後半戦突入のプレミア、ファーディナンド氏が降格候補を予想「ニューカッスルは抜け出すと思うが…」

2022.01.25 15:18 Tue
Getty Images
マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドである元イングランド代表DFのリオ・ファーディナンド氏が、今季プレミアリーグから降格するクラブを予想している。イギリス『デイリー・メール』が伝えた。
PR
プレミアリーグは新型コロナウイルスの感染拡大による試合延期が相次いだ影響で、各クラブの消化試合に差があるものの、現時点でいまだ勝ち点20に達していない16位エバートン(勝ち点19)、17位ノリッジ(勝ち点16)、18位ニューカッスル(勝ち点15)、19位ワトフォード(勝ち点14)、20位バーンリー(勝ち点12)は、残留争いに巻き込まれることが濃厚になっている。ファーディナンド氏は自身のYouTubeチャンネル『Vibe with Five』で、今季降格する3クラブはこの5チームのいずれかになるだろうと予測。そのうえで、サウジアラビア政府系の投資ファンドに買収されたニューカッスルは残留するだろうとし、ノリッジ、ワトフォード、バーンリーの降格を予想した。
「ニューカッスルは残留して夏に大きな仕事をすると思う。彼らは大金を手にした他のチームと比べても、より綿密で戦略的だ。あまりガツガツとはしていないように見える」

「ノリッジがリーグで連勝する前、私は彼らが降格するのはほぼ確実だろうと考えていた。その後、彼らは突如として存在感を示したが、このインターナショナルマッチウィークによる中断で勢いを失うだろう」
「今のところ下位5チームとそれ以外では大きく差があると思う。私はバーンリー、ワトフォード、そしてノリッジが降格に巻き込まれると思っているよ」

「ニューカッスルは残留争いから抜け出すはずだ。この移籍市場でもう1人か2人、インパクトのある選手が加わるだろうしね」

PR

リオ・ファーディナンドの関連記事

マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドである元イングランド代表DFリオ・ファーディナンド氏が、17日にオールド・トラフォードで行われ、延長戦の末5-4で勝利したヨーロッパリーグ(EL)準々決勝2ndレグのリヨン戦後にコメントした。 敵地での1stレグを2-2の引き分けに持ち込まれていたユナイテッドは10分にMF 2025.04.18 12:30 Fri
トッテナムで活躍するイングランド人DFジェド・スペンスは、これまで正当な扱いを受けていなかったと不満を漏らした。イギリス『イブニング・スタンダード』が伝えている。 2022年夏に、ミドルズブラからトッテナム加入を果たしたスペンス。しかし当時の指揮官だったアントニオ・コンテ監督からは冷遇され、チームで居場所を得られ 2025.03.25 18:45 Tue
レアル・マドリーのGKティボー・クルトワが、ベルギー代表復帰の意向を表明した。 世界最高のクラブのひとつであるマドリーで守護神を務めながらも、ドメニコ・テデスコ前監督との確執によって、ユーロ2024後はベルギー代表招集を辞退してきたクルトワ。 しかし、その指揮官が成績不振によって解任され、ルディ・ガルシア新 2025.02.25 09:00 Tue
未曽有の大不振に陥るマンチェスター・ユナイテッドについて、OBからはチャンピオンシップ(イングランド2部)降格を心配する声も出始めているようだ。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。 今シーズンは開幕から一向に調子が上向かないユナイテッド。3シーズン目を迎えていたエリク・テン・ハグ監督を昨年10月に解任し、ス 2025.02.18 16:10 Tue
チャンピオンズリーグ(CL)で窮地に陥ったマンチェスター・シティについて、リオ・ファーディナンド氏が酷評している。 昨シーズン、前人未到のプレミアリーグ4連覇を成し遂げながら、今シーズンはまさかの不振に陥るシティ。12月に公式戦7試合未勝利に陥っていた時に比べれば現在は多少復調したが、それでもプレミアリーグでは首 2025.01.23 17:50 Thu

