【J1開幕直前ガイド|浦和レッズ】6年ぶりのリーグ制覇、そして3度目のアジア制覇へ改革2年目で「飛躍」なるか

2022.02.19 10:19 Sat
©超ワールドサッカー
18日、2022シーズンの明治安田生命J1リーグが開幕を迎えた。
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今シーズンから18クラブに戻り、昇格・降格が従来の形に戻ることに。コロナ禍で変則的だったシーズンが、コロナ前の状態に戻ることとなる。開幕を前に超ワールドサッカー編集部が、戦力分析やシーズンの目標、注目ポイントに加え、Jリーグの開幕キャッチコピーとして発表された「#Jが世界を熱くする」にあやかり、注目選手として世界を熱くしそうな選手をピックアップした。
浦和レッズ
2021シーズン成績:6位(18勝9分け11敗)

◆戦力分析
リカルド・ロドリゲス監督が改革を始めて2シーズン目。その動きを示すかのように、期限付き移籍を含めて23名がチームを去った。そのうち半数以上の12名が完全移籍。コンスタントに試合に出場していた選手、長年チームを支えた選手など、浦和というクラブに貢献してきた選手たちが多い。

ただ、改革がスタートした昨季は明らかにこれまでの浦和とは変化した。リカルド監督のサッカーが定着するまで時間を要したが、最終的に天皇杯で優勝。そのチームを支えたのは、昨季加入した新戦力が中心だった。

今季も戦力としては各クラブの主軸を補強することに成功。DF犬飼智也(←鹿島アントラーズ)、DF知念哲矢(←FC琉球)、DF大畑歩夢(←サガン鳥栖)、DF馬渡和彰(←大宮アルディージャ)を迎えた。さらに、リカルドサッカーの申し子であるMF岩尾憲(←徳島ヴォルティス)まで獲得。その影響力はFUJIFILM SUPER CUP2022で川崎フロンターレを圧倒した。

監督のサッカーを体現できる選手たちが揃い始めた浦和。昨シーズンからの上積みを行えていることは間違いなさそうだ。

◆目標

2022シーズンのチーム目標は、リーグ制覇だ。昨季はチームの改革1年目。新たなスタイルを身につけるには時間を要したが、着実にサッカーは変化し、シーズンを追うごとに精度も上がった。その結果、最後に天皇杯というタイトルを手にした。

アジアでの戦いも復活するが、焦点はリーグ制覇だろう。昨季は6位。浮き沈みがありながらも上位グループには入った。ただ、トップの川崎Fとは差がある状況。目の前で優勝を決められた悔しさもある。その中で、上積みにプラスアルファでどこまで差を埋めていけるかだ。

もちろん出るからにはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の制覇も視野に入れる。日本勢では唯一複数優勝を経験。アジアに浦和ありと思わせるには、3度目の優勝を目指す他ない。リーグ優勝、そしてアジア制覇を果たすだけの力はつくはずだ。

◆Jから世界を熱くしてくれそうな選手
MF伊藤敦樹(23)

今シーズンの注目選手には、MF伊藤敦樹を挙げたい。

プロ1年目の昨季は先発出場をメインに36試合に出場し1得点を記録。チームの中盤を支える役割を担った。持ち前のサッカーセンスで戦術理解も高く、リカルド監督のサッカーにも順応するのが早かった。

今シーズンは中盤により厚みが出たこともあり、中央ではなくサイドでのプレー機会も増えそうだ。スーパーカップでは、左サイドハーフで先発。その後中でもプレーしたが、補完性が高いだけに状況を判断して中と外を使い分け、ボランチとしてもプレーする。

岩尾というお手本になる選手が今季は近くにいる。よりリカルドサッカーを吸収し、さらに飛躍する1年となるか注目だ。

◆注目ポイント

注目は「飛躍」の年にするという3年計画の2年目で実際に「飛躍」できるかだ。前述の通り、目標はリーグ制覇、そしてACL制覇。2つのタイトルを手にすることは、まさに「飛躍」と言えるだろう。

2017年にACL、2018年と2021年に天皇杯で優勝。2019年は3度目の優勝を目指したACLで準優勝に終わっていた。リーグ優勝は2016年が最後。その後の最高位は5位であり、リーグ戦では長らく寂しい結果に終わっている。

