ヤルモレンコがロシア人選手に問う「なぜ略奪を許したまま座っていられるんだ」

2022.03.03 15:59 Thu
Getty Images
ウェストハムウクライナ代表FWアンドリー・ヤルモレンコが、ロシア人サッカー選手に向けて奮起を促している。
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ロシアの軍事侵攻を機に激化の一途を辿るウクライナ情勢。同国内ではすでに2000人を超える民間人が犠牲になったと伝えられている。母国の危機を憂うヤルモレンコは、クラブから特別休暇が与えられているが、現地にいる家族が心配でろくに睡眠が取れていないようだ。デイビッド・モイーズ監督によれば、24時間常に携帯電話を離さず、家族と連絡を取り合っている状態なのだという。
そんなヤルモレンコがインスタグラムを更新。沈黙を貫くロシア人選手たちに“発信”を促した。

「僕はサンクトペテルブルクで生まれ、ウクライナで育った。自分のことを100%ウクライナ人だと思っている」
「ロシア代表の選手たちに聞きたいことがある。なぜあなた方は略奪を許したまま、何も言わず座っていられるんだい?」

「僕らの国では人々が殺され、妻も母も子供も命が奪われている。それなのに口を閉ざしたままだ。なぜ何も発しないんだ」

「多くのロシア人の知人がいるけど、みんな口を揃えて『大統領が間違ったことをしているはずがない』と言う」

「みんな、君たちは大きな影響力を持っているんだ。それを見せてくれ、お願いだから。君たちがカメラの前でタマ(睾丸)を見せるのが好きなことは知っているよ。だけど今は、実際にタマ(勇気)を見せる時なんだ」

なおウクライナでは、ボクシング界のレジェンドで現在はキエフ市長を務めるビタリ・クリチコ氏(50)と、その弟で同じくボクシングで数々の栄光を掴んできたウラジミール・クリチコ氏(45)、さらには元世界3階級制覇のワシル・ロマチェンコ氏(34)、3団体ヘビー級王者のオレクサンドル・ウシク氏(35)らが武装蜂起。

そして、サッカー界から戦線に加わっていた、カルパティ・リビウ(ウクライナ2部)のユースチーム所属のビタリー・サピロ(21)と、地域のアマチュアチームであるFCゴストメルのドミトロ・マルティネンコ(25)は、戦場で命を落としている。

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