ニューカッスルの関連記事

FAカップ準決勝の影響で変則開催となった第34節ではリバプールの5シーズンぶりのリーグ優勝に、18位イプスウィッチ・タウンの1年でのチャンピオンシップ降格が決定。リーグタイトル争いと残留争いに早くも決着がついた。そのため、残り4試合では熾烈を極めるトップ5争いにより多くの注目が集まる。 今節はヨーロッパの準決勝を 2025.05.02 19:30 Fri
ニューカッスル・ユナイテッドは24日、エディ・ハウ監督の退院と復帰を発表した。 ハウ監督は、体調不良により11日に入院。その後、精密検査を行い、肺炎と診断されていた。 13日に行われたマンチェスター・ユナイテッド戦から3試合を病床で見守ったハウ監督。チームはユナイテッド戦で4-1、クリスタル・パレス戦で5- 2025.04.24 19:55 Thu
アストン・ビラのイングランド代表FWオリー・ワトキンスがウナイ・エメリ監督の起用法に不満を爆発させている。 ワトキンスは19日にホームで行われたプレミアリーグ第33節ニューカッスル戦に先発。開始33秒に電光石火弾を決めてチームの4-1の快勝劇に貢献していた。 このゴールによりプレミアリーグ通算74ゴールとし 2025.04.20 10:30 Sun
ニューカッスル・ユナイテッドがマラガのU-19スペイン代表FWアントニオ・コルデロ(18)の獲得で合意したという。『The Athletic』が伝えた。 コルデロは2021年にマラガの下部組織に加入し、2022年にプロ契約を締結。2023年9月にはBチームに当たるアトレティコ・マラゲーニョに所属すると、チームを3 2025.04.19 12:55 Sat
プレミアリーグ第29節延期分、ニューカッスルvsクリスタル・パレスが16日にセント・ジェームズ・パークで行われ、ホームのニューカッスルが5-0で圧勝した。なお、パレスのMF鎌田大地は57分から途中出場した。 前節、マンチェスター・ユナイテッドに4-1で圧勝し、公式戦5連勝で4位に浮上したニューカッスル。悲願の初優 2025.04.17 05:32 Thu

プレミアリーグの関連記事

リオ・ファーディナンドの人気記事ランキング

1

ユナイテッドOB達も奇跡の逆転劇に歓喜、ファーディナンド氏「奇跡以上のことが必要だと言ったが…」

マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドである元イングランド代表DFリオ・ファーディナンド氏が、17日にオールド・トラフォードで行われ、延長戦の末5-4で勝利したヨーロッパリーグ(EL)準々決勝2ndレグのリヨン戦後にコメントした。 敵地での1stレグを2-2の引き分けに持ち込まれていたユナイテッドは10分にMFマヌエル・ウガルテが先制ゴールを奪取。良い入りとすると、ハーフタイム間際にはMFジオゴ・ダロトが加点。 2戦合計スコア4-2とリードしたが、後半に2点を奪われて追いつかれ、延長戦に持ち込まれた。 その延長戦では数的優位だったにも関わらず2失点し、まさかの追う展開に。それでも諦めなかったユナイテッドは延長後半6分にPKを獲得し、これをMFブルーノ・フェルナンデスが決めて1点差とすると、同15分にMFコビー・メイヌーが同点弾。 さらに勢い付くユナイテッドは1分後にパワープレーからDFハリー・マグワイアが勝ち越し弾を挙げて奇跡のベスト4進出とした。 この試合を解説していたファーディナンド氏は「観客としてこんな試合は見たことがなかった。本当に素晴らしかった。2-4とされて試合が終わったと思ったし、多くのファンが去っていくのを見た。解説で試合をタイに戻すには奇跡以上のことが必要だと言ったが、とんでもないことが実際に起こった」と一観客として見入っていたことを明かした。 また、同じく現場にいたユナイテッドのレジェンドである元イングランド代表MFポール・スコールズ氏は「ユナイテッドでは特別な出来事が起こるのを目の当たりにしてきた。私はスールシャールがゴールを決めた1999年のリバプール戦を思い出した。あの試合は2-1だったが、今日は5-4だったんだ!」とかつての名試合を引き合いに出して驚嘆していた。 2025.04.18 12:30 Fri
2

