フィオレンティーナ会長がユーベ移籍のヴラホビッチに怒り「彼はクラブの破滅を望んでいた」

2022.02.02 15:26 Wed
Getty Images
フィオレンティーナの会長であるロッコ・コミッソ氏が、今冬にユベントスへ移籍したセルビア代表FWドゥシャン・ヴラホビッチとその代理人、そしてファンへ対する怒りを表明した。『フットボール・イタリア』が伝えている。
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ヴラホビッチは2018年夏にフィオレンティーナへ加入すると、昨シーズンのセリエAで21ゴールを挙げてブレイク。今季もここまで公式戦24試合で20得点を挙げるなど、チームの攻撃陣を牽引していた。こうした状況で迎えた今冬の移籍市場では、アーセナルらプレミアリーグのクラブから強い関心が寄せられていたが、選手本人はユベントスへの移籍を強く希望。ユベントスが移籍金7000万ユーロ(約90億円)+ボーナス1000万ユーロ(約13億円)のオファーを提示したことで、28日に移籍が正式発表された。
他クラブからの関心もあるなかで、ファンが敵視する傾向にあるユベントスへの移籍を受け入れたことに対しては、クラブやコミッソ会長に少なくない非難が寄せられている。

しかし、コミッソ会長はこうした声に反論。自身も国外行きを勧めていたとして、ヴラホビッチや代理人に対しても「不誠実だった」として、怒りをぶつけている。
「(ファンからの)受け入れがたい言葉も含め、非難を受けたことには非常に失望している。私はいったん立ち止まり考えなければならない。自分の価値観は行動で示したつもりであり、フィオレンティーナのため全員が行動してきたつもりだ。だから、ここ数日受けた侮辱については受け入れられない」

「今後どのような決断をすべきか、慎重に考えたい。11月に医師からは、体調が優れぬ以上はイタリアに行くべきでないと言われた。それでも私は自分にできることをするため、ヴラホビッチや代理人に道理を理解してもらうため渡航したのだ。しかし、最後に会った時、彼らは挨拶もしてこなかった」

「ヴラホビッチがすでに誰かと契約していたのは誰の目にも明らかだったね。彼はすべてのオファーにノーと言った。私は何度もイングランド行きを勧めたが、そのたび断られたよ」

「ヴラホビッチは契約満了まで残り、フィオレンティーナを破滅させることを望んでいたのだ。彼の代理人は移籍金の10%カットや次の移籍先を交渉できる独占権を求めていた。彼らは我々から金を巻き上げたいと考えていたのだ。だから、彼を売るのは素晴らしいプランだった」

「彼の代理人は不誠実な嘘つきだ。11月に良い話し合いがあり、翌朝には契約書にサインすることに対して前向きな返事を期待していたのだがね。実際はその代わりに、彼は2倍の給料を要求してきた」

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