イヘアナチョ豪快弾のナイジェリアがエジプト撃破で白星発進! 王者アルジェリアはまさかのドロー《アフリカ・ネーションズカップ》
2022.01.12 05:55 Wed
11日にアフリカ・ネーションズカップのグループステージ第1節の4試合が行われた。
グループDでは今グループステージ屈指の好カードとなったナイジェリア代表vsエジプト代表の優勝候補対決が行われ、ナイジェリアが1-0で勝利した。
ナイジェリアはこの試合にエンディディ、イヘアナチョのレスターコンビ、ビジャレアルのチュクウェゼらをスタメンで起用。対するエジプトはエースのサラー、エルネニー、トレゼゲとプレミアリーグで活躍する選手が先発のピッチに立った。
序盤にタウフィークがいきなり負傷交代するアクシデントに見舞われたエジプトがなかなかリズムを掴めない中、ナイジェリアが押し込む展開に。すると、30分には左サイドからのクロスを起点にボックス内で相手の短くなったクリアをアリボが頭で落とすと、これをイヘアナチョが胸トラップからの見事な左足ボレーでゴール右隅へ突き刺した。
以降は拮抗した展開が続いたが、エジプトは最前線のサラーになかなか良い形でボールを供給できず、そのエースが1本もシュートを放てぬまま前半終了を迎えることになった。
そういった中、71分にはサラーにようやく見せ場が訪れる。途中出場のジーゾからのスルーパスにオフサイドぎりぎりのタイミングで抜け出すが、ボックス内でのボールコントロールが決まらず、やや勢いを欠いたシュートはGKのセーブに阻まれた。
この決定機をきっかけに畳みかけたいエジプトだったが、以降は再び攻撃が停滞。守護神エル・シェナウィの再三の好守で2失点目を免れるのが精いっぱいだった。
そして、エジプトとの強豪対決を制したナイジェリアが今大会を白星でスタートした。
また、グループEでは前大会王者アルジェリア代表がシエラレオネ代表との初戦に臨み、0-0のドロースタートとなった。
マフレズやスリマニ、ベンセバイニ、ブラヒミら順当に主力がスタメンに名を連ねたアルジェリアは前半序盤こそ相手にゴールを脅かされる場面を作られたが、試合を通してボールの主導権を握って押し込む展開に。
だが、守護神モハメド・カマラやイングランド代表から国籍変更したスティーブン・コーカーら相手守備陣の粘り強い守備に苦戦。後半は完全に相手陣内でハーフコートゲームを展開したが、ブラヒミやマフレズ、ベンセバイニらの決定的なシュートがことごとくファインセーブや枠を外れた。その後、ベンラーマらをピッチに送り出したが、19本放ったシュートは一度もゴールネットを揺らすことはなかった。
◆各グループ第1節結果&日程
▽1/11
・グループD
ナイジェリア代表 1-0 エジプト代表
スーダン代表 0-0 ギニアビサウ代表
・グループE
アルジェリア代表 0-0 シエラレオネ代表
▽1/12
・グループE
赤道ギニア vs コートジボワール代表
・グループF
チュニジア代表 vs マリ代表
モーリタニア代表 vs ガンビア代表
▽1/9
・グループA
カメルーン代表 2-1 ブルキナファソ代表
エチオピア代表 0-1 カーボベルデ代表
▽1/10
・グループB
セネガル代表 1-0 ジンバブエ代表
ギニア代表 1-0 マラウイ代表
・グループC
モロッコ代表 1-0 ガーナ代表
コモロ代表 0-1 ガボン代表
グループDでは今グループステージ屈指の好カードとなったナイジェリア代表vsエジプト代表の優勝候補対決が行われ、ナイジェリアが1-0で勝利した。
ナイジェリアはこの試合にエンディディ、イヘアナチョのレスターコンビ、ビジャレアルのチュクウェゼらをスタメンで起用。対するエジプトはエースのサラー、エルネニー、トレゼゲとプレミアリーグで活躍する選手が先発のピッチに立った。
以降は拮抗した展開が続いたが、エジプトは最前線のサラーになかなか良い形でボールを供給できず、そのエースが1本もシュートを放てぬまま前半終了を迎えることになった。
後半も試合展開に大きな変化はなし。ボールを持つものの、攻め切れないエジプトは、早いタイミングで交代カードを切っていくが、攻撃を活性化できない。それでも、ナイジェリアの鋭いカウンターを水際で防ぎ、何とか最少得点差を維持。
そういった中、71分にはサラーにようやく見せ場が訪れる。途中出場のジーゾからのスルーパスにオフサイドぎりぎりのタイミングで抜け出すが、ボックス内でのボールコントロールが決まらず、やや勢いを欠いたシュートはGKのセーブに阻まれた。
この決定機をきっかけに畳みかけたいエジプトだったが、以降は再び攻撃が停滞。守護神エル・シェナウィの再三の好守で2失点目を免れるのが精いっぱいだった。
そして、エジプトとの強豪対決を制したナイジェリアが今大会を白星でスタートした。
また、グループEでは前大会王者アルジェリア代表がシエラレオネ代表との初戦に臨み、0-0のドロースタートとなった。
マフレズやスリマニ、ベンセバイニ、ブラヒミら順当に主力がスタメンに名を連ねたアルジェリアは前半序盤こそ相手にゴールを脅かされる場面を作られたが、試合を通してボールの主導権を握って押し込む展開に。
だが、守護神モハメド・カマラやイングランド代表から国籍変更したスティーブン・コーカーら相手守備陣の粘り強い守備に苦戦。後半は完全に相手陣内でハーフコートゲームを展開したが、ブラヒミやマフレズ、ベンセバイニらの決定的なシュートがことごとくファインセーブや枠を外れた。その後、ベンラーマらをピッチに送り出したが、19本放ったシュートは一度もゴールネットを揺らすことはなかった。