エブラのテン・ハグ評、0‐7惨敗劇も揺らがず 「すでに奇跡を起こした」

マンチェスター・ユナイテッドOBのパトリス・エブラ氏が元戦友であるリオ・ファーディナンド氏のYouTubeで古巣の惨敗ぶりを振り返った。イギリス『デイリー・メール』が報じている。 エリク・テン・ハグ新監督のもとで再建が進み、安定した結果も残し続け、先のカラバオカップでは実に6年ぶりのタイトルでこの歩みが報われたユナイテッド。そうして、プレミアリーグ第26節でリバプールとの敵地戦に臨んだが、0-7の大敗劇を演じてしまった。 プレミアリーグ、FAカップ、ヨーロッパリーグ(EL)の4冠も、と一部メディアで期待感を煽るものもあるなかのショッキングな負けっぷり。この一件からここぞとばかりに危惧の声が聞こえてくるが、かつて左サイドバックとして活躍したエブラ氏は冷静さを保った。 「私は決して天狗になっていたわけじゃない。あのチームは正しい方向に進んでいるが、(プレミアリーグを制するための)準備がまだだ。私は妄想しているわけじゃないんだ。いちユナイテッドファンとしてはタイトルが頭にあるが、正直、彼らが優勝できるとは思っていない。まだプロセスなのだからね」 また、ピッチ外でも徹底した規律をもって締めるべきところをしっかりと締め、1年目から結果とともに、チームを立て直すテン・ハグ監督にも言及。今までの頑張りがこれで水の泡になるわけではないとも続け、これまでの働きぶりに称賛の言葉を送っている。 「テン・ハグはすでにいくつかの奇跡を起こしている。だから、人々はどこから来たのかを忘れてしまっているんだ。すでにトロフィーも獲得したしね。もちろん、大敗だし、7失点は多く、ディフェンスに疑問符が付く。だが、リバプール戦は100万倍難しいんだ。あのチームの取り組みを忘れるべきじゃない」 2023.03.08 16:35 Wed
3

ラミン・ヤマルがキングスリーグに参戦! ヴィニシウスと共に新シーズン目玉に

バルセロナのスペイン代表FWラミン・ヤマルが「キングス・リーグ」に参戦することが決定した。 キングス・リーグは、元スペイン代表DFジェラール・ピケ氏がチェアマンを務める7人制サッカーの大会。様々な大会独自のルールが設けられており、その独自性とエンターテインメント性で大きな人気を誇るコンテンツ。 今年5月から6月にかけてメキシコで行われた第1回の「キングス・ワールドカップ」ではネイマール、マリオ・ゲッツェ、リオ・ファーディナンド、エデン・アザールらスター選手や日本のゲーム実況者として知られる加藤純一氏らインフルエンサーやストリーマーら著名人も参加し、大きな話題を集めていた。 そのキングス・リーグは7日、新シーズンに向けたプロモーション動画を公開。すでに参戦が話題を集めていたレアル・マドリーのブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールに加え、アメリカの世界的なインフルエンサーであるジェイク・ポール、 アルゼンチン出身の有名歌手マリア・ベセラと共にサプライズ枠として17歳FWの参戦が明かされた。 なお、現役選手であるヤマルとヴィニシウスに関しては現時点でどういった役割を担うかは明かされておらず、今月15日の新シーズン開幕直前に改めてアナウンスされることになるようだ。 <span class="paragraph-title">【動画】注目集めたフードの男の正体はラミン・ヤマル</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr">Lamine Yamal, the new star of the Kings League.<a href="https://t.co/znTeCSORb5">pic.twitter.com/znTeCSORb5</a></p>&mdash; Kings League World (@_KingsWorld) <a href="https://twitter.com/_KingsWorld/status/1832499264179859958?ref_src=twsrc%5Etfw">September 7, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.09.08 09:35 Sun
4