その中で、希望に満ちた1年を過ごして迎えた2年目、改革の途中ではあるが、一定の成果を残さなければいけない。アグレッシブに選手たちがハードワークする姿はシーズン初戦で見えた。あとはこれを継続できるか。その先には、タイトルが待っているだろう。

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【J1注目プレビュー|第29節:町田vs浦和】首位を守るためにも国立で勝利を、監督交代の浦和は何を見せるか

【明治安田J1リーグ第29節】 2024年8月31日(土) 18:00キックオフ FC町田ゼルビア(1位/54pt) vs 浦和レッズ(13位/35pt) [国立競技場] <span class=“paragraph-subtitle">◆2位に迫られる中で国立勝利を【FC町田ゼルビア】</span> 前節はアウェイでアルビレックス新潟と対戦し0-0のゴールレスドロー。終盤戦に入っていく中で、2位以下との差がどんどんと迫っている。 後半戦は4戦無敗、3連勝スタートと独走すつと思われたが、直近5試合は1勝2分け2敗と勝ち点を落としている。 その中で今節は得意としていない国立での戦い。相手は程近い埼玉かやってくる浦和だ。 しっかりと勝利したい町田は、日本代表に3選手が選ばれることに。谷晃生、中山雄太はこれまでも呼ばれていたが、ついに望月ヘンリー海輝が初招集。飛躍している大卒ルーキーが代表選出後にどんなパフォーマンスを見せるか注目だ。 戦い方としてはこれまでの浦和を想定して準備をしてきたはず。新監督のチームを相手にどう戦うかも見ものだ。 ★予想スタメン[4-4-2] GK:谷晃生 DF:望月ヘンリー海輝、昌子源、中山雄太、杉岡大暉 MF:荒木駿太、白崎凌兵、下田北斗、藤本一輝 FW:藤尾翔太、オ・セフン 監督:黒田剛 出場停止:仙頭啓矢 契約上出場不可:柴戸海 <span class="paragraph-subtitle">◆突然の監督交代、何を見せる【浦和レッズ】</span> 4年で4度目の監督交代。クラブとして完全に迷走しているのは明らかな浦和レッズは、13位と低迷した結果、ペア・マティアス・ヘグモ監督との契約を解除した。 期待したほどの成長はなく、成績も残留争いに近づいている中、監督交代という結末になったことは理解できる。ただ、選手の負傷、夏に主軸の相次ぐ移籍と、監督ばかりの責任とも言えない状況でもある。クラブとして、失敗続きのシーズンとなる中で、どう反省するかがポイントとなる。 マチェイ・スコルジャ監督の電撃復帰という驚きの結果となったが、ビザの関係などもあり指揮が執れる状況でもない。苦しいチームをどう立て直すのか、クラブ一丸となって取り組む必要があるだろう。 リーグ戦は5試合勝利なし。ここ2試合は引き分けているが、新体制になるまでの間、ずるずると勝てない試合を続けるわけにもいかない。首位を叩いて、息を吹き返したい。 ★予想スタメン[4-2-3-1] GK:西川周作 DF:石原広教、井上黎生人、マリウス・ホイブラーテン、大畑歩夢 MF:安居海渡、サミュエル・グスタフソン MF:大久保智明、渡邊凌磨、関根貴大 FW:ブライアン・リンセン 暫定監督:池田伸康 2024.08.31 15:25 Sat
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雷雨でハーフタイムに中止となった浦和vs川崎Fは11月22日に再開、1-0の状態で後半45分間を戦うことに

Jリーグは6日、雷雨の影響で後半が中止となっていた明治安田J1リーグ第28節の浦和レッズvs川崎フロンターレの再開試合日を発表した。 8月24日(土)に行われていた浦和vs川崎F。ハーフタイムを迎えたところで雷雨が激しくなると、後半のキックオフ時間が後ろ倒しに。しかし、その後も弱まることはなく、試合が中止となっていた。 再開試合は、11月22日(金)の19時から埼玉スタジアムで開催。浦和が1点リードした状態で後半キックオフからスタートする。この試合は渡邊凌磨が23分にゴールを記録していた。 原則としては中止時点の出場していた選手で試合を再開。ハーフタイムで終わっていたため、選手交代は可能な状況からスタート。なお、怪我・疾病等により出場が困難な場合は、中止試合の控え選手から再開試合の出場選手を選出でき、中止試合の控え選手が怪我・疾病等によりエントリーできない場合は、新たな選手を補充できる。 交代人数と回数に関しては、どちらも使用していなかったため3回、5人でスタート。記録も当時のままスタートする。なお、川崎Fの日本代表DF高井幸大は出場停止だったため、再開試合でも出場停止となる。 2024.09.06 15:20 Fri
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クラブW杯2025まで1年弱…FIFAとAppleの交渉破談で放映権白紙

