指揮せずにチームを去る? ナイジェリア代表監督就任決定も、合流前に別体制が発表

2022.02.08 21:55 Tue
Getty Images
ナイジェリアサッカー協会(NFF)は7日、ナイジェリア代表のコーチングスタッフを再編成することを発表した。
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アフリカ・ネーションズカップ(AFCON)を戦っていたナイジェリア代表は、グループステージを突破。しかし、ラウンド16でチュニジア代表と対戦すると、0-1で敗戦となり、早期敗退となっていた。昨年12月にドイツ人指揮官のゲルノト・ロール監督を解任したナイジェリア代表は、昨年8月までベネズエラ代表を指揮したジョゼ・ペセイロ監督(61)を招へいする予定だった。
AFCONの終了後に就任予定で、それまではオーガスティン・エグアボン監督(56)が指揮していたが敗退。そのままチームを引き継ぐと見られていた。

しかし、7日にNFFが発表したコーチングスタッフにぺセイロ氏の名前はなし。エグアボン監督は、暫定監督としてチームに残ることとなった。
また、現役時代にはバルセロナでもプレーした元ナイジェリア代表のエマニュエル・アムニケ氏(51)がアシスタントコーチを務めることとなった。

ぺセイロ氏は、ナイジェリア代表監督就任が決定したものの、指揮を執ることはなかった。

NFFはAFCONでの結果を成功と捉え、現在のコーチングスタッフに任せたいと考えているとのこと。3月にはガーナ代表と、カタール・ワールドカップ出場を目指した最終予選を控えており、現体制で臨むことが濃厚となった。

なお、ぺセイロ氏に対しては「我々は、ペセイロ氏が我々の心のこもった会話の中でナイジェリアのサッカーに示した関心を認識し、感謝しています。我々は彼の能力に疑いの余地はありません。おそらく将来的には彼に就職の機会があるかもしれないと信じています」と説明。この先に監督に就任する可能性もあるとした。

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