スクデット争いで手痛いドローのミラン…ピオリ監督は「もっとうまくプレーできたはず」

2022.04.05 11:04 Tue
Getty Images
ミランステファノ・ピオリ監督が、ドローに終わった試合を悔やんだ。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えている。

ミランは4日に行われたセリエA第31節でボローニャと対戦した。リーグ3連勝中と勢いに乗るチームは、この日も立ち上がりこそ一進一退の攻防が続いたものの、徐々に主導権を握ると多くのチャンスを創出。しかしなかなかゴールを奪えず後半に入ると、守りを固める相手に対して合計30本以上のシュートを放ちながらも最後までゴールネットを揺らすことはできず、ゴールレスドローに終わった。

4試合ぶりのドローに終わったミランは、同節に勝利した2位ナポリに1ポイント差、1試合未消化の3位インテルに4ポイント差まで勝ち点を詰められる結果となっている。
試合後のインタビューに応じたピオリ監督は、望んだ結果を出せなかったと落胆。ラストプレーの精度を向上させる必要があると認め、ここからの改善を誓った。

「試合の分析は簡単だ。正しいプレー、飛び出し、ラストパスを見つけることができなかった。多くの場面で、もっとうまくプレーできたはずだ。我々はあらゆる面で自分たちのゲームをできたが、目の前には非常によく守るチームがいた」
「このような試合は、一度鍵を開ければすべてが簡単になる。だが、そうでなければより複雑になってしまう。ナーバスでフィジカルな試合だったが、適切なボールタッチが足りなかった。次はもっとうまくいくだろう」

「このような困難は予想していたし、(シーズン終盤にかけては)どこも同じだろう。まだ7試合が残っており、次のトリノ戦も難しくなる。少なくとも、最後まで戦うべきリーグだ」

「我々は特にファンの前では、常に勝つためプレーしていることは明らかだ。とはいえ、機会を逸したことは明らかであり、分析して解決策を見つけたい」

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