クラブワールドカップ2025(クラブW杯)の放映権は、白紙の状態が続く。 来年6月、新たなフォーマットとなって開催されるクラブW杯2025。各大陸から32クラブが集う大規模コンペディションとなり、近年サッカー界で問題視される過密日程に拍車をかけるとして、FIFAへの批判が止むことはない。 今年4月、『ニューヨーク・タイムズ』がクラブW杯2025に関し、「FIFAは米国・Apple社との間で、放映権について完全合意する見通し。すでにほぼ合意している」と報道。10億アメリカドル(約1572億円)に及ぶ巨額の契約が結ばれるとしていた。 しかし、ドイツ『ビルト』などによると、FIFAとApple社による放映権を巡る契約は実現しない方向で間違いなし。すでに交渉は終わっているという。FIFAは2025年大会と2029年大会に向け、放映権の再入札を始めたとのことだ。 クラブW杯2025はアメリカ開催で、来年6月15日〜7月13日までに全63試合が開催予定。出場32チームとあって、大会方式としては「3位決定戦がないことを除いてW杯と同じ」。 日本からは浦和レッズの出場が決まっており、アジアサッカー連盟(AFC)全体だと、浦和、アル・ヒラル(サウジアラビア)、蔚山HD(韓国)、アル・アイン(UAE)で出場4枠を占めている。 2024.07.19 17:55 Fri
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監督交代の浦和は松尾佑介の幻弾が響く…首位町田が土壇場ドロー【明治安田J1第29節】

明治安田J1リーグ第29節の1試合が31日に国立競技場で行われ、FC町田ゼルビアvs浦和レッズは2-2のドローに終わった。 2位サンフレッチェ広島に2ポイントのところまで迫られ、追われる立場のプレッシャーが強まる首位町田と、監督交代により、池田伸康氏の暫定体制で挑む13位浦和の一戦。町田が谷晃生、中山雄太、望月ヘンリー海輝の代表勢を今節もスタートから並べた一方で、浦和の方は約4カ月半ぶりの先発となる小泉佳穂らを起用した。 立ち上がりからハイボールを駆使して圧をかける町田がまずペースを握るなか、初代表入りの望月がさっそく崩しのところでアクセントに。20分に敵陣右サイドから折り返し、藤尾翔太のフィニッシュを演出する。 ここまで守勢の浦和だが、22分にブライアン・リンセンがドリブルでバイタルエリア中央まで持ち運び、惜しいフィニッシュシーン。それからというもの、チーム全体で少しずつボールを持つ時間も増やす。 そのなかで、町田も30分の右CKからオ・セフンのヘディングで迫ったが、37分に敵陣左サイドでのFKからキッカーの大久保智明がクロスを上げると、大外の関根貴大が右足アウトでボレー。浦和が先手を奪う。 浦和のデザインしたFKにしてやられ、後半から望月の代わりに鈴木準弥を投入した町田は49分に敵陣左サイド深くからナ・サンホがクロスを上げると、ゴール前のオ・セフンがヘッド。後半早々に追いつく。 韓国ラインで振り出しに戻した町田はその後も勢いのある攻撃で浦和を攻め立て、交代でも試合を動かしに。だが、浦和も粘りつつ、交代カードで次のゴールも目指し、1-1で終盤に入っていく。 すると、87分の大畑歩夢が敵陣左サイドからクロスを上げ、ボックス中央で反応した途中出場のチアゴ・サンタナがヘディングシュート。これがゴール右に突き刺さり、浦和が最終盤に勝ち越してみせる。 だが、途中出場の松尾佑介がその後に後半アディショナルタイムのカウンターからネットを揺らした場面は並走した二田理央のファウルで無効に。認められば大きな3点目だったが、このチャンスを逸する。 そんな浦和は逃げ切りたいところだが、90+8分に途中出場の藤本一輝がボックス左から折り返したボールをこれまた途中出場のエリキが押し込み、町田が土壇場で同点。直後に試合終了のホイッスルが鳴った。 3戦負けなしの町田だが、これで直近6試合でわずか1勝の結果に。松尾のゴール取り消しが痛かった浦和は監督交代後の初戦を白星で飾れず、6試合で白星から遠ざかっている。 FC町田ゼルビア 2-2 浦和レッズ 【町田】 オ・セフン(後4) エリキ(後45+8) 【浦和】 関根貴大(前37) チアゴ・サンタナ(後42) <span class="paragraph-title">【動画】浦和がデザインプレーから技あり弾!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>デザインされたセットプレー<br>\<br><br>中に引っ張り大外でフリー<a href="https://twitter.com/hashtag/%E9%96%A2%E6%A0%B9%E8%B2%B4%E5%A4%A7?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#関根貴大</a> 右足アウトで見事に合わせ先制<br><br>明治安田J1リーグ第29節<br>町田×浦和<br><a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> &DAZN Freemiumで配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/%E7%94%BA%E7%94%B0%E6%B5%A6%E5%92%8C?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#町田浦和</a> <br>無料視聴はこちら</p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1829818142673244236?ref_src=twsrc%5Etfw">August 31, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.08.31 20:16 Sat
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浦和がバルサ、リバプールと並ぶ!! 『世界の熱狂的なサポーター5選』に浦和サポーターが選出!

