引く手数多のミリンコビッチ=サビッチ、ラツィオは60億円以上の値下げを決断か

2022.03.28 12:07 Mon
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セルビア代表MFセルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチ(27)に関して、ラツィオは売却額を決めたようだ。『フットボール・イタリア』が報じた。

2015年8月にベルギーのヘンクからラツィオに加入したミリンコビッチ=サビッチ。ラツィオの中盤に君臨すると、頭角を現し、多くのクラブからの関心が絶えない。

ラツィオでは公式戦286試合に出場し55ゴール49アシストを記録。契約は2024年夏まで残しているものの、パリ・サンジェルマン(PSG)、マンチェスター・ユナイテッド、インテル、ユベントスが関心を寄せているという。
予てから引く手数多のミリンコビッチ=サビッチに対して、ラツィオは1億2000万ユーロ(約161億6000万円)を要求していたが、誰も手を出さない状況が続いていた。

しかし、2024年以降の契約に関しては延長することが難しいと予想され、さらにマウリツィオ・サッリ監督が求める選手と契約するのは、多くの選手を売却する必要があるとのこと。その中には、ミリンコビッチ=サビッチも含まれるようだ。
そのため、ラツィオは評価額を下げて8000万ユーロ(約107億7400万円)で売却することに決めたと報道。多くの利益を得るにはこの値段で売却したいようだ。

ヘンクからは1200万ユーロ(約16億1600万円)で獲得したミリンコビッチ=サビッチ。イタリア国内クラブへ移籍させたくはないということもあり、この値段設定となっているようで、インテルとユベントスは二の足を踏む可能性が高く、PSGやユナイテッドへの移籍が高まったと見られている。

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