サンプドリア、ジョビンコ加入を公式発表! 7年ぶりの母国帰還に

2022.02.09 22:23 Wed
Getty Images
サンプドリアは9日、元イタリア代表FWセバスティアン・ジョビンコ(35)の加入を発表した。契約期間は今シーズン終了までとなる。
PR
2015年2月に下部組織から在籍したユベントスを離れ、メジャーリーグサッカー(MLS)のトロントFCに活躍の場を移したジョビンコ。アメリカでの活躍を経て、2019年1月からはサウジアラビアのアル・ヒラルに移り、そこでもチームタイトルに貢献したが、昨年8月に契約を解除していた。以降はフリーの状況が続いていたが、元イタリア代表FWマノロ・ガッビアディーニが今季絶望となる重傷を負ったサンプドリアへのフリー加入が決定した。
ユベントス、レンタル先のエンポリ、パルマでセリエA通算190試合40ゴール38アシストの記録を残した小さな巨人は、7年ぶりの母国帰還でいかなるパフォーマンスを見せてくれるのか。

PR

セバスティアン・ジョビンコの関連記事

トロントFCの元イタリア代表FWロレンツォ・インシーニェ(32)には焦りがある。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 2022年夏、少年時代から20年近く過ごした生まれ故郷のクラブ、ナポリを去ったインシーニェ。ひいては欧州でのキャリアにも一区切り、イタリア代表からのフェードアウトも覚悟のうえか、MLSはト 2024.02.26 21:40 Mon
トロントFCのアメリカ代表MFマイケル・ブラッドリー(36)が現役引退を発表した。 2004年に父親であるボブ・ブラッドリー氏が指揮していたアメリカのメトロスターズでプロデビューを飾ったマイケルは、2006年1月にオランダのヘーレンフェーンに移籍。その後、ボルシアMGやアストン・ビラ、キエーボ、ローマとヨーロッパ 2023.10.23 08:00 Mon
浦和レッズは29日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝の1stレグをアウェイで戦う。 昨夏行われた東地区の準決勝で全北現代モータースをPK戦の末に下して決勝に駒を進めた浦和。新型コロナウイルス(COVID-19)の影響やシーズン以降の関係もあり、決勝のスケジュールが大幅にずれた。 その結果、3月開催予 2023.04.29 22:45 Sat
ユベントスは22日、元イタリア代表FWセバスティアン・ジョビンコ(35)をトロントのユベントス・アカデミーに指導者として迎え入れたことを発表した。 この発表によりジョビンコが現役生活にピリオドを打ったことが実質決まった。 ユベントスの下部組織出身であるジョビンコは2007年5月に20歳でプロデビュー。ユベン 2022.09.22 23:30 Thu
7月からトロントFCに加入するイタリア代表FWロレンツォ・インシーニェ(31)が入団会見を実施した。イタリア『スカイ』が伝えている。 ナポリの下部組織で育ったインシーニェは2010年1月のファーストチームデビュー以降、公式戦通算433試合121得点95アシストを記録。クラブの象徴と言える存在だったが、残念ながら契 2022.06.28 15:23 Tue

