ジョタ2発のリバプールがチェルシー待つ決勝進出! 冨安復帰も失点関与のアーセナルはホームで完敗《EFLカップ》

2022.01.21 06:48 Fri
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EFLカップ(カラバオカップ)準決勝2ndレグ、アーセナルvsリバプールが20日にエミレーツ・スタジアムで行われ、アウェイのリバプールが0-2で勝利した。この結果、2戦合計0-2としたリバプールの決勝進出が決定した。
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なお、アーセナルDF冨安健洋はフル出場、リバプールFW南野拓実は63分から途中出場した。1週間前に敵地で行われた1stレグではジャカの退場で数的不利を背負いながらも、0-0のドローに持ち込んだアーセナル。物議を醸す形ながらも先週末のトッテナムとのノースロンドン・ダービーの開催延期が認められたアルテタ率いるチームは、1週間ぶりの公式戦で決勝進出を目指した。
その前回対戦からは先発3人を変更。出場停止のジャカに代わって新型コロナウイルスから回復したウーデゴール、セドリックとエンケティアに代わって負傷明けの冨安とスミス・ロウが復帰。さらに、ガーナ代表のアフリカ・ネーションズカップ敗退に伴い、トーマスがベンチに戻ってきた。

一方、要塞アンフィールドでの初戦を期待外れのドローで終えたリバプールだが、先週末のリーグ戦ではブレントフォードに3-0の快勝を収めてバウンスバックに成功。敵地での大一番ではそのブレントフォード戦から先発2人を変更。アリソンからGKをケレハーに代えたほか、負傷のオックスレイド=チェンバレンに代えて17歳FWカイデ・ゴードンをフィルミノ、ジョタと共に前線で起用した。
チェルシーが待つファイナル進出を懸けた運命の一戦は、ホームの大歓声を背にしたアーセナルが押し込む入りを見せる。開始5分にはサカが倒されて得たペナルティアーク付近のFKをラカゼットが右足で直接狙うが、壁の上をギリギリ越えたシュートはクロスバーを叩いた。

立ち上がりこそバタついたものの、徐々にボールの主導権を奪い返して攻勢に出始めるリバプールは、10分過ぎにセットプレーの流れからファビーニョが競り勝ったボールをゴール前のマティプがワンタッチでゴールへ流し込むが、ここは惜しくもオフサイドの判定となった。

それでも、良い形でフィニッシュまで持ち込んだリバプールは2度目のチャンスを確実にゴールへ結びつける。19分、カウンターの形からアレクサンダー=アーノルドのラストパスを受けたジョタが左のハーフスペースで縦に仕掛けると、バランスを崩したDF冨安を完全に振り切ってペナルティアーク付近に切り込んで右足のシュートを放つ。これがDFにディフレクトする形でコースが変わってゴールネットを揺らした。

冨安が絡む形の失点で先手を奪われたアーセナルはすぐさま反撃を開始。サカとマルティネッリの個人技や相手の背後を突く動きで幾度か相手ゴール付近まで運ぶが、最後のところでリバプールの守備を崩し切れない。28分にはマルティネッリがボックス内でファビーニョと交錯するが、ここは先にボールにチャレンジに行ったとの判定でPKを獲得できない。

前半終盤にかけてはリバプールがきっちり試合をコントロール。決定機まで持ち込むまでには至らなかったものの、危なげなく1点リードでハーフタイムを迎えた。

後半に入って先に動いたのはリバプール。コンディションの問題か、マティプを下げてコナテをハーフタイム明けに投入した。前半に引き続きリズム良く試合に入ったアウェイチームは50分、左サイドを突破したジョタがゴールライン際で内に運んで絶妙な折り返しを供給。しかし、待ち構えていたゴードンは左足のイージーシュートを枠の外に外してしまう。

以降も押し込む状況が続くリバプールは59分、アレクサンダー=アーノルドのCKをコナテがドンピシャのヘディングで合わせるが、これは惜しくも枠を叩く。良い流れの中で押し切りたいクロップ監督は63分、ゴードンを下げて南野を投入。その南野は69分にボックス内でこぼれ球に反応し、早速シュートまで持ち込むが、これは相手DFのブロックに阻まれて2試合連発とはならず。

マルティネッリの個人技以外に攻め手がないアーセナルは74分、スミス・ロウとラカゼットを下げてエンケティアとトーマスを同時投入。この交代で流れを変えたいところだったが、その出ばなを挫かれる。

