鎌田が公式戦連発の逆転弾、フランクフルトが浅野先発ボーフムに勝利《ブンデスリーガ》

2022.03.14 03:31 Mon
Getty Images
ブンデスリーガ第26節、フランクフルトvsボーフムが13日に行われ、2-1でフランクフルトが勝利した。フランクフルトのMF鎌田大地はフル出場、DF長谷部誠はベンチ入りも出場せず。ボーフムのFW浅野琢磨は60分までプレーしている。
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10位フランクフルト(勝ち点34)は前節、ヘルタ・ベルリンに快勝。4点目をアシストした鎌田は、3日前に行われたヨーロッパリーグのベティス戦でも先発しゴールを挙げた。その鎌田がスタメンとなり長谷部はベンチスタートとなった。対する11位ボーフム(勝ち点32)は前節、最下位グロイター・フュルトに勝利。途中出場だった浅野は先発に戻った。
鎌田が[3-4-2-1]の2シャドーの一角で、浅野が[4-3-3]の右ウイングでスタートした日本人対決。

開始2分、鎌田がヒザで合わせたシュートがわずかに枠を外れたフランクフルトが攻勢に出る入りとなったが、先制したのはボーフム。
19分、右サイド低い位置からのスタフィリディスのFKをポルターがヘッドで決めた。さらに24分にはボーフムに追加点のチャンス。ボックス左に抜け出したホルトマンのクロスをゴール前に飛び込んだ浅野が合わせたが、シュートはGKトラップのファインセーブに阻まれた。

前半半ば以降もフランクフルトがボールを握る展開となったが、1点ビハインドのまま前半を終えた。

それでも迎えた後半開始2分に追いつく。鎌田のパスを受けたボックス右のクナウフのクロスをリンドストロームがシュート。これがDFに当たってコースが変わりネットを揺らした。

さらに52分、フランクフルトが一気に逆転する。決めたのは公式戦連発となる鎌田。サイド攻撃の流れから、クナウフの右クロスをリンドストロームが合わせたシュートを、ゴール前の鎌田が押し込んだ。

逆転されたボーフムは60分に浅野ら3選手を変更。押し込む時間を増やしたものの好機を作るには至らない。

カウンターで牽制し、主導権を渡さないフランクフルトは1点のリードを保ってそのまま逃げ切り。リーグ戦2連勝としている。

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Images<hr></div>ブンデスリーガ出場試合数:14(先発:11)ゴール数:3 DFBポカール出場試合数:1(先発:1)ゴール数:1 評価: <span style="color:#ff3300">★★★</span>☆☆ ◆移籍成功 降格したケルンからブレーメンに新天地を求めた大迫。ロシア・ワールドカップでゴールを決めるなど存在感を示した大迫はその勢いのまま、新チームでも一定の活躍を見せた。伝統的に攻撃色の強いチームカラーであるブレーメンに大迫はうまくフィットし、第9節終了時には4位とチーム共々、好スタートを切った。ただ、その後失速したチームは10位で前半戦を終えており、大迫としては3ゴールに終わった得点数を後半戦に伸ばしたいところだ。 ★原口元気[ハノーファー]<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190106_38_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>ブンデスリーガ出場試合数:14(先発:8)ゴール数:0 DFBポカール出場試合数:1(先発:1)ゴール数:0 評価: <span style="color:#ff3300">★★</span>☆☆☆ ◆守備に奔走 昨季後半、昇格に貢献したデュッセルドルフではなく、ハノーファーが新天地となった原口。背番号10を背負い、意気揚々と臨んだはずのシーズンだったが、元々ハードワークが売りの無骨なチームであるハノーファーでは、ヘルタ・ベルリン時代同様に守備に奔走することになった。大半のチームがハノーファーより格上であることから3バックの右ウイングバックを務めた原口は守備をせざるを得ず、苦しいプレーが続いた。当然ゴールも奪えずチームも17位に沈み、後半戦に向けて不安が募る前半戦となった。 ★浅野拓磨[ハノーファー]<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190106_38_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>ブンデスリーガ出場試合数:7(先発:6)ゴール数:0 DFBポカール出場試合数:2(先発:2)ゴール数:1 評価: <span style="color:#ff3300">★</span>☆☆☆☆ ◆ケガ続きでアピールできず 昨季のシュツットガルトに続き、同じブンデスリーガのハノーファーへのレンタル移籍となった浅野。カウンター主体のチームで彼の走力が生きそうな予感もしたが、如何せん負傷が多く、肝心なところでチャンスをフイにしてしまった。結局、リーグ戦でゴールは奪えず、チームの力になることはできずじまいだった。 ★宇佐美貴史[デュッセルドルフ]<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190106_38_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>ブンデスリーガ出場試合数:12(先発:8)ゴール数:1 DFBポカール出場試合数:1(先発:1)ゴール数:0 評価: <span style="color:#ff3300">★★</span>☆☆☆ ◆徐々にチームの力に 昇格に貢献したデュッセルドルフに残留した宇佐美。W杯の影響で合流が遅れたために開幕当初はなかなか出場のチャンスが巡ってこなかったが、宇佐美の能力を勝手知ったるフンケル監督によって前半戦終盤に出場のチャンスが回り、期待に応えて見せた。課題の守備をこなしつつ、ゴールに絡むプレーを見せた宇佐美の活躍もあって、チームは最下位を脱出し、3連勝で前半戦を終えることに成功した。 ★久保裕也[ニュルンベルク]<div 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