「これは凄い」「2人とも好き」元祖ロナウドとC・ロナウドの2ショットにファンも驚き!2人のロナウドを比較する人も「どっちの方がすごいんだろう」

2人のロナウドがサウジアラビアで再会している。 2023年からアル・ナスルでプレーするポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド。今シーズンのサウジ・プロフェッショナルリーグではここまで10試合に出場して11ゴール6アシストをマーク。AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)でも4試合で3ゴール2アシストと衰え知らずの活躍を見せている。 キャリア通算のゴール数も850を超え、異次元の域に足を踏み入れているC・ロナウドだが、そんなスーパースターがもう1人のロナウドと対面している。 C・ロナウドがサウジアラビアで出会ったのは、元ブラジル代表FWのロナウド氏だ。 現役時代、圧倒的なパワー、スピード、テクニックに傑出した得点感覚を兼ね備え、世界最高のストライカーと評されていたロナウド氏。ブラジル代表でも通算99試合に出場して62ゴール、2002年の日韓ワールドカップでは得点王に輝き、優勝の立役者にもなった。 ケガの影響もあり、通算でのゴール数などではC・ロナウドに軍配が上がるが、サッカー界に与えたインパクトは2人とも最大級だ。 今回、2人はリヤドで行われたWBC世界ヘビー級王者タイソン・フューリーvs元UFC世界ヘビー級王者フランシス・ガヌーのボクシングマッチを観戦。初対面というわけではないが、豪華共演にはファンからも「これは凄い」、「2人とも好き」、「どっちの方がすごいんだろう」、「選べない」、「レジェンドたち」と反響が集まっている。 また、この一戦には元ポルトガル代表MFルイス・フィーゴ氏や、引退後にボクサー転身も目指していた元イングランド代表DFリオ・ファーディナンド氏らも観戦。豪華なメンバーが集まっていた。 <span class="paragraph-title">【写真&動画】2人のロナウドが対面</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="es" dir="ltr">‼️ Cristiano Ronaldo with Ronaldo Nazario. <a href="https://t.co/mlQXCDIgya">pic.twitter.com/mlQXCDIgya</a></p>&mdash; TCR. (@TeamCRonaldo) <a href="https://twitter.com/TeamCRonaldo/status/1718418157885386958?ref_src=twsrc%5Etfw">October 29, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ar" dir="rtl"> لحظة لقاء الاسطورة كريستيانو ورونالدو نازاريو <a href="https://t.co/3r4KUsd4F9">pic.twitter.com/3r4KUsd4F9</a></p>&mdash; عالم القوت (@GOATTWORLD) <a href="https://twitter.com/GOATTWORLD/status/1718433876270317795?ref_src=twsrc%5Etfw">October 29, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.10.30 20:45 Mon
5

“ストイックマン"CR7…エブラ「彼の昼食は無味の鶏とサラダ、水。もはやマシーン」

▽元フランス代表DFパトリス・エブラがマンチェスター・ユナイテッド時代の同僚であるレアル・マドリーのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドとの秘話を明かした。イギリス『ミラー』が伝えている。 ▽キャリアを通じて、ワールドカップ(W杯)を除けば獲得可能な栄冠をほぼ全て勝ち取り、ベストプレーヤーの1人としても名高いC・ロナウド。そのポルトガル人スタープレーヤーを巡っては、異常なまでのストイックさが話題に挙がることも少なくない。 ▽かつてユナイテッドの黄金期を共に過ごしたエブラは、いまだ手にしていないW杯トロフィーのために決戦地ロシアで奮闘するC・ロナウドについて言及。笑いを交えながら、そのストイックさが際立つエピソードを回想した。 「みんなに忠告しておく。彼から自宅にランチに招かれたら、『ノー』と言った方が良い。行ったら、テーブルにプレーンのチキンとサラダだけ。それと、ジュースじゃなく、水さ。他に何もなかった」 「食事を終えると、彼はボールを使ってスキルを見せつけ、ボールで遊ぼうと言ってきた。僕は『なんで家に呼んだんだ?』って問いただしたけど、『やろう』って…」 「その後、彼はプールで泳ぎ、ジャグジー、サウナに連れて行かれたんだ。彼はマシーンだ。誰も彼のトレーニングを止めることはできない。だから、彼に家に招待されたら、やめといた方が良い」 「ある日、リオ・ファーディナンドと彼が卓球勝負をした。リオが彼を打ち負かしたんだ。すると、彼は怒り、卓球台を買った。それから2週間の練習に励み、リオにリベンジを果たしたんだ」 「クリスティアーノ・ロナウドは、そういう男さ。だから、彼が何故、あれほどゴールデン・ボールやワールドカップ優勝を望んでいるのか理解できるよ。彼は負けず嫌いなんだ」 2018.06.19 16:30 Tue

