8年の任期を終えたJリーグ村井満チェアマン、今後は「サッカーを観戦する日々を楽しみに」
2022.03.15 18:43 Tue
8年にわたりJリーグのチェアマンを務めてきた村井満氏が、退任に際して最後の挨拶を行った。
Jリーグは15日、2022年度第1回社員総会および臨時理事会を開催。野々村芳和氏が第6代チェアマンに就任した。
この日をもって任期を終える村井チェアマンは、理事会後の会見の冒頭に挨拶。8年間という長い間、様々な苦難を乗り越える時期にありながらも大きな変革を行ってきたことを振り返り、未来へとバトンを渡した。
「今日2022年の第1回社員総会を開催し、新たなチェアマンの野々村さんを含め15名の理事、3名の監事を選任させていただきました」
「本日をもって8年にわたる私の任期を終えることになりますが、多くの関係者の皆様、メディアの皆様に支えられてきたことを御礼申し上げます」
「我々理事や関係者、職員だけでは成し遂げられないことを、ご意見をいただき、叱咤激励をしていただいて、やりくりできたなと改めて思っております」
「今後、野々村さんがJリーグを率いていきますが、経験豊富、実績も十分、覚悟も十分、そして若さもあります」
「今日招集された理事のみなさんも、新たな可能性を秘めている方がたくさんおりますので、ぜひ色々な話を聞いてあげていただければと思います。多くのJリーグの夢が込められていると思いますので、よろしくお願いします」
「私はスタジアムでも行ってサッカーを観戦する日々を楽しみにしております。今度の代表戦のベトナム戦のチケットが取れずに苦労していますが、Jリーグのクラブが満員で私がチケットを買えないくらいの風景になってもらえればと思います。これまで大変お世話になりました」
村井氏は、早稲田大学からリクルートに入社。その後、2014年1月31日に大東和美氏の後を受けて第5代日本プロサッカーリーグ理事長(チェアマン)に就任した。
就任直後の2014年3月8日には、浦和レッズvsサガン鳥栖の試合で差別的な横断幕が掲出されたことを受け、浦和にJリーグで初となる無観客試合の制裁を決定するというスタートに。その後は、明治安田生命保険とタイトルパートナー契約を結ぶと、「DAZN」との放映権契約など、様々な変革を起こしてきた。
一方で、熊本地震などの自然災害、さらには2020年に発生した新型コロナウイルス(COVID-19)など、リーグ運営が妨げられる事案が多数発生。しかし、毅然とした対応と、機動性を持った対応力で組織を動かし、4期8年という任期を全う。さらに、指名制だったチェアマン専任も、選考プロセスを設けて決定するなど、大きな変化をもたらしてきた。
なお、Jリーグの名誉会員に選任されている。
Jリーグは15日、2022年度第1回社員総会および臨時理事会を開催。野々村芳和氏が第6代チェアマンに就任した。
「今日2022年の第1回社員総会を開催し、新たなチェアマンの野々村さんを含め15名の理事、3名の監事を選任させていただきました」
「本日をもって8年にわたる私の任期を終えることになりますが、多くの関係者の皆様、メディアの皆様に支えられてきたことを御礼申し上げます」
「至らないことばかりで、次から次へと問題がやってきてはバタバタとしていました」
「我々理事や関係者、職員だけでは成し遂げられないことを、ご意見をいただき、叱咤激励をしていただいて、やりくりできたなと改めて思っております」
「今後、野々村さんがJリーグを率いていきますが、経験豊富、実績も十分、覚悟も十分、そして若さもあります」
「今日招集された理事のみなさんも、新たな可能性を秘めている方がたくさんおりますので、ぜひ色々な話を聞いてあげていただければと思います。多くのJリーグの夢が込められていると思いますので、よろしくお願いします」
「私はスタジアムでも行ってサッカーを観戦する日々を楽しみにしております。今度の代表戦のベトナム戦のチケットが取れずに苦労していますが、Jリーグのクラブが満員で私がチケットを買えないくらいの風景になってもらえればと思います。これまで大変お世話になりました」
村井氏は、早稲田大学からリクルートに入社。その後、2014年1月31日に大東和美氏の後を受けて第5代日本プロサッカーリーグ理事長(チェアマン)に就任した。
就任直後の2014年3月8日には、浦和レッズvsサガン鳥栖の試合で差別的な横断幕が掲出されたことを受け、浦和にJリーグで初となる無観客試合の制裁を決定するというスタートに。その後は、明治安田生命保険とタイトルパートナー契約を結ぶと、「DAZN」との放映権契約など、様々な変革を起こしてきた。
一方で、熊本地震などの自然災害、さらには2020年に発生した新型コロナウイルス(COVID-19)など、リーグ運営が妨げられる事案が多数発生。しかし、毅然とした対応と、機動性を持った対応力で組織を動かし、4期8年という任期を全う。さらに、指名制だったチェアマン専任も、選考プロセスを設けて決定するなど、大きな変化をもたらしてきた。
なお、Jリーグの名誉会員に選任されている。
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