昨夏引退のフンテラール氏が古巣アヤックスでマネジメント業務をスタート!
2022.03.14 14:26 Mon
アヤックスは13日、クラブOBで元オランダ代表のクラース・ヤン・フンテラール氏(38)が、アシスタントという形でチームマネジメントに携わっていくことを発表した。契約は2024年夏までとなっている。
アヤックスでは今年2月、スポーツ・ディレクター(SD)として辣腕を振るっていたマルク・オーフェルマルス氏の女性問題が発覚。長期にわたって数名の同僚の女性に猥褻なメッセージや写真を送っていたことが明るみになり、辞任に至った。
以降はエリク・テン・ハグ監督とテクニカル・マネージャーのゲリー・ハムストラ氏の2人でチームのディレクションのほとんどを賄っていたが、そこにフンテラール氏がアシスタントとしてサポートしていくことになった。
アヤックスによれば、ゆくゆくはフットボール・ディレクター任命を目標としているようで、今夏からピッチ外での役割をさらに発展させるため、講習を受ける予定とのことだ。
新たな一歩を踏み出したフンテラール氏はクラブ公式サイトを通じて喜びの声をあげている。
「今はコーチの勉強もしていて、その知識も今後アヤックスで役に立つはずだ。特に楽しみなのは、既存の組織と協力して私の見解をアウトプットしていくだけでなく、より発展させたいと思うテーマに貢献できることだ」
フンテラール氏は現役時代にアヤックスに2度在籍。1度目は2006年1月にヘーレンフェーンから加入し、2009年1月のレアル・マドリー移籍につなげた。2度目は2017年夏。シャルケでの7年に及ぶ活躍の後、1年契約で加入したが、その後3年半に渡ってプレー。2018-19シーズンにはエールディビジとKNVBカップの二冠に貢献した。
2021年1月には2部降格の危機に瀕していたシャルケに復帰するも、救援虚しくクラブは2部降格。同年6月に退団し、事実上の引退となっていた。
アヤックスでは今年2月、スポーツ・ディレクター(SD)として辣腕を振るっていたマルク・オーフェルマルス氏の女性問題が発覚。長期にわたって数名の同僚の女性に猥褻なメッセージや写真を送っていたことが明るみになり、辞任に至った。
以降はエリク・テン・ハグ監督とテクニカル・マネージャーのゲリー・ハムストラ氏の2人でチームのディレクションのほとんどを賄っていたが、そこにフンテラール氏がアシスタントとしてサポートしていくことになった。
新たな一歩を踏み出したフンテラール氏はクラブ公式サイトを通じて喜びの声をあげている。
「クラブのピッチ外での仕事に以前から興味があって、この分野で自分の知識を広げたいと思っていた。アヤックスが用意してくれた道だからできることだ。ここに戻ってこられて嬉しいし、これから何が起こるか楽しみにしているよ」
「今はコーチの勉強もしていて、その知識も今後アヤックスで役に立つはずだ。特に楽しみなのは、既存の組織と協力して私の見解をアウトプットしていくだけでなく、より発展させたいと思うテーマに貢献できることだ」
フンテラール氏は現役時代にアヤックスに2度在籍。1度目は2006年1月にヘーレンフェーンから加入し、2009年1月のレアル・マドリー移籍につなげた。2度目は2017年夏。シャルケでの7年に及ぶ活躍の後、1年契約で加入したが、その後3年半に渡ってプレー。2018-19シーズンにはエールディビジとKNVBカップの二冠に貢献した。
2021年1月には2部降格の危機に瀕していたシャルケに復帰するも、救援虚しくクラブは2部降格。同年6月に退団し、事実上の引退となっていた。
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サッカーファンなら誰もが一度は見たことがあるであろう歴史に残るスーパーゴール。今回の企画『Incredible Goals』(信じられないゴール)では、これまでに生まれた驚愕のゴールを紹介していく。 今回は元オランダ代表MFのヴェスレイ・スナイデル氏がアヤックス時代に決めたゴールだ。 <div id="cws_ad">◆若き日のスナイデルが決めた豪快なロングシュート<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJadndlVmU0RCIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> レアル・マドリーやインテルなどで活躍し、数多くのタイトルを勝ち取った名手スナイデル氏。2019年夏に現役を引退するまで、その類い稀なフットボールセンスで観客を魅了した。 そんなスナイデル氏はオランダの名門アヤックスで育ったが、そのアヤックス時代の2007年3月18日に行われたエールディビジ第29節のPSV戦では豪快なロングシュートを決めている。 アヤックスが先制し、1-0とリードして迎えた44分、右サイドでボールを持ったスナイデルは、鋭いカットインで中央へ方向を変える。スペースを作り出したスナイデルは、充分な助走を取って左足を一閃。 ボックスの外から放たれたシュートは、鋭い弾道でカーブしながらゴールへ向かうと、GKのリーチから完全に離れたゴール左上のコースに飛んでいき、サイドネットに突き刺さった。 このゴールで相手を突き放したアヤックス。その後も得点を重ね、5-1で勝利している。 2020.10.15 12:00 Thu4
【平成史に残るレジェンドチーム50選】vol.7 “ファン・ハールの最高傑作”圧巻の強さでCL&国内リーグ戴冠/アヤックス[1994-95]