77分、ハーフウェイライン付近で縦へ仕掛けたマルティネッリがバランスを崩してボールを失うと、ボールを回収したアレクサンダー=アーノルドが背後を狙うジョタへ絶妙なロングフィードを通す。これでDFホワイトの背後を完璧に取ったジョタは飛び出したGKラムズデールの寸前でループシュートを狙うと、これがゴールネットを揺らした。

この追加点で勝利を確信したアウェイチームはフィルミノを下げてネコ・ウィリアムズの投入で試合を締めにかかる。一方、何とかホームで一矢報いたいアーセナルだが、試合終盤に続けてイエローカードをもらったトーマスが退場となり、2試合連続で数的不利を背負うことになった。

そして、試合はこのまま2-0のスコアのままタイムアップを迎え、敵地でアーセナルを粉砕したリバプールがチェルシーが待つ決勝進出を果たした。

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イタリア復帰が報じられるキエーザ、インテルも獲得レースに参戦か

インテルがリバプールのイタリア代表FWフェデリコ・キエーザ(27)の獲得レースに参戦するようだ。イタリア『トゥットスポルト』が報じている。 今夏にユベントスから1200万ユーロの移籍金でリバプールに加入したキエーザだったが、コンディションが整わずここまで公式戦3試合の出場、プレミアリーグでは18分、チャンピオンズリーグ(CL)では1分の出番に留まっている。 現在は負傷もあって戦列を離れているキエーザに対し、リバプールは早くも見限り、ローマとミランが1月の移籍市場で獲得に乗り出すと報じられていた。 そんな中、インテルのジュゼッペ・マロッタ会長がキエーザのレンタル移籍を強く求めていると『トゥットスポルト』は主張。セリエAとチャンピオンズリーグ制覇を視野に入れるネラッズーロがFWラウタロ・マルティネス、FWマルクス・テュラムに次ぐFWとしてキエーザを迎え入れたいようだ。 750万ユーロの高額な年俸に関してはリバプールが一部負担する見込みでインテルとしては悪くない取り引きになると言えそうだ。 2024.11.18 07:30 Mon
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【プレミアリーグ第12節プレビュー】新生ユナイテッド初陣に、不調のシティがスパーズ戦

