「リバプールに違和感なく溶け込める」成長著しいアーセナルのマルティネッリ獲得をOBが希望
2022.03.24 17:47 Thu
かつてリバプールでプレーした経歴を持つ元イングランド代表GKのデイビッド・ジェームズ氏が、古巣に対してアーセナルのブラジル代表FWガブリエウ・マルティネッリ(20)獲得を薦めた。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。
2019年夏にアーセナルへ加入したマルティネッリは、今季ミケル・アルテタ監督からの信頼を得て主力の1人として定着。公式戦26試合に出場して5ゴール4アシストの成績を残している。こうした活躍が評価され、今月にはカタール・ワールドカップ(W杯)南米予選に向けたブラジル代表メンバーに初招集された。
順調に成長しているマルティネッリに対しては、リバプールのユルゲン・クロップ監督も「傑出した選手であり、誰もがその名前を覚えているはず」と称えており、高い評価を与えている。
ジェームズ氏もまたマルティネッリを評価していると語り、リバプールは獲得を目指すべきだと提案。若い選手を獲得する傾向にあるリバプールには、うってつけな選手となるだろうと語った。
「マルティネッリは私が興奮を覚える選手の一人だ。もし、マルティネッリと(リーズ・ユナイテッドの)ハフィーニャのどちらかを選ぶとしたら、私ならマルティネッリを選ぶだろうね」
「彼は若く、能力も十分すぎるほどに備えている。リバプールのユニフォームを着れば、アーセナルで見せているプレーかそれ以上のものを発揮して、違和感なく溶け込む姿が想像できるよ」
「リバプールの補強戦略を見ていると、獲得している選手の年齢は若い。『今はすでに完成したチームを持っているが、将来はどうだろう』という考えがあるんだろうね。もし(ロベルト・)フィルミノや(サディオ・)マネ、(モハメド・)サラーが去ったとしても、彼らの代わりとなる選手を準備しておき、穴を埋めるための補強を考えているんだ」
2019年夏にアーセナルへ加入したマルティネッリは、今季ミケル・アルテタ監督からの信頼を得て主力の1人として定着。公式戦26試合に出場して5ゴール4アシストの成績を残している。こうした活躍が評価され、今月にはカタール・ワールドカップ(W杯)南米予選に向けたブラジル代表メンバーに初招集された。
順調に成長しているマルティネッリに対しては、リバプールのユルゲン・クロップ監督も「傑出した選手であり、誰もがその名前を覚えているはず」と称えており、高い評価を与えている。
「マルティネッリは私が興奮を覚える選手の一人だ。もし、マルティネッリと(リーズ・ユナイテッドの)ハフィーニャのどちらかを選ぶとしたら、私ならマルティネッリを選ぶだろうね」
「彼は若いが、必要なものはすべて持っている。少し生真面目なところは(ルイス・)ディアスに近いね。そしてディアスの良さは、基本的にどこでもプレーできることだと思う。一方で、マルティネッリは明らかに左のエキスパートだ」
「彼は若く、能力も十分すぎるほどに備えている。リバプールのユニフォームを着れば、アーセナルで見せているプレーかそれ以上のものを発揮して、違和感なく溶け込む姿が想像できるよ」
「リバプールの補強戦略を見ていると、獲得している選手の年齢は若い。『今はすでに完成したチームを持っているが、将来はどうだろう』という考えがあるんだろうね。もし(ロベルト・)フィルミノや(サディオ・)マネ、(モハメド・)サラーが去ったとしても、彼らの代わりとなる選手を準備しておき、穴を埋めるための補強を考えているんだ」
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史上最高“究極”のオールラウンダー、フランク・ランパード
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本田圭佑が世界選抜の同点弾演出にPK成功、ベンチには中田英寿氏! カカ、リバウド、フォルラン、ダビド・シルバら豪華レジェンド揃い踏み、ギグス&ルイス・ガルシアが躍動し香港選抜とPK戦決着
1日、ルナー・ニューイヤー・カップの世界選抜vs香港選抜が香港スタジアムで行われ、3-3で90分が終了。世界選抜がPK戦を6-5で制した。 旧正月を祝う香港で恒例の大会。今回は世界と香港のレジェンド選手が対峙し、世界選抜には元日本代表MF本田圭佑も参加。元日本代表MF中田英寿氏がベンチに座り、本田と言葉を交わす場面もあった。 世界選抜はGKペトル・チェフがゴールマウスに。ルシオ、アシュリー・コール、カフー、ライアン・ギグス、ポール・スコールズ、カカ、ダビド・シルバ、エデン・アザール、リバウド、ディエゴ・フォルランと豪華メンバーがピッチに立った。 世界選抜は27分、オーバーラップしたカフーの右クロスから香港選抜のオウンゴールを誘うが、オフサイドで得点は認められず。すると31分、香港選抜の右クロスからリー・ホン・リムが決め、世界選抜は先制点を許してしまう。 追いついたのは38分。スコールズが左サイドでボールを奪うと、アザールが左ポケットでキープ。外から上がったギグスがパスを受けると、中を見る視線のフェイントからゴール左隅に流し込む。 攻め入りながらも度々カウンターを浴びる世界選抜。42分にもピンチを迎えたが、GKチェフの2連続セーブで凌ぐ。 しかし前半アディショナルタイム、攻めあぐねた世界選抜はロングカウンターから再び失点。リー・ホン・リムが2点目を奪う。ここでGKチェフが痛めたようで、交代を要求しながら前半を終える。 後半は本田がピッチへ。他にはGKデイビッド・ジェームズ、ネマニャ・ヴィディッチ、ギャリー・ケイヒル、バカリ・サーニャ、ルイス・ガルシア、ジブリル・シセが登場する。 本田も右サイドからゲームメイクに絡んでいくが、攻勢で入った香港選抜が50分に追加点。味方との連携からゴール前へ抜け出したジュ・インジーがループシュートを選択すると、GKジェームズが弾ききれずネットが揺れる。 ハーフタイムで退いたフォルランやギグスが再登場するなか、52分には右サイドで仕掛けた本田がグラウンダーのクロス。味方には合わない。 57分、左CKからケイヒルのヘディングシュートで襲いかかるが、これは左ポストに直撃。2点ビハインドの世界選抜は徐々にギアを上げていく。 反撃の一撃は75分のルイス・ガルシア。左サイドでキープしたギグスのクロスに頭から飛び込み、叩き込んだ。 そのまま追いつきたい世界選抜は、本田がシュート。相手GKが飛び出したところ、右サイド深い位置から右足で狙ったが、枠は捉えられない。すると88分、本田が世界選抜に貴重な同点ゴールをもたらす。右サイドでのキープから左足でクロス。合わせたシセのヘディングシュートをGKが弾くと、ルイス・ガルシアがすかさず押し込んだ。 後半アディショナルタイムにはギグスのクロスにルイス・ガルシアが頭で合わせたが、逆転は叶わず。3-3で90分を終え、PK戦に持ち込まれた。 ともに成功させていき、先攻の世界選抜は3人目のルイス・ガルシアがパネンカ。失敗なしでサドンデスに入ると、世界選抜6人目は本田が務め、ゴール右に落ち着いて成功。すると、GKジェームズが香港選抜6人目のシュートをストップ。世界選抜がPK戦の末に勝利を手にした。 世界選抜 3-3(PK: 6-5) 香港選抜 【世界】 ライアン・ギグス(前38) ルイス・ガルシア(後30、後43) 【香港】 リー・ホン・リム(前31、前45+1) ジュ・インジー(後5) 2025.02.01 23:12 Satアーセナルの人気記事ランキング
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