新潟Lが先制も逃げ切れず、追い付いた大宮Vは6試合連続ドロー【WEリーグ第14節】
2022.03.20 16:51 Sun
20日、「2021-22 Yogibo WEリーグ」第14節のアルビレックス新潟レディース vs 大宮アルディージャVENTUSがデンカビッグスワンスタジアムで行われ、1-1の引き分けに終わった。
前節、AC長野パルセイロ・レディースとの打ち合いを演じた新潟レディースは、4試合ぶりとなるホームゲームで先制に成功。右からクロスのクリアがファーへ流れると、上尾野辺めぐみが冷静に戻して園田悠奈がシュート。ディフレクションしたボールが園田瑞貴の前にこぼれると、すかさずプッシュして15分にネットを揺らす。
対する大宮VENTUSも直後に同点とする。最終ラインでボールを動かして左へ展開すると、仲田歩夢のクロスを井上綾香がDFに体を預けながら落とし、最後は前回対戦時にも得点していた髙橋美夕紀が右隅へ流し込んだ。
同点で迎えた後半の立ち上がりには大宮VENTUSがチャンスを創出。井上がボックス左の深い位置をとって折り返し、至近距離から髙橋がシュートを放つも枠の左に。
その後は両チームのストライカー、道上彩花、井上に決定機が訪れるも、互いにゴールを奪うことはできずにタイムアップ。第2節同様、1-1で勝ち点1を分け合っている。
アルビレックス新潟レディース 1-1 大宮アルディージャVENTUS
▽3月21日(月・祝)
ジェフユナイテッド市原・千葉レディース vs サンフレッチェ広島レジーナ
三菱重工浦和レッズレディース vs ちふれASエルフェン埼玉
▽3月19日(土)
INAC神戸レオネッサ 1-0 マイナビ仙台レディース
日テレ・東京ヴェルディベレーザ 4-3 ノジマステラ神奈川相模原
WE ACTION DAY(今節試合なし)
AC長野パルセイロ・レディース
前節、AC長野パルセイロ・レディースとの打ち合いを演じた新潟レディースは、4試合ぶりとなるホームゲームで先制に成功。右からクロスのクリアがファーへ流れると、上尾野辺めぐみが冷静に戻して園田悠奈がシュート。ディフレクションしたボールが園田瑞貴の前にこぼれると、すかさずプッシュして15分にネットを揺らす。
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AC長野パルセイロ・レディース
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font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/Cho8BMOvB8_/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Hikaru Kitagawa/北川ひかる(@hiiiiiiika14)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2022.08.26 09:55 Fri3
「このチームで優勝したかった」アジア競技大会連覇に貢献し注目浴びたS広島Rの中嶋淑乃がカップ優勝に歓喜、“広島の三笘”の愛称には「目標なので嬉しい」
サンフレッチェ広島レジーナのMF中嶋淑乃が、クラブ史上初のタイトル獲得を喜んだ。 14日、2023-24 WEリーグカップ決勝のサンフレッチェ広島レジーナvsアルビレックス新潟レディースが等々力陸上競技場で行われ、0-0のまま90分、延長戦が終了。PK戦の末に4-2でS広島Rが勝利し、優勝を決めた。 2021年秋に発足したチーム。WEリーグ開幕に合わせた新規クラブとなり、過去2シーズンは中位に終わっていた。 WEリーグ、皇后杯、そしてWEリーグカップのタイトルは“3強”と呼ばれる、INAC神戸レオネッサ、三菱重工浦和レッズレディース、日テレ・東京ヴェルディベレーザが分け合っていたが、その牙城を崩すことに成功した。 見事に優勝した中嶋は試合について「ボールを持ったら強気で縦に仕掛けようと思っていて、それが何度か出せていたので良かったと思います」とコメント。新潟Lの守備に苦しんだ場面も見られたが、「最初の1枚は剥がせるとして、その後のカバーを、仲間を使って剥がすのか、自分で行くのかということを考えてプレーしました」と、2人目の選手を剥がすのに苦労したという。 ゴールこそ120分間生まれなかったが、チャンスは何度か作っていたS広島R。「ビルドアップでは毎回相手の動きを見ながら、ポジションを変えながらということを意識しているので、今日もビルドアップは良かったと思います」と、チームとしてボールを上手く運べていた感覚はあったようだ。 また、チームの特徴でもある中盤でのインテンシティの高い守備も出せており、「前線から守備はやろうと話をしていたので、選手それぞれが声を掛け合ってどこで奪うのかということは共有できていたので、奪いどころは前半は良かったと思います」と、こちらも手応えを感じていたようだ。 ただ、ゴールはなし。「最後のところは雑になってしまっていたので、私自身もですけど、もう1つ冷静にプレーできれば良かったと思います」と、フィニッシュワークでの精度を上げる必要があることは認識済みのようだ。 スピードが特徴で、左サイドでのドリブル突破を得意とすることから、“広島の三笘”という愛称もある中嶋。そのことについては「目標にしている選手なので嬉しいですが、まだまだなので恐れ多いです」と、日本代表MF三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)を手本にしているという。仕掛けについては「私的には仕掛けることはできていましたが、決定的なパスの供給や自分でシュートまではいけなかったので、そこは課題だと思います」と語り、三笘のような決定的な仕事ができなかったことを課題に挙げた。 悲願の初優勝。チーム発足時に、なでしこリーグ2部のオルカ鴨川FCから加入した中嶋。PK戦には参加しなかったが、優勝が決まった瞬間涙も見せていた。 「このチームで優勝したかったので、3年目で優勝できて本当に嬉しかったです」と語る中嶋。先日まで日本女子代表としてアジア競技大会に参加しそこでも活躍。