ニューカッスルの人気記事ランキング

1

【プレミアリーグ第35節プレビュー】優勝争い&残留争い決着…残すは熾烈なトップ5争い

FAカップ準決勝の影響で変則開催となった第34節ではリバプールの5シーズンぶりのリーグ優勝に、18位イプスウィッチ・タウンの1年でのチャンピオンシップ降格が決定。リーグタイトル争いと残留争いに早くも決着がついた。そのため、残り4試合では熾烈を極めるトップ5争いにより多くの注目が集まる。 今節はヨーロッパの準決勝を戦うクラブ、チャンピオンズリーグ(CL)出場権争いにフォーカスしたい。 そのなかで最注目カードは、5位のチェルシー(勝ち点60)と首位のリバプール(勝ち点82)の上位対決。 チェルシーは前節、エバートン相手に大苦戦もFWジャクソンの13戦ぶりとなる今季10点目を守り切って1-0の勝利。劇的逆転勝利となったフルアム戦に続き勝負強さを発揮しての連勝となった。 続くカンファレンスリーグ(ECL)準決勝1stレグではスウェーデンの強豪ユールゴーデンをホームで迎え撃ち4-1で先勝。前半序盤と終盤にFWサンチョ、FWマドゥエケのゴールで2点を先行し、早いタイミングでメンバーも入れ替えたなか、以降は相手のミスに乗じてジャクソンが2ゴールを奪取。敵地でのリターンレグを前に大きなアドバンテージを手にした。これにより、トップ5フィニッシュへ勝ち点3必須の王者とのホームゲームに全力を注げる環境を整えた。 一方、前節はスパーズ相手に5-1の逆転勝利によって超満員のアンフィールドで2019-20シーズン以来のリーグ制覇を成し遂げたリバプール。他のコンペティションはすべて敗退となり、残り4試合は消化試合となる。得点王とアシスト王を争うFWサラーを除き主力を無理に起用する必要はなく、今後は若手にチャンスを与えつつ来季に向けた戦力の見極めがメインになるはずだ。そのなかでMF遠藤航の今季リーグ初スタメンを期待したいところだ。 2位のアーセナル(勝ち点67)はCL準決勝2ndレグのパリ・サンジェルマン(PSG)戦を控えるなか、10位のボーンマス(勝ち点50)とのホームゲームに臨む。ホーム開催となったPSGとの初戦では開始早々にFWデンベレに決められた先制点を許すと、以降はチャンスも作ったが相手守護神ドンナルンマのビッグセーブを前に0-1で敗戦。厳しい状況で敵地へ乗り込むことになる。6位のノッティンガム・フォレスト(勝ち点60)とのポイント差を考えれば、トップ5フィニッシュへ勝ち点を積み上げる必要はあるが、PSG戦を最優先事項にターンオーバーを敢行することになるはずだ。 MF三笘薫を擁する9位のブライトン&ホーヴ・アルビオン(勝ち点51)は、3位のニューカッスル(勝ち点62)とのアウェイゲームで連勝を目指す。前節は三笘の今季9点目となる土壇場の同点ゴールで追いつき、MFバレバの鮮烈なミドルシュートによってウェストハムに劇的な3-2の逆転勝利を収めたシーガルズ。この勝利によってわずかながら来季ヨーロッパ出場権への望みを繋いだ。残り4試合での全勝がノルマとなるなか、今節は難所セント・ジェームズ・パークに乗り込み上位撃破を期す。 なお、今季の公式戦2度の対戦はいずれもFWウェルベックの決勝点によってブライトンが連勝中。