあるサラー。今シーズンのプレミアリーグでもゴールを量産し、ここまで20ゴールで得点ランキングトップに立っている。

そのサラーだが、リバプールとの契約が2023年6月30日までとなっており、クラブとの契約延長の話がスタートしている中、交渉がなかなか進んでいない現状がある。
サラーは1月にリバプールに残りたいと自らの口で語り、「僕が欲しいものをクラブは知っている。クレイジーなものを求めているのではないよ」と好条件を要求しているわけではないとし、「状況は伝えた。あとは彼らの手に委ねられている」とリバプール次第であることを強調していた。

一方で、安定してゴールを決めているサラーには移籍の噂も付き纏うことに。さまざまな憶測が飛んでおり、契約延長がうまくいかなければ今夏にも移籍するとされていた。そんな中、ソブヒ氏はサラーと話し合ったとし、リバプールからの移籍を勧めた事を明かしたが、サラーの想いは違ったようだ。

「私は彼にリバプール以外のクラブでキャリアを続けるように忠告したんだ」

「ただ、彼が向かっているのは今の契約を更新することだった」

リバプール退団を進めたものの、サラーは残留を望んでいると明かしたソブヒ氏。カタール・ワールドカップ(W杯)出場を逃した後には、再び話をしたと明かした。

「私は彼に対して、起きた事を忘れ、次のことに集中するように言ったんだ」

セネガルとのカタールW杯アフリカ予選で敗れた後に話したというソブヒ氏。リバプールでのキャリアを後押ししたという。

最近の報道では、サラーは週給40万ポンド(約6500万円)の4年契約に合意したとされているが、あとは公式発表を待つばかりというところだろうか。