チームの連覇に貢献しており、WEリーグカップと合わせて連続優勝を経験した。 「アジア大会で優勝して、あまりこれまで優勝する経験がなかったのでめちゃくちゃ嬉しくて、来週レジーナでもしたいなという思いが強かったので、今日は本当にそういう気持ちをプレーに出せて良かったです」と喜びを語った。 これで1つ目標は達成。続くは11月に開幕を迎える3年目のWEリーグだ。 中嶋は「リーグは本当に厳しい戦いになると思うんですけど、1試合1試合大切にしてリーグでも優勝を狙っていきたいです」と2冠を目標に掲げ、新たなシーズンに向かっていく。 <span class="paragraph-title">【動画】レジーナの選手たちが優勝の歓喜をサポーターと分かち合う!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="qme" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%81%E3%82%A7%E5%BA%83%E5%B3%B6%E3%83%AC%E3%82%B8%E3%83%BC%E3%83%8A?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#サンフレッチェ広島レジーナ</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/WE%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%97%E6%B1%BA%E5%8B%9D?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#WEリーグカップ決勝</a> <a href="https://t.co/bp9bv673XV">pic.twitter.com/bp9bv673XV</a></p>— サンフレッチェ広島レジーナ【公式】 (@sanfrecceREGINA) <a href="https://twitter.com/sanfrecceREGINA/status/1713163365391139322?ref_src=twsrc%5Etfw">October 14, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.10.15 00:15 Sun4
「悔しかった」5度目のタイトル挑戦も準優勝、新潟Lの上尾野辺めぐみは“良い経験”と語る「楽しいゲームができた」
アルビレックス新潟レディースのキャプテンを務めるMF上尾野辺めぐみが、自身5度目の決勝を振り返った。 14日、2023-24 WEリーグカップ決勝のサンフレッチェ広島レジーナvsアルビレックス新潟レディースが等々力陸上競技場で行われ、0-0のまま90分、延長戦が終了。PK戦の末に4-2でS広島Rが勝利し、優勝を決めた。 2006年から新潟Lでプレーする上尾野辺。2011年、2013年、2015年、2016年と皇后杯では4度の決勝に進出するも、いずれもINAC神戸レオネッサに敗れ準優勝に終わった。 2021-22シーズンからWEリーグが発足し参入。その中で2022-23シーズンからスタートしたこのWEリーグカップでは初の決勝進出に。タイトル獲得に期待がかかったが、またしても準優勝に終わった。 2015年の皇后杯決勝は同じ等々力陸上競技場で行われ、1-0で敗れていた上尾野辺。今回の決勝に関しては「悔しかったですけど、こういう決勝の舞台を若い選手が経験してくれたことは良かったですし、試合はお互いが力を出して楽しいゲームができました」と語り、良いゲームであり、チームが経験を積めたことは良かったとした。 チームはWEリーグで8位、10位と中位以下で2シーズンを過ごした中、今シーズンのWEリーグカップでは手応えも。6試合を振り返り「守備のところは良くなってきたと思いますし、得点のところもこれまではあったので決め切るところ。あとはゴール前に入ったところの精度を上げたいです」と語り、決勝でも見られたフィニッシュの精度は課題として残るとした。 キャプテンでもあり、経験を重ねたベテラン選手となった上尾野辺。前回の等々力の決勝では、「自分が自分がじゃないですが、自分が決めてやる感じもありました」とコメント。ただ、「この7年を経て、若手に思い切りプレーしてもらうということを思うようになって、もちろん自分で得点に絡みたい気持ちもありましたけど、1人1人の役割があるので、それを全うしようと思いました」と、キャプテンらしい振る舞いができたと振り返った。 チームは今季からなでしこジャパンでも一緒にプレーし、小学生時代からのチームメイトでもある川澄奈穂美が加入。また、ノジマステラ神奈川相模原から元なでしこジャパンのMF杉田亜未も加わり、世代別代表を経験しているFW道上彩花と、個の能力を持つ選手も揃ってきた。 上尾野辺は「個人個人が技術を持っている選手が多いので、荒削りな部分はありますが、精度を上げればチームとして面白いサッカーができると思っています」とコメント。「自分自身もプレーしていて楽しいです」と高いレベルのサッカーができることを喜んだ。 バランスを取りながらも、攻撃に出ていく姿勢を忘れない上尾野辺。「今日はシステム的には前目でしたが、タイミングがあれば2ボランチになることを監督と話していました」と語り、「カウンターもあり、守備的になることも多かったですが、ちょっと120分の最後の方が前に出て、自分で点を狙いたい欲が出ましたが、バランスを取ろうと思いました」と、局面を見てしっかりと自分の特徴を出せるほど、冷静にプレーできていたようだ。 惜しくも準優勝に終わったWEリーグカップ。11月にはリーグ戦が開幕し、初戦でINAC神戸と対戦することが決まっている。 「INACさんもカップ戦の悔しさをぶつけてくると思います。決勝には進出しましたが、チャレンジャーとして戦うことを忘れずにやれたらと思います」 この流れをしっかりとリーグにつなげ、新潟Lの躍進を果たせるか。開幕が楽しみでもある。 2023.10.15 07:45 Sun5
