【ELラウンド16まとめ】セビージャがホームで先勝!アタランタはレバークーゼンとの打ち合いを制す

2022.03.11 07:15 Fri
Getty Images
ヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16の1stレグが10日に開催された。

ELグループステージ首位通過8チームと、プレーオフ突破8チームで争われるラウンド16。

CL敗退組として決勝トーナメントのプレーオフから途中参加となった大会最多6度の優勝を誇るセビージャは、グループHを首位で通過したウェストハムと対戦し、1-0で勝利した。
試合は立ち上がりからセビージャが攻勢を仕掛けた中、ウェストハムは11分、敵陣で獲得したFKから浮き球のパスをライスが頭で折り返すと、最後は走りこんだヴラシッチがダイビングヘッドで合わせたが、シュートはGKボニの正面を突いた。

対するセビージャは28分、アクーニャの斜めのパスをボックス中央に走りこんだムニルが左足で合わせたが、これはゴール左に外れた。さらに29分には、ヘスス・ナバスの右クロスからエン=ネシリがヘディングシュートを放ったが、これは相手GKにキャッチされた。
ゴールレスで迎えた後半、セビージャはセットプレーからスコアを動かす。59分、ボックス右横で獲得したFKからアクーニャがクロスを供給すると、ファーサイドでフリーのムニルがハーフボレーシュートをゴール右隅に突き刺した。

先制したセビージャは、71分にも中盤でパスカットしたコロナのスルーパスをボックス左で受けたオカンポスがコントロールショットを放ったが、このシュートはゴール右に逸れた。

その後、同点弾を狙うウェストハムに押し込まれる場面も見られたが、冷静に凌いだホームのセビージャが1-0で先勝した。

また、セリエAで6位に位置するアタランタとブンデスリーガで3位に位置するレバークーゼンの強豪対決は、3-2でアタランタが勝利した。

試合はレバークーゼンが11分に先制する。ディアビの横パスをバイタルエリア中央で受けたヴィルツがパラシオスとのパス交換で相手マークを外すと、ボックス内へラストパス。これに反応したアランギスが狙いすましたダイレクトシュートをゴール右隅に流し込んだ。

先制を許したアタランタはすぐに反撃に出る。すると23分、ボックス左のムリエルとのパス交換でボックス中に侵入したマリノフスキーがゴール右にシュートを突き刺した。

試合を振り出しに戻したアタランタは、25分にも中盤でのパスカットからショートカウンターを仕掛けると、マリノフスキーのラストパスを受けたムリエルがゴールネットを揺らし、逆転に成功した。

迎えた後半、再びスコアを動かしたのはアタランタだった。49分、マリノフスキーのパスをボックス中央で受けたムリエルがゴール右にシュートを流し込んだ。

2点を追う展開となったレバークーゼンは、63分に敵陣でのルーズボールを拾ったディアビがボックス右手前から中に切り込みシュート。左足から放たれたボールはゴール左隅に吸い込まれた。

その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指したが、追加点は生まれず。試合はそのまま3-2でアタランタが勝利している。その他の結果は以下の通り。

◆ELラウンド16 1stレグ
▽3/10(木)
セビージャ 1-0 ウェストハム
アタランタ 3-2 レバークーゼン
バルセロナ 0-0 ガラタサライ
ブラガ 2-0 モナコ
レンジャーズ 3-0 ツルヴェナ・ズヴェズタ

▽3/9(水)
ポルト 0-1 リヨン
ベティス 1-2 フランクフルト

《試合不開催》
RBライプツィヒ vs スパルタク・モスクワ

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