サンプドリアの関連記事

ジェノアがフリーエージェント補強を検討も、経営陣が全会一致で推す選手ではなく、水面下で停滞しているという。 イタリア『カルチョメルカート』によると、ジェノアは現在無所属の元イタリア代表MFアントニオ・カンドレーバ(37)、同じく無所属の元イングランド代表MFデレ・アリ(28)をリストアップ。移籍市場外での契約・選 2024.09.30 18:35 Mon
サンプドリアは30日、新監督にアンドレア・ソッティル氏(50)が就任することを発表した。 契約期間は2025年6月30日までとなり、条件付きで1年間の延長オプションがあるという。 サンプドリアは29日に成績不振によりアンドレア・ピルロ監督を解任した。ピルロ監督は2023年6月に監督に就任。セリエA復帰を目指 2024.08.30 21:20 Fri
サンプドリアは29日、アンドレア・ピルロ監督(45)の解任を発表した。 ピルロ監督は2023年6月にサンプドリアに指揮官に就任。1年でのセリエA復帰を目指して2023-24シーズンをスタートしたが、セリエBを7位で終えると、昇格プレーオフでパレルモに敗退し昇格を逃していた。 目標には遠く及ばない凡庸な成績な 2024.08.30 00:10 Fri
サンプドリアがアンドレア・ピルロ監督(45)を解任する方向で調整。後任のメドが立てば決断へ。『カルチョメルカート』が伝える。 1年でのセリエA復帰を目指して昨季リスタートしたサンプドリアだが、セリエB7位で最後は昇格プレーオフ敗退。就任1年目のピルロ監督は解任をギリギリ免れた格好か。 しかし、今季開幕3試合 2024.08.28 19:20 Wed
サンプドリアは8日、スポーツ・ディレクター(SD)を務めるアンドレア・マンチーニ氏(31)の退団を発表した。 その名の通り、父親は現役時代にサンプドリアやラツィオで活躍し、現役引退後はインテルやマンチェスター・シティ、イタリア代表などの指揮官を歴任した、現サウジアラビア代表監督のロベルト・マンチーニ氏だ。 2024.08.08 23:35 Thu

セリエAの関連記事

セリエA第13節、ナポリvsローマが24日にスタディオ・ディエゴ・アルマンド・マラドーナで行われ、ホームのナポリが1-0で勝利した。 前々節アタランタ戦での敗戦によって連勝が「5」でストップし、前節のインテル戦もドローで終え2戦未勝利でインターナショナルマッチウィークの中断に入った首位のナポリ。代表戦明けで3戦ぶ 2024.11.25 04:01 Mon
パルマは23日、セリエA第13節でアタランタをホームに迎え、1-3で完敗した。パルマのGK鈴木彩艶はフル出場している。 代表ウィーク前の前節ヴェネツィアとの昇格組対決を制して2勝目を挙げた13位パルマ(勝ち点12)は、日本代表でも好守を見せていた彩艶が引き続きスタメンとなった。 6連勝中の2位アタランタ(勝 2024.11.24 06:39 Sun
セリエA第13節、ミランvsユベントスが23日に行われ、0-0で引き分けた。 代表ウィーク前の前節カリアリ戦を3-3の引き分けに持ち込まれた7位ミラン(勝ち点18)は、古巣対決となる負傷明けのモラタが先発に復帰した。 一方、前節トリノとのダービーを2-0で快勝した6位ユベントス(勝ち点24)は、代表ウィーク 2024.11.24 04:03 Sun
インテルは23日、セリエA第13節でヴェローナとのアウェイ戦に臨み、5-0で圧勝した。 代表ウィーク前の前節ナポリとの首位攻防戦を勝ちきれなかった4位インテル(勝ち点25)は、代表戦で負傷したチャルハノールとインフルエンザに感染したラウタロが欠場となった中、アスラニと今季初先発のコレアが代役を務めた。 14 2024.11.24 00:53 Sun
代表ウィーク前の前節はインテルとナポリによる首位攻防戦が行われ、1-1の引き分け決着となりナポリが首位をキープした。迎える第13節、ナポリvsローマ、ミランvsユベントスのビッグマッチ2試合が組まれている。 まずは日曜開催の首位ナポリ(勝ち点26)vs12位ローマ(勝ち点13)。ナポリは敵地でのインテル戦、MFマ 2024.11.23 07:30 Sat