そのマグパイズキラーの活躍に加え、リーグ2桁得点が懸かる三笘には3試合連続ゴールを期待したいところだ。 4位のマンチェスター・シティ(勝ち点61)は、リーグ5連勝とこの終盤戦で最も調子がいい13位のウォルバーハンプトンと対戦。リーグ前節はアストン・ビラに劇的勝利を収め、直近のFAカップ準決勝ではフォレストを2-0で退けて復調のシティズンズ。即時の戦列復帰は難しいが、MFロドリとFWハーランドの主力2人の練習復帰という朗報も届いている。今回の一戦では相手の強度の高いプレスや堅固な守備を攻略し、勝ち点3を積み重ねたい。 また、FAカップで明暗分かれたMF鎌田大地を擁する12位のクリスタル・パレス(勝ち点45)と6位フォレストはマンデーナイト開催の一戦で激突。鎌田もフル出場でアストン・ビラ撃破でのFAカップ決勝進出を果たしたパレスに対して、フォレストは準決勝敗退。加えて、ミッドウィーク開催のブレントフォード戦では0-2の敗戦を喫し、CL出場圏外に転落。この一戦ではイーグルスの勢いが勝るか、フォレストのリバウンドメンタリティが勝るか。 プレミアリーグでは低迷も、ヨーロッパリーグ(EL)準決勝1stレグではいずれも先勝に成功した14位のマンチェスター・ユナイテッド(勝ち点39)と16位のトッテナム(勝ち点37)はいずれもボトムハーフの11位ブレントフォード、17位ウェストハムとのアウェイゲームに臨む。 ユナイテッドはアウェイ開催のアスレティック・ビルバオ戦をMFブルーノ・フェルナンデスの2ゴールの活躍などで3-0の完勝。最高の形でオールド・トラッフォードでの2ndレグを迎える。大幅なターンオーバーも見込まれるが、その試合で戦列復帰したDFデ・リフト、FWアマドらを試運転させつつ勝ち点3も手繰り寄せたい。 一方、スパーズはボデ/グリムトとのホームゲームに3-1で先勝。開始38秒のFWブレナン・ジョンソンのゴールを皮切りに、MFマディソンとFWソランケが得点を重ね、試合終盤の失点こそ余計だったが、小さくないアドバンテージを手にした。ただ、同試合ではそのスコアラーのマディソン、ソランケが軽傷を負って交代し、2ndレグは人工芝という慣れない環境での戦いとなるため、ユナイテッド以上に油断できない状況だ。したがって、今回のハマーズ戦はボデ/グリムト戦優先のメンバー構成で臨むことになる。 その他では7位のアストン・ビラ(勝ち点57)、8位のフルアム(勝ち点51)のトップハーフ対決にも注目だ。 《プレミアリーグ第35節》 ▽5/2(金) 《28:00》 マンチェスター・シティ vs ウォルバーハンプトン ▽5/3(土) 《20:30》 アストン・ビラ vs フルアム 《23:00》 エバートン vs イプスウィッチ レスター・シティ vs サウサンプトン 《25:30》 アーセナル vs ボーンマス ▽5/4(日) 《22:00》 ブレントフォード vs マンチェスター・ユナイテッド ブライトン vs ニューカッスル ウェストハム vs トッテナム 《24:30》 チェルシー vs リバプール ▽5/5(月) 《28:00》 クリスタル・パレス vs ノッティンガム・フォレスト 2025.05.02 19:30 Fri
2