▽世界各国のフットボールシーンにおいて、熱狂的なサポーターを抱えることで知られるクラブがいくつかある。日本を代表する熱狂的なサポーターと言えば、浦和レッズサポーターだが、『Fox Sports』が選ぶ『世界の熱狂的なサポーター5選』に見事選ばれた。 ▽浦和が選ばれた『世界の熱狂的なサポーター5選』には、リーベル・プレート(アルゼンチン)、ガラタサライ(トルコ)、リバプール(イングランド)、バルセロナ(スペイン)が入っており、浦和サポーターは世界でも“熱狂的”なファンで知られるクラブと肩を並べることとなった。 ▽浦和については「Jリーグの20シーズン中、14シーズンで最高の平均入場者数を誇り、サポーターが作る最高のコレオグラフィーがある」と紹介。「次東京に行く際は、埼玉スタジアムでの試合を観て欲しい」と、観戦を勧めている。以下、4クラブのサポーターの特徴を紹介。 ◆リーベル・プレート(アルゼンチン) ▽リーベル・プレートは、アルゼンチンで最もサポーターが多いクラブの1つで、ボカ・ジュニアーズとの激しいライバル関係は有名だ。ロス・ミジョナリオス(億万長者)の愛称でも知られ、ボカ・ジュニアーズとのダービーは、死人が出るほどの激しい試合になるとも言われている。 ◆ガラタサライ(トルコ) ▽ガラタサライは、ファンの大声援が地響きを起こすとも称されるほど。悪名高い「Wellcome to Hell(地獄へようこそ)」というバナーは広く知られている。1993年のマンチェスター・ユナイテッド戦、2001年のパリ・サンジェルマン戦ではサポーターが衝突し、まさに“地獄”となってしまった。 ◆リバプール(イングランド) ▽サポーターを「12人目の男」と考えるリバプール。「You'll Never Walk Alone」の大合唱は有名であり、スタジアムが素晴らしい雰囲気で包まれる。2005年のチャンピオンズリーグ決勝のミラン戦では、ビハインドで迎える後半にサポーターの大声援が選手の背中を後押しし、逆転での優勝に繋がったとも。 ◆バルセロナ(スペイン) ▽かつては「ソシオ」がチームを支えるほど、サポーターとの関係が重要視されているバルセロナ。近年、胸スポンサーを入れるようになったが、それまではサポーターの会員費と入場料収入でクラブは運営されていた。かつて、レアル・マドリーへ禁断の移籍をしたルイス・フィーゴが凱旋した時には、豚の頭が投げ込まれるほど熱狂的だ。 2017.10.12 22:45 Thu

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