インターナショナルマッチウィーク前に行われた第11節では首位のリバプールが上位陣で唯一勝ち点3を取り切った一方、マンチェスター・シティが、ノッティンガム・フォレストが敗戦。チェルシーとアーセナルの上位対決がドローに終わり、首位チームが独り勝ちという形で中断期間に入った。 今年最後のインターナショナルマッチウィークが終了し、ここから年末年始の超過密日程に突入するなか、今節ではマンチェスターの両雄に大きな注目が集まるところだ。 13位のマンチェスター・ユナイテッドはファン・ニステルローイ暫定体制のラストマッチとなった前節のレスター・シティ戦に3-0で完勝し、公式戦3勝1分けの4戦無敗でルベン・アモリム新監督へバトンを渡す形となった。そして、新指揮官の初陣では、前節トッテナムを破って待望のリーグ初勝利を挙げた17位のイプスウィッチ・タウンとのアウェイゲームに臨む。 今シーズンのスポルティングCPでは開幕から公式戦17勝1分けと圧倒的な戦績を残したポルトガル人指揮官の手腕に注目集まる今回の一戦では、近年ユナイテッドが重用する[4-2-3-1]の継続か、自身が志向する[3-4-2-1]への変更か。システムや選手起用を中心に大きな期待感とともに、指揮官の一挙手一投足や新たなモチベーションを得たチームの躍動を見守りたいところだ。 その赤い悪魔の宿敵でプレミア4連覇中の王者マンチェスター・シティは、グアルディオラ体制初の公式戦4連敗という苦境のなか、次節にはリバプールとの大一番を控える状況で10位のトッテナムという難敵相手にバウンスバックの白星を目指す。 前節のブライトン戦は1点リードで折り返した後半に圧倒されると、らしくない連続失点でホームチームに逆転勝利を許して1-2の逆転負けとなった。多くの離脱者、勤続疲労に加え、少し自信を失っているように見える点も気がかりだ。ただ、今週に入ってグアルディオラ監督の2年の契約延長という朗報が舞い込み、度重なる財務違反に関するピッチ外の雑音は別として空気が変わった印象もあり、連敗のきっかけを作った因縁の相手を叩いて再浮上といきたい。 対するトッテナムはイプスウィッチ相手の逆転負けによって公式戦連敗中。前々節のアストン・ビラ戦での会心の逆転勝利で流れを掴みたいなか、格下相手の痛い取りこぼしとなった。度重なる負傷者に加え、先日には人種差別発言でMFベンタンクールに7試合の出場停止処分が科され、過密日程において大きなダメージを受けた。上位戦線に踏みとどまる上で勝ち点必須となる苦手のアウェイゲームでは総力戦で臨みたい。 絶好調のリバプールは週明けにチャンピオンズリーグ(CL)のレアル・マドリー戦、次節にシティ戦とビッグマッチ連戦を控えるなか、最下位のサウサンプトンと対戦する。前節はアストン・ビラとの強豪対決を、FWヌニェス、FWサラーの高速カウンター2発で制し、改めてその強さを証明した。守護神アリソンやFWジョタに加え、DFアレクサンダー=アーノルドが不在となるが、現状のセインツ相手に後れを取る可能性は低い。後方から繋いでくる相手を得意のカウンターで仕留めたい。 対するセインツでは日本代表でゴールを挙げたDF菅原由勢の活躍に期待。直近は2試合連続ベンチスタートとなり、代表戦の疲労を考慮すればベンチスタートの可能性もあるが、右サイドでFWルイス・ディアスやFWガクポといった強力な選手に対応しつつ、持ち味の攻撃センスでチャンスを演出したい。 4位のアーセナルは同勝ち点で並ぶ5位のノッティンガム・フォレストとの上位対決でリーグ5戦ぶりの白星を目指す。チェルシーとのロンドン・ダービーではFWマルティネッリのゴールで先制したが、緩い守備からすぐさま同点に追いつかれての1-1のドローとなった。MFウーデゴールの復帰は朗報だが、4試合3ゴールと得点力不足が顕著な攻撃の改善が急務だ。フォレストは直近のニューカッスル戦で1-3の敗戦を喫したが、リーグ2位の堅守と相手の長所を消すことに長けた曲者だけにチームとしての真価が試される。 3位のチェルシーは指揮官マレスカの古巣である15位のレスター・シティ相手に3試合ぶりの白星を狙う。ユナイテッド、アーセナルとの連戦では自分たちらしさを見せたものの、MFパーマーとFWジャクソンの両エースがうまく封じ込められたことで、アタッキングサードでのプレーに課題も見受けられた。ただ、対戦相手のレスターは直近のユナイテッド戦を含め守備面に大きな問題を抱えており、早い時間帯に1点を取れれば、大量得点での快勝という展開も十分に考えられる。 MF三笘薫の所属する6位のブライトン&ホーヴ・アルビオンは、王者撃破の勢いにのって12位のボーンマス相手に連勝を狙う。シティ戦では途中出場で流れを変えたFWジョアン・ペドロらとともに攻撃の核として傑出したパフォーマンスを見せた左ウイングは、日本代表で2試合に出場したもののプレータイムはコントロールされており、コンディションに問題がなければスタメン起用の可能性は高い。球際にタイトに来る相手に対して、持ち味の打開力で攻撃の突破口となりたい。 18位のクリスタル・パレスは9位のアストン・ビラ相手にリーグ3戦ぶりの白星を狙う。度重なる負傷者に加え、前節フルアム戦で退場したMF鎌田大地が3試合出場停止の1試合目で不在となり、厳しい戦いが想定されるが、2-1で勝利したEFLカップの再現を狙いたいところだ。 《プレミアリーグ第12節》 ▽11/23(土) 《21:30》 レスター・シティ vs チェルシー 《24:00》 ボーンマス vs ブライトン アーセナル vs ノッティンガム・フォレスト アストン・ビラ vs クリスタル・パレス エバートン vs ブレントフォード フルアム vs ウォルバーハンプトン 《26:30》 マンチェスター・シティ vs トッテナム ▽11/24(日) 《23:00》 サウサンプトン vs リバプール 《25:30》 イプスウィッチ vs マンチェスター・ユナイテッド ▽11/25(月) 《29:00》 ニューカッスル vs ウェストハム 2024.11.23 12:36 Sat

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