バーミンガムDF岩田智輝が「時速73マイル」の衝撃ゴラッソ! 指揮官も絶賛「数多くのトップゴールを生で見てきたが…」

バーミンガム・シティのDF岩田智輝が強豪相手に圧巻のシュートを決めている。 8日、バーミンガムはFAカップ4回戦でニューカッスルと対戦。惜しくも2-3で敗れた。 開始早々に先制するも、26分に逆転を許す展開。しかし40分、岩田が試合を振り出しに戻す貴重なゴールを決める。 左クロスが上がるとニューカッスルDFのクリアボールがボックス右手前へ。すかさず走り込んだ岩田が右足を振り抜き、強烈なダイレクトシュートがゴール右上に決まった。 終盤の失点で5回戦進出は逃したものの、EFLリーグ1(イングランド3部相当)のクラブがプレミアリーグの格上クラブ相手に大健闘。クリス・デイビス監督は試合後、「とても誇りに思っているし、選手たちにも大いに誇るべきだと言った」と述べ、岩田の同点ゴールにも言及した。地元メディアの『Birmingham Live』が伝えている。 「2点目のゴールは、どこから見たとしても素晴らしいゴールだ。数多くのトップゴールを生で見てきたが、あれは私にとって最高のゴールだ。信じられないシュートだった」 「時速73マイル(約117km/h)だったと誰かが言っていた。ボールが彼のもとにこぼれた時、シュートを打つと思ったはずだが、キーパーはノーチャンスだった。素晴らしいゴールだった」 夏の移籍市場でセルティックから加わり、ボランチの定位置を掴んでいる岩田。今シーズンはここまで公式戦26試合に出場しており、ゴール数は「7」に伸ばしている。 <span class="paragraph-title">【動画】指揮官も絶賛した岩田智輝のゴラッソ!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="qkzwjnVfzpk";var video_start = 97;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.02.09 10:41 Sun
3

ニューカッスルとの上位対決で電光石火弾のワトキンス、快勝劇に貢献もエメリ監督の起用法に不満爆発

アストン・ビラのイングランド代表FWオリー・ワトキンスがウナイ・エメリ監督の起用法に不満を爆発させている。 ワトキンスは19日にホームで行われたプレミアリーグ第33節ニューカッスル戦に先発。開始33秒に電光石火弾を決めてチームの4-1の快勝劇に貢献していた。 このゴールによりプレミアリーグ通算74ゴールとしてFWガブリエル・アグボンラホル氏の持つクラブ記録に並んだが、公式戦ここ6試合で先発は1試合と出番に恵まれず、起用法に不満を爆発させた。 「監督室に行ってなぜプレーできないのかと訴えている。だから監督は少し頭を悩ませていると思う。この地位に到達するために僕らは懸命に努力してきた。しかしPSG戦では2試合とも20分程しかプレーできなかった。正直、プレーできないことに腹を立てていた。そのことを監督にも伝えた。しかし結局は監督に決定権があり、彼の決断を尊重しなければならない。だが、僕はベンチに座って満足するような選手ではない」 「これまで経験したことがないことだ。とりわけチャンピオンズリーグでは常にプレーし続けたいと思うものだ。僕を含め、数人の選手はPSG戦に出場できなかったことにがっかりしていたと思う。2ndレグでは勝てたが、2戦合計では負けた。チームは本当によくプレーしていたが、もっと長くピッチに居たかった。今の僕らの地位に到達するまで僕は大きな役割を果たしてきた。だから重要な試合で先発したかった」 2025.04.20 10:30 Sun
4

ユベントスが待望のCB確保、ニューカッスルDFケリーを買取義務付きレンタルで獲得

ユベントスは3日、ニューカッスルのイングランド人DFロイド・ケリー(26)を買い取り義務付きレンタルで獲得したことを発表した。レンタル料は300万ユーロ(約4億8000万円)、今季終了後に支払う移籍金は1450万ユーロ(約22億5000万円)になるとのこと。 ボーンマスで主力として活躍した左利きのセンターバックであるケリーは今季、ニューカッスルに完全移籍。しかしプレミアリーグでは先発4試合のみとバックアッパーに甘んじており、ここまで公式戦14試合の出場に留まっていた。 ユベントスではDFグレイソン・ブレーメルを長期離脱で欠き、先日にはDFピエール・カルルが新たに負傷と、センターバックの獲得が急務となっていた。 2025.02.04 09:30 Tue
5

