動物虐待で非難轟々のズマ、同僚アントニオは独自の見解「人種差別より悪いことかい?」
2022.02.10 20:26 Thu
ウェストハムのフランス代表DFクル・ズマの飼い猫への虐待事件について、同僚のジャマイカ代表FWマイケル・アントニオが独自の見解を示している。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。
この動物虐待によって世界中から非難を受けることになったズマは、すぐさま公式に謝罪。しかし、虐待の常習性を疑う声も多く、起訴を求める19万人以上の人々による大規模な署名活動が行われているようだ。さらにフランス国内では、動物愛護団体の『the 30 Million Friends Foundation』が、同選手を代表から追放するよう訴えているという。
また、ズマとスポンサー契約を締結している『アディダス』社や、ウェストハムとオフィシャル・ウェルネスパートナー契約を結ぶ『Vitality』社がそれぞれ契約解除を発表するなど、多岐に渡って影響を及ぼしている。
渦中のズマについて問われたアントニオは、「容認できない行為」としながらも、自身の立場を強調した独自の見解を示した。
「でも、人種差別で有罪判決を受けても、その後サッカーに復帰している人たちもいるんだ。8試合の出場停止だけに終わったそんな人たちを、他の者は『クビにしろ』『生活を失え』と叫んでいる」
「ズマがやったことは、人種差別で有罪判決を受けた人たちより悪いことなのか? 僕はそれを問いたい」
PR
先日、兄弟のヨアンが『スナップチャット』に投稿した動画で、飼い猫への虐待が判明したズマ。動画では、猫に対して蹴飛ばす、逃げるところを追い回す、靴を投げつける、平手で殴打するといった非道な姿が映されていた。また、ズマとスポンサー契約を締結している『アディダス』社や、ウェストハムとオフィシャル・ウェルネスパートナー契約を結ぶ『Vitality』社がそれぞれ契約解除を発表するなど、多岐に渡って影響を及ぼしている。
渦中のズマについて問われたアントニオは、「容認できない行為」としながらも、自身の立場を強調した独自の見解を示した。
「逆に聞きたいんだが、彼の行いは人種差別より酷いと思うかい? 僕は彼がやったことを容認しているわけでもないし、全く同意もできない」
「でも、人種差別で有罪判決を受けても、その後サッカーに復帰している人たちもいるんだ。8試合の出場停止だけに終わったそんな人たちを、他の者は『クビにしろ』『生活を失え』と叫んでいる」
「ズマがやったことは、人種差別で有罪判決を受けた人たちより悪いことなのか? 僕はそれを問いたい」
PR
|
関連ニュース