シティ、ジンチェンコの申し出を受けウクライナ人MFの練習参加を許可…シャフタール時代の同僚
2022.04.01 21:52 Fri
マンチェスター・シティがウクライナ人のMFアンドリー・クラフチュク(23)に練習許可を与えたようだ。イギリス『BBC』が伝えた。
今回シティがクラフチュクを受け入れた理由は、ウクライナ代表DFオレクサンドル・ジンチェンコからの申し出があったからとのこと。シャフタール・ドネツク時代のチームメイトだった。
クラフチュクはシャフタールの下部組織で育ったあと、オリンピック・ドネツクへと移籍。2021年2月にロシアのトルペド・モスクワへと完全移籍していた。
ロシア2部で今シーズンは19試合に出場し3アシスト、ロシアカップでも3試合に出場していた。
クラフチュクはシーズンの残り期間をシティのU-23チームでトレーニングすることとなる。
クラフチュクは「本当に不快だった」とロシアクラブでのプレーについてコメント。「僕は故郷を侵略した国でプレーしていた。クラブを離れることが唯一の決断だった。ウクライナの人々は、僕がそこでプレーし続けると理解してくれなかっただろう」と、苦しい胸の内を明かした。
また、家族はキエフに残っており、兄弟のアレクスは軍隊に入って戦っているという。
「僕は毎日、彼をどれほど誇りに思っているかを伝えている。家族だけでなく、国全体、ウクライナの人々を守るために戦っているからだ。彼は残って戦っている」
「僕は本当に心配している。グループ通話になっており、爆撃のアラートのメッセージを常に受信している。このアラートが届くたび、僕はとても心配になる。僕の家族が死んでしまう可能性があるからね」
また、自身に手を差し伸べてくれたジンチェンコに対しても「とても感謝している」とコメント。「過去数週間と数カ月はとても難しかったが、ピッチに戻ることは僕にとってとても大きな意味がある」と、プレーする機会をもらえることに感謝した。
ジンチェンコは「状況が大きく違う」ことを望んでいたが、「アンドリーと一緒に戻ってきて良かった」とコメント。「僕は彼にとってサッカーがどれほどの意味があるか、そして困難な時期に僕たちをサッカーがどれだけ助けてくれるかを知っている」と語った。
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ロシアによるウクライナへの軍事侵攻により、ロシアクラブの外国籍選手は契約を一時停止し、国外クラブへのフリー移籍が期間限定で認められている。クラフチュクはシャフタールの下部組織で育ったあと、オリンピック・ドネツクへと移籍。2021年2月にロシアのトルペド・モスクワへと完全移籍していた。
ロシア2部で今シーズンは19試合に出場し3アシスト、ロシアカップでも3試合に出場していた。
ロシアが軍事侵攻を始めたときには、トルコでのトレーニングキャンプに参加中。しかし、そのまま契約を終え、マンチェスターへと逃げてきたという。
クラフチュクはシーズンの残り期間をシティのU-23チームでトレーニングすることとなる。
クラフチュクは「本当に不快だった」とロシアクラブでのプレーについてコメント。「僕は故郷を侵略した国でプレーしていた。クラブを離れることが唯一の決断だった。ウクライナの人々は、僕がそこでプレーし続けると理解してくれなかっただろう」と、苦しい胸の内を明かした。
また、家族はキエフに残っており、兄弟のアレクスは軍隊に入って戦っているという。
「僕は毎日、彼をどれほど誇りに思っているかを伝えている。家族だけでなく、国全体、ウクライナの人々を守るために戦っているからだ。彼は残って戦っている」
「僕は本当に心配している。グループ通話になっており、爆撃のアラートのメッセージを常に受信している。このアラートが届くたび、僕はとても心配になる。僕の家族が死んでしまう可能性があるからね」
また、自身に手を差し伸べてくれたジンチェンコに対しても「とても感謝している」とコメント。「過去数週間と数カ月はとても難しかったが、ピッチに戻ることは僕にとってとても大きな意味がある」と、プレーする機会をもらえることに感謝した。
ジンチェンコは「状況が大きく違う」ことを望んでいたが、「アンドリーと一緒に戻ってきて良かった」とコメント。「僕は彼にとってサッカーがどれほどの意味があるか、そして困難な時期に僕たちをサッカーがどれだけ助けてくれるかを知っている」と語った。
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