シェフチェンコ解任のジェノア、48歳のドイツ人指揮官を招へい

2022.01.20 13:51 Thu
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ジェノアは19日、ドイツ人指揮官のアレクサンダー・ブレシン氏(48)を新監督に招へいしたことを発表した。

現役時代はドイツの下位リーグのクラブを転々とするキャリアを送ったブレシン氏は、2012年の引退後、RBライプツィヒの下部組織で監督業をスタートさせた。

およそ8年にわたり、同クラブのU-17やU-19、そしてユースチームで監督や副官を務めた後、2020年6月からはベルギーのジュピラー・プロ・リーグに所属するK.V.オーステンデの監督に就任。すると、以前の3シーズンは降格スレスレだったクラブを5位に導き注目を浴びた。
昨夏にはシェフィールド・ユナイテッド入りが迫っていたが、イギリスがEUから離脱した影響で契約が結べなかったという背景を持っている。

一方、今シーズンをダビデ・バッラルディーニ監督の下でスタートさせたジェノアは、11月に成績不振で同監督を解任し、ユーロ2020までウクライナ代表を指揮していたアンドリー・シェフチェンコ監督を後任に迎えた。
セリエAのレジェンドの凱旋に沸いたクラブだったが、就任から2カ月が経過し、リーグ戦を9試合消化した時点で未勝利だったことから今月15日にやむなく解任。今季3人目の指揮官探しに着手していた。

イタリア『スカイ』によれば、ジェノアは150万ユーロの契約解除金を支払うことでブレシン氏を引き抜き。ここまでセリエA最低となる1勝に留まり、19位に沈んでいるチームの立て直しが期待されている。

なお、同氏の下で2シーズン目を迎えていたオーステンデは、今季は振るわず最下位から4つ上の15位に甘んじていた。

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