記事をさがす

セバスティアン・ジョビンコの人気記事ランキング

1

「早く期待に応えないと…」焦るインシーニェ、自身ケガ続きで強豪トロントも昨年MLS東地区最下位

トロントFCの元イタリア代表FWロレンツォ・インシーニェ(32)には焦りがある。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 2022年夏、少年時代から20年近く過ごした生まれ故郷のクラブ、ナポリを去ったインシーニェ。ひいては欧州でのキャリアにも一区切り、イタリア代表からのフェードアウトも覚悟のうえか、MLSはトロントへと加入した。 最後の代表戦は、今のところ、全国民が生気を失った、あの忌まわしき北マケドニア代表戦。大方の予想通り、代表キャリアに終止符が打たれたなか、ナポリ市民のアイドル・インシーニェはMLSのピッチで躍動しているだろうか。 否、インシーニェはトロント加入から約1年半で、公式戦通算34試合出場にとどまっている。 この34試合で11ゴール6アシストと、一定のインパクトを残していることは、この数字からも再確認できる。しかし、加入から断続的にケガを繰り返し、“計算しづらいエース”となってしまっているのだ。 25日には2024シーズンのMLS第1節が行われ、元日本代表FW久保裕也が所属するFCシンシナティ戦で先発出場。しかし、2シャドーの一角で輝きを放てず、62分に”技術的交代”でピッチを退場。チーム最初の交代カードとなり、結局トロントも0-0ドロー発進となった。 試合後、イタリア代表通算54キャップのスター選手は地元メディアに対し、「コーチ陣、ファン、MLS…僕に投資してくれた人たちの期待に、早く応えなくてはならない」と、焦りがあることを認める。 トロントは2017シーズンのMLS王者で、翌2018シーズンにはCONCACAFチャンピオンズリーグで準優勝も成し遂げている強豪だ。 インシーニェ獲得は、その時代にエースだったイタリア人FWセバスティアン・ジョビンコを重ねた格好だが、インシーニェが初めてフルシーズン戦った2023シーズン、イースタン・カンファレンス(東地区)でダントツ最下位という屈辱に。ナポリのバンディエラは、期待に見合う成果を与えられていないのだ。 2024.02.26 21:40 Mon
2

MLSへの移籍迫るインシーニェ、先駆者ジョビンコが助言「ナポリを離れろとは絶対に言いたくない」

トロントFCへの移籍が迫るナポリのイタリア代表FWロレンツォ・インシーニェについて、“先駆者”が助言した。 地元出身のインシーニェは、ペスカーラや、フォッジャといったクラブで武者修行を積んだ期間を除き、ここまでナポリ一筋でプレー。約10年にわたって中心選手として活躍しており、通算で公式戦415試合114得点95アシストを記録している。 しかし、契約満了まで残り6カ月と迫った中で、延長交渉は進んでおらず、先月末からはメジャーリーグ・サッカー(MLS)のトロントFCへの今冬加入の噂が急浮上。年俸1150万ユーロ(約15億円)に加え、ボーナス450万ユーロ(約5億9000万円)という破格の給与が用意されているとのことで、移籍が大きく近づいているとも伝えられている。 そんなインシーニェにアドバイスを送ったのは、2015年冬にユベントスからトロントFCに加わり、4年間にわたってプレーした元イタリア代表FWセバスティアン・ジョビンコだ。同選手はユベントスの控え選手であった自身とナポリで主将として活躍しているインシーニェでは状況が異なっていると説明。自身の経験も語りつつ、正しい決断を求めた。 「トロントは美しい街で、僕は家族でそこで暮らすことにしたんだ。しかし、ロレンツォに関しては、僕とは状況が異なっている。当時、僕はユーベのバックアッパーだったが、彼はナポリのキャプテンなんだ」 「給与?オファーが来て、契約書には高い給与が書かれていたし、巨額という噂もあったが、実際に来てみるとそうでもなかったんだ。アメリカでは、たくさんの税金があり、その数字は正確なものではない。それを除けば、良い経験にはなるだろうけどね」 「ユーロを制し、代表チームとも良好な関係を築いているロレンツォが、招集リストから外れないことを願っている。僕の経験を話すと、トロントに行くことによって、そこから外れてしまったんだ。でも、もしかしたら、彼にはそういったことが起こらず、代表から落ちるリスクもないのかもしれない」 「僕が行ったころにはMLSに大物がいたけど、今はウイルスの問題なのか、王者の数が減ってきている。ロレンツォの獲得で、それもまた変わるかもしれないけどね。だけど、そこでのサッカーは本物とは言えないだろう」 「トロントに行っていいのかって?電車は一度しか通らない。でも、ナポリを離れろとは絶対に言いたくない。繰り返すけど、僕のときとは状況が異なっているんだ。僕はユーベでプレーしていなかったし、彼はナポリのキャプテンだ。僕が言える唯一のアドバイスは、お金を除けば、そこでの生活は素晴らしいということ。それは隠しても意味がないよ」 2022.01.01 19:54 Sat
3