圧巻ニューカッスルが公式戦6連勝で3位浮上! 鎌田大地が途中出場のパレスは2戦連続の5失点大敗…【プレミアリーグ】

プレミアリーグ第29節延期分、ニューカッスルvsクリスタル・パレスが16日にセント・ジェームズ・パークで行われ、ホームのニューカッスルが5-0で圧勝した。なお、パレスのMF鎌田大地は57分から途中出場した。 前節、マンチェスター・ユナイテッドに4-1で圧勝し、公式戦5連勝で4位に浮上したニューカッスル。悲願の初優勝を果たしたEFLカップ決勝開催に伴う延期分となったミッドウィーク開催のホームゲームではボトムハーフ相手にさらなる連勝を狙った。 一方、前節はマンチェスター・シティに2-5の逆転負けを喫し、公式戦8試合ぶりの黒星となった12位のパレス。バウンスバックの白星を目指した中3日でのアウェイゲームでは鎌田がベンチスタートとなった。 立ち上がりからホームチームが攻勢を仕掛けると、7分には高速カウンターから決定機。右サイドのスペースに飛び出したマーフィーが正確な折り返しを供給すると、ペナルティアーク付近に走り込んだイサクが右足ダイレクトシュートをゴール右隅へ飛ばすが、ここはGKヘンダーソンの好守に遭う。 続く9分にもトリッピアーとの連携で右サイドを崩したマーフィーから再び正確なクロスが上がるが、ボックス中央でイサクが放ったヘディングシュートは枠を捉え切れず。 それでも、14分には序盤から攻撃で違いを見せていたマーフィーがトリッピアーとのパス交換で右のポケットに侵入すると、角度のないところからニア上を射抜く鋭い右足シュートを突き刺し、先制点をもたらした。 一方、早い時間帯の失点となったパレスもマテタ、サール、エゼの前線の機動力やキープ力を活かして縦に速い仕掛けでチャンスの糸口を見いだそうとする。 そんななか、30分過ぎにはセットプレーの際にリチャーズとGKポープが交錯。オンフィールド・レビューの末にニューカッスルGKのパンチングがアフターで入ったとの判定でPKが与えられる。だが、キッカーのエゼが駆け引きして右を狙って蹴ったシュートはポープが完璧な読みでストップした。 するとピンチの後にチャンスあり。このPKストップ直後の38分にはボックス左へ抜け出したバーンズの折り返しがDFグエイにディフレクトして大きくコースが変わってニア下に吸い込まれ、オウンゴールの形で追加点が生まれる。 一連の流れで完全に勢いに乗ったホームチームは7分が加えられた前半アディショナルタイムで畳みかける攻めをみせ、一気に試合を決めた。まずはアディショナルタイム2分、トナーリのスルーパスで左サイドを突破したバーンズがボックス左から左足シュートを右隅へ流し込み、リーグ3試合連続ゴール。さらに、アディショナルタイム8分には相手陣内右サイドで得たFKの場面でボールサイドのトリッピアーがずらしたボールをマーフィーがゴール前のスペースに流し込むと、マークを振り切ったシェアのヘディングシュートが決まった。 前半の4ゴールによって圧倒的なアドバンテージを得て試合を折り返したニューカッスル。これに対してパレスは選手交代を行わず、同じメンバーで後半45分の戦いに臨んだ。 後半もニューカッスル優勢の展開が続くと、パレスは57分に3枚替えを敢行。エゼ、マテタ、ヒューズを下げて鎌田、エンケティア、ウォートンを投入した。 しかし、この交代直後の58分にはパレスのビルドアップに圧力をかけたニューカッスルがジョエリントンのプレスでラクロワのボールロストを誘発し、ショートカウンターの形からイサクのミドルシュートでトドメの5点目を奪った。 これで勝利を確信したホームチームは殊勲のマーフィー、ジョエリントンを下げてゴードン、ウィロックを同時投入。ゲームクローズへの意識を強めていく。 以降は意地を見せたいパレスが球際でイーブンに持ち込んだものの、鎌田らのセットプレーを含めチャンスに持ち込む部分で苦戦が続く。 その後、互いに交代カードを使い切って臨んだ後半終盤は省エネモードで時計を進めるニューカッスルに対して、パレスは途中出場の鎌田やエンケティアがボックス付近で足を振って一矢報いるゴールを目指したが、相手の堅守を最後までこじ開けることはできず。 この結果、ホームで完勝のニューカッスルが公式戦6連勝で、ノッティンガム・フォレストを抜いて3位に浮上した。敗れたパレスは2試合連続5失点での連敗となった。 ニューカッスル 5-0 クリスタル・パレス 【ニューカッスル】 ジェイコブ・マーフィー(前14) オウンゴール(前38) ハーヴィー・バーンズ(前48) ファビアン・シェア(前53) アレクサンダー・イサク(後13) 2025.04.17 05:32 Thu

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly