クラブ一筋だった中村憲剛が川崎F加入のチャナティップへのサポート誓う「彼がフロンターレの選手になる日が来るとは思いもよりませんでしたが」

2022.01.12 11:50 Wed
©︎J.LEAGUE
元日本代表MF中村憲剛氏が川崎フロンターレ移籍が決定したタイ代表MFチャナティップへのサポートを誓った。中村氏は2003年に中央大学から川崎フロンターレへと入団し、クラブ一筋18年のプロ生活を2020シーズンで終えた。現在は普及・育成部門での活動を中心した、川崎Fのフロンターレ・リレーションズ・オーガナイザー(FRO)という役職に就任し、先日には中央大学のテクニカルアドバイザー就任も発表されていた。
一方、“タイのメッシ”という愛称でタイ国内で絶大な人気を誇る同国史上最高の選手とも言われるチャナティップは、ムアントン・ユナイテッドから2017年夏に北海道コンサドーレ札幌へ期限付き移籍で加入すると、2019年からは完全移籍で加入。在籍4シーズン半でJ1通算115試合に出場し14得点を記録するなど、攻撃を牽引していたが、11日に川崎Fへの移籍が発表された。

中村氏は自身のインスタグラムを更新し、自身の古巣へと加入したチャナティップの印象を、現役時代の経験を交えながら語った。

「試合で会う度にいつも声をかけに来てくれた人懐っこいチャナ」
「その人懐っこさとその人懐っこさからは想像できない怖さのあるプレーヤーとして、コンサドーレのみなさんからピッチ内外でとても愛されていたのは対戦していても感じていました」

そして、移籍決定時には札幌を離れることの謝罪と感謝を語っていたチャナティップのコメントを引き合いに出し、移籍そのものへの見解も語っている。

「そのチャナティップがフロンターレに入団します」

「彼のコンサドーレへのメッセージと、コンサドーレのみなさんの彼へのメッセージを全てではありませんが読みました」

「僕も長い現役生活の中で多くの選手の移籍を経験して来ました。チームメートとして目標に向けて日々共に切磋琢磨し、互いの絆が深まってきた中で見送らなければいけない時もたくさんありましたし、その時は寂しい気持ちを抱きながらも、移籍先での成功を心から願っていました」

「移籍とはそういうものだと言われても、なかなか割り切れないものでした」

「その気持ちがわかるからこそ、フロンターレに新加入選手を迎え入れる時はその選手が少しでもプレーしやすいように、活躍できるようにチームメートと良い雰囲気を作ることを心掛けて来ましたし、今も後輩たちがその雰囲気を作ってくれていると思います」

「チームが変わっても、大きな括りで言えばサッカーファミリーなので、いつまでも応援していますし、会えば共にプレーしていた時と変わらず話をし、お互いリスペクトを持って対戦できる、そんなところがスポーツの良さだと思います。一緒にプレーをすることはないかもしれないけれど、選手の移籍の数だけ仲間は増えていきました」

インスタグラムの投稿では、互いのユニフォームを交換した際の2ショットを添えた中村氏だが、その川崎Fのユニフォームを着ることになるチャナティップへのサポートを誓っている。

「この写真の時には彼がフロンターレの選手になる日が来るとは思いもよりませんでしたが、強い覚悟を持ってフロンターレに来る決断をした彼を少しでもクラブ、サポーター含めたみんなでサポートして欲しいと思いますし、僕も自分の立場からできる限りのサポートをしたいと思います」

そして最後には、タイ語で「@jaychanathip お会いできるのを楽しみにしています」と綴った。

J1王者へ加入することとなるチャナティップ。レジェンドの支えも受けながら、さらなる活躍が期待される。

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