ジョビンコが35歳で引退、トロントのユベントス・アカデミーで指導者に

ユベントスは22日、元イタリア代表FWセバスティアン・ジョビンコ(35)をトロントのユベントス・アカデミーに指導者として迎え入れたことを発表した。 この発表によりジョビンコが現役生活にピリオドを打ったことが実質決まった。 ユベントスの下部組織出身であるジョビンコは2007年5月に20歳でプロデビュー。ユベントスでは公式戦132試合に出場し、20ゴールを挙げた。 その後、2015年1月に加入したメジャーリーグサッカーのトロントFCで大活躍。公式戦142試合の出場で83ゴール51アシストと圧巻の活躍を見せた。 トロントFC退団後はアル・ヒラルを経て昨季後半はサンプドリアに加入するも、2試合に出場したのみだった。 2022.09.22 23:30 Thu

サンプドリアの人気記事ランキング

1

マキシ・ロペスが元妻ワンダ・ナラとディナーに…かつてイカルディと不倫され離婚も「幸せであり続けて欲しい」

マキシ・ロペス氏が元妻であるワンダ・ナラ氏とのディナーに出かけた。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 バルセロナやサンプドリアなどで活躍したアルゼンチンの元サッカー選手、マキシ・ロペス氏。2008年にワンダ・ナラ氏と結婚し、3人の息子を授かったが、ナラ氏が自身の元チームメイトである元アルゼンチン代表FWマウロ・イカルディとの不倫関係にあることが発覚し、2013年に離婚した。 一方、ナラ氏といえば、イカルディとの2度目の結婚後は代理人としても振る舞い、夫のクラブに金銭面での難癖をつけて首脳陣やファンから毛嫌いされる存在に。このような元妻をロペス氏が完全に見放しても不思議ではない。 しかし、前述の通り、両者の間には3人の息子が。イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』によると、ロペス氏は先日、ナラ氏と息子3人とともにブエノスアイレス市内にあるレストランへとディナーに出かけたという。 レストランまで押しかけた報道陣のインタビューに応じたロペス氏は「1人の良い親でありたい。彼らが幸せであり続けることを望んでいるよ。それ以上に望むものはない」と、元妻と親権を持たない息子3人を思いやった。 一方で、自身の妻を“略奪”したイカルディについては「イカルディとのディナー? ありえない。彼女や子どもたちと同じテーブルを囲むことには躊躇しないが、あの男と私が同席することはできない」と突き放した。 ロペス氏は現役時代、ナラ氏との離婚後に対戦相手として相見えたイカルディに対し、キックオフ前の握手を拒否したことがある。不倫された元妻への恨みはなくとも、奪っていった男への憎悪はいつまでも消えないようだ。 なお、ナラ氏は昨年9月にイカルディとの離別を発表。未だ正式な離婚は成立していないとされるが、選手と代理人の関係は崩壊済みだといわれている。 <span class="paragraph-title">【動画】マキシ・ロペスとワンダ・ナラ、元夫婦が息子3人とともに再会...報道陣が押し寄せる</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="es" dir="ltr"> Wanda Nara y Maxi López juntos en un restaurante en Palermo<br><br> La empresaria entró con Kennys Palacios.<br><br>Cc <a href="https://twitter.com/hashtag/LAM?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#LAM</a> en América TV <a href="https://twitter.com/elejercitodelam?ref_src=twsrc%5Etfw">@elejercitodelam</a> <a href="https://twitter.com/AngeldebritoOk?ref_src=twsrc%5Etfw">@AngeldebritoOk</a> <a href="https://t.co/o6QBhyWhaD">pic.twitter.com/o6QBhyWhaD</a></p>&mdash; América TV (@AmericaTV) <a href="https://twitter.com/AmericaTV/status/1651386103767629827?ref_src=twsrc%5Etfw">April 27, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.05.01 19:01 Mon
2

衝撃のジャンピングバックヒール!“スーパーゴール製造機”クアリアレッラが魅せる【インクレディブル・ゴールズ】

サッカーファンなら誰もが一度は見たことがあるであろう歴史に残るスーパーゴール。今回の企画『Incredible Goals』(信じられないゴール)では、これまでに生まれた驚愕のゴールを紹介していく。 今回はサンプドリアのイタリア代表FWファビオ・クアリアレッラが決めたゴールだ。 <div id="cws_ad"><div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJJY0E3SDBVNSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script></div> クアリアレッラは、トリノやフィオレンティーナ、サンプドリア、ウディネーゼ、ナポリを渡り歩き、2010〜2014年までユベントスでプレー。その後、トリノを経て、再びサンプドリアに在籍している。 サンプドリアではその得点能力が一気に開花。2017-18シーズンにキャリアハイとなる19ゴールを記録すると、2018-19シーズンにはセリエA記録の11試合連続ゴールを含む26ゴールを挙げ、自身初の得点王を獲得した。 中でも見事だったのが、2018年9月2日のナポリ戦で決めたバックヒールでのゴールだ。 2-0で迎えた後半30分、相手陣内の中央でFKを獲得したサンプドリアは、ゴール前にボールを供給するも、これは相手ディフェンスに跳ね返される。しかし、DFバルトシュ・ベレシンスキがボックス右でこのボールを拾い、クロス。これはやや低めの弾道だったものの、ボックス内で構えていたクアリアレッラは、ゴールに背を向けた状態から、咄嗟に右足のバックヒールで合わせた。このシュートには相手GKも意表を突かれ、ボールは左のサイドネットを揺らした。 クアリアレッラは昨シーズンの活躍で2019年3月におよそ3年半ぶりにイタリア代表に復帰。今シーズンも公式戦22試合に出場し、10ゴール4アシストの数字を残している。 2020.06.03 18:00 Wed
3

「許可されてたよ」ピルロ監督は選手の喫煙OK派、教え子が証言「彼自身もハーフタイムは座って一服」

アンドレア・ピルロ氏は指揮官として選手の喫煙を許可しているという。イギリス『サン』が伝えている。 現役時代にイタリア代表としてドイツ・ワールドカップ(W杯)を制し、ミランではチャンピオンズリーグ(CL)を2度制覇したピルロ氏。ユベントスでもセリエA9連覇時代の礎を築くなど、栄光に満ちた選手キャリアを送った。 しかし、監督キャリアでは失敗続き。予期せぬ古巣ユベントスの指揮官就任が歯車を狂わせた感は拭えないが、選手として導いたセリエA9連覇時代を指揮官の立場で終わらせることとなり、昨シーズンはトルコのファティ・カラギュムリュクへ向かうも1年足らずで退任し、今季はサンプドリアでセリエB開幕9試合を戦い1勝3分け5敗と無惨な成績だ。 そんなピルロ氏がファティ・カラギュムリュクを率いていた昨季、選手として所属した元トルコ代表FWコリン・カジム=リチャーズがイギリス『Filthy Fells』のYouTubeチャンネルに出演。ピルロ氏は選手の喫煙を許可し、自らも選手に隠れることなく堂々と喫煙していたという。 「タバコを吸うイタリア人はたくさんいるだろ? それはトルコでも同じなのさ」 「選手としてはもちろん監督次第なわけだけど、ピルロのもとでは許可されていたよ。ピルロを含めた何人かが試合前にノンストップでタバコを吸い、ピルロはハーフタイムも座って一服。話しながらでも咥えているよ」 「これは文化の違いってやつさ。僕はショックを受けたわけじゃないし、決して批判するつもりもない。むしろ正当なことだと思う」 イタリア人と喫煙と言えばラツィオを率いるマウリツィオ・サッリ監督がヘビースモーカーとして知られ、64歳の現在も1日60本の煙草を吸うと言われている。かつてインテルなどを指揮したアルゼンチン人指揮官のエクトル・クーペル氏も煙草を吸いながらセリエAで指揮したことも有名だが、ピルロ氏もかなりのヘビースモーカーだったようだ。 2023.10.12 21:35 Thu
4

