FIFA、UEFAがロシアの大会参加を認めず…W杯予選PO、ELが対象
2022.03.01 12:43 Tue
国際サッカー連盟(FIFA)と欧州サッカー連盟(UEFA)は2月28日、ロシアに対する制裁を発表した。
2月24日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、ウクライナへの軍事侵攻を決断。各地で攻撃が進む中、多くの犠牲者が出ている。
この侵攻に対して各国から制裁が下されている中、サッカー界でも制裁が下され、FIFAはロシアでの試合開催やチーム名にロシア代表を名乗れないこと、国旗や国歌を使えないなどの制裁を下していた。
しかし、この対応には欧州各国が反発。独自にロシアとの試合をボイコットする声明を出すなどしていた。
3月にはカタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選プレーオフが控えており、ロシアは参加。しかし、初戦で対戦するポーランド、グループが同じスウェーデン、チェコもボイコットする旨を発表していた。
「FIFAの理事会及びUEFAの執行委員会が採択した最初の決定では、追加措置の採用が想定されていた。しかし、FIFA及びUEFAは本日、代表チーム、クラブチームを問わず、全てのロシアチームを、追って通知があるまでFIFA及びUEFAの両大会への参加を停止することを共に決定した」
「これらの決定は、このような緊急の問題に関して両機関の最高意思決定機関であるFIFA理事会及びUEFA執行委員会によって、それぞれ本日採択されたものである」
「サッカーはここで完全に結束し、ウクライナで影響を受けた全ての人々と完全に連帯している。両会長は、サッカーが再び人々の団結と平和のためのベクトルとなるよう、ウクライナの状況が大幅かつ迅速に改善されることを望んでいる」
ロシア代表の他、ヨーロッパリーグにスパルタク・モスクワが参加しているが、出場が不可となる。
2月24日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、ウクライナへの軍事侵攻を決断。各地で攻撃が進む中、多くの犠牲者が出ている。
この侵攻に対して各国から制裁が下されている中、サッカー界でも制裁が下され、FIFAはロシアでの試合開催やチーム名にロシア代表を名乗れないこと、国旗や国歌を使えないなどの制裁を下していた。
3月にはカタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選プレーオフが控えており、ロシアは参加。しかし、初戦で対戦するポーランド、グループが同じスウェーデン、チェコもボイコットする旨を発表していた。
これを受け、FIFAとUEFAは新たな制裁を科すことを決定。ロシアの大会参加を認めないとした。
「FIFAの理事会及びUEFAの執行委員会が採択した最初の決定では、追加措置の採用が想定されていた。しかし、FIFA及びUEFAは本日、代表チーム、クラブチームを問わず、全てのロシアチームを、追って通知があるまでFIFA及びUEFAの両大会への参加を停止することを共に決定した」
「これらの決定は、このような緊急の問題に関して両機関の最高意思決定機関であるFIFA理事会及びUEFA執行委員会によって、それぞれ本日採択されたものである」
「サッカーはここで完全に結束し、ウクライナで影響を受けた全ての人々と完全に連帯している。両会長は、サッカーが再び人々の団結と平和のためのベクトルとなるよう、ウクライナの状況が大幅かつ迅速に改善されることを望んでいる」
ロシア代表の他、ヨーロッパリーグにスパルタク・モスクワが参加しているが、出場が不可となる。
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