1989年1月8日に日本で始まった「平成」。日本では31年にわたって使用されてきたが、2019年4月30日をもってその時代が終わりを告げる。 日本サッカーにおいても激動の時代であった「平成」だが、目をヨーロッパに向け、同じ時代で印象に残ったレジェンドチームを超ワールドサッカー編集部が選出。記憶や記録に残る50チームを紹介していく。 <div style="position: relative;margin: 2em 0;padding: 25px 10px 7px;border: solid 2px #FFC107;"><span style="position: absolute;display: inline-block;top: -2px;left: -2px;padding: 0 9px;height: 25px;line-height: 25px;vertical-align: middle;font-size: 17px;background: #FFC107;color: #ffffff;font-weight: bold;">vol.7</span><p style="margin: 0; padding: 0;font-weight:800">1994-95シーズン/アヤックス 〜ファン・ハールの最高傑作〜</p></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/1994-95ajax.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brians,LTD.<hr></div><div style="padding: 0.5em 1em;margin: 2em 0;border: double 5px #4ec4d3;"><p style="margin: 0; padding: 0;">監督:ルイス・ファン・ハール(42) 獲得タイトル:チャンピオンズリーグ、エールディビジ 攻撃力10:★★★★★★★★★★ 守備力8:★★★★★★★★☆☆ タレント9:★★★★★★★★★☆ 連係10:★★★★★★★★★★ 選手層6:★★★★★★☆☆☆☆</p></div> <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">圧巻の強さでCL&国内リーグ戴冠</div> 当時のアヤックスは、ユース育成プログラムが結実したチームだった。ダービッツやセードルフ、ファン・デル・サール、クライファート、デ・ブール兄弟など、下部組織出身の若手選手がチームの中核を担った。チームを率いていたのは、1991年にアシスタントコーチから監督に昇格して4年目のシーズンとなるファン・ハール。前年に続く連覇を狙ったシーズンだった。そのエールディビジでは27勝7分無敗、106得点28失点という圧巻の数字で見事に優勝を果たした。そして、1990年代最強とも恐れられたチームは、CLでも強さを発揮する。準決勝でバイエルンを2試合合計5-2で撃破すると、勢いそのままに臨んだ決勝のミラン戦もクライファートの決勝弾で1-0と勝利。ビッグイヤー戴冠を果たした。 しかし、その後のアヤックスは低迷していく。理由は、1995年に出されたボスマン判決だ(契約満了した選手が他クラブへ自由に移籍することを法的に保護)。ボスマン判決により、アヤックスは欧州ビッグクラブの草刈場とも言える状況に晒され、有望な若手が次々と国外へ流失することになった。この結果、アヤックスはそれまでよりも欧州で成功を収めることが困難になってしまった。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">伝統的スタイル</div> 布陣は、アヤックスの伝統である3トップの3-4-3。ナイジェリアのフィニディ・ジョージとオランダのオーフェルマルスという、抜群のスピードを活かしたドリブルを武器とするウインガーを両翼に配したサイドアタックが最大の武器だった。彼らのお膳立てを受けたのが、リトマネンとクライファート。デビューシーズンのクライファートはフィニッシャーとしてゴールを量産。リトマネンはシャドウストライカー的な役割を担い、相手DFを混乱させた。 ゲームを組み立てるのは、インサイドハーフのセードルフとロナルド・デ・ブール。両者共に万能型で、テクニック、パス、ドリブルなどを高いレベルで兼ね備えるプレーメイカーだった。また、中盤のフィルター役は、キャリア終盤のライカールトやダービッツが務め、相手のチャンスの芽を効率よく摘んでいた。そして、攻撃的フットボールを支えるのに重要なDF陣には、フランク・デ・ブールとブリント、ライツィハーが名を連ねている。当時、ハイラインだった最終ラインをしっかりまとめあげたベテランのブリント、機動力を備えるF・デブールとライツィハーは広範囲をカバーした。もちろん、“足元の技術で魅せた最初のGK”である若き日のファン・デル・サールの存在も忘れてはならない。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ピックアップ・プレイヤー</div> <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">FWパトリック・クライファート(18)</span> アヤックスの下部組織出身だったクライファートは、このシーズンにトップチームのファン・ハール監督に見出されてデビュー。若さに見合わず安定してゴールを挙げ続けると、最終的にリーグ戦18ゴールという記録を残した。CL決勝のミラン戦では途中出場となったものの、85分に決勝点を奪取。クラブにとって22シーズンぶりとなる欧州タイトル獲得に貢献し、“アヤックスが誇るヤングスター”として、広く認知されるようになった。そして、1997年にはボスマン・ルールを行使してミランに移籍。その後、1998年にバルセロナへ移籍し、ファン・ハールと再会している。 2019.04.06 22:00 Sat5