元インテルの“リッキー”ことリカルド・アルバレスが現役引退…晩年はヒザのケガに苦しむ

ベレス・サルスフィエルドは3日、元アルゼンチン代表MFリカルド・アルバレス(33)が引退することを発表した。 “リッキー”というニックネームで親しまれたリカルド・アルバレスは、2011年夏にベレスからインテルに移籍。欧州上陸を果たすと、3シーズンの間準主力としてプレーし、その後はサンダーランドやサンプドリアを渡り歩いた。 この間にアルゼンチン代表デビューも果たしており、2014年のワールドカップも含めて9試合に出場している。 2018年夏には、ほとんど戦力外となっていたサンプドリアと契約を解除し、メキシコのアトラスへ。しかし、同年11月に前十字靭帯損傷の大ケガ負った影響で出番をなくすと、2020年1月にベレスへの復帰を決断した。 古巣での心機一転を図ったが、今年中頃にはヒザの痛みが再発し、5月には手術を受けた。それでも状態は芳しくなく、この度の引退へつながった。 「身体的な問題がキャリアを通じて付き纏った。ベレスに戻ってきたときは100%の状態に戻ろうと決意したが、最初は楽しめたものの今ではそうはいかなくなった。無理はしたくない。時が来たんだ」 「これは以前から考えていたことで、ケガや痛みを抱えてキャリアを続けていく中で、次第に受け入れられるようになった。自分の家で、自分が選んだ場所で、育った場所で、生まれた場所で引退する。ここで引退することは夢だった。そしてそれが叶ったことを神に感謝するよ」 「全部の思い出が頭に浮かんでくる。ベレスに加入して以来、私が私のキャリアを築き、これまでの成功を収める助けとなってくれた人々のことは特にね。このユニフォームでチャンピオンになれたのは最高だったよ」 引退発表後に行われたスーペルリーガ第24節のパトロナート戦では、72分から途中出場。これが今季12試合目の出場となった中、最後にキャプテンマークを巻いたリッキーには、サポーターから万雷の拍手が送られた。 2021.12.04 21:44 Sat
5

ウィンクスがサンプドリア愛を強調、去就について「トッテナムは誰も連絡してこない」

トッテナムからサンプドリアにレンタル中のイングランド代表MFハリー・ウィンクス(27)が去就に言及した。 トッテナムの下部組織出身であるウィンクスは、2016年7月にファーストチームへ昇格すると、チームの主軸に定着して公式戦203試合に出場。しかし、昨シーズンはアントニオ・コンテ監督の下で出番が減少し、昨夏に出場機会を求めてサンプドリアにレンタル加入した。 サンプドリアでは足首のケガの影響で大きく出遅れたものの、1月16日に行われたセリエA第18節のエンポリ戦でようやくデビュー。そこからはリーグ最下位と苦しむチームで8試合連続フル出場を果たしており、ファンやメディアからも高い評価を得ている。 イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューに応じたウィンクスはイタリアでの充実ぶりを強調。負傷で出遅れたことを悔やみつつ、クラブのサポートへの感謝を口にした。 「ケガをせず最初からプレーしていたら、チームを助けるためできることすべてをやったと思う。ただ、僕の存在がそこまで重要だったとは思いたくない。このチームは、今起きていることにかかわらず素晴らしいチームで、僕はそれを構成する要素の一つに過ぎないさ。そのことを忘れてはいけない」 「クラブは常に僕の味方として、ピッチ内外でサポートし続けてくれた。僕の足首の問題を解決するため、重要な存在であってくれたんだ。もちろん、ファンもそうだった。ここには素晴らしい人たちがいて、強い忠誠心がある。クラブには感謝しかないね。9月から今日まで、チームには多くの変化があったけど、サポートが欠けていると思ったことは一度もない」 また、ウィンクスは自身の去就に言及。トッテナムとはまったく連絡をとっていないと明かし、サンプドリア次第で来季以降も残留する可能性があることを示唆した。 「6月まではレンタル契約がある。僕はこの経験に満足しているよ。6月以降の自分の未来についてはわからないし、今は何も考えてもいない。次の試合だけを楽しみにしている。昨年にこの選択をして良かったし、誇らしい気持ちだ」 「トッテナムからはアントニオ・コンテ監督も含め、これまで誰も僕に連絡してこなかった。僕はずっとサンプドリアに完全に集中していたし、今もそうだよ」 2023.03.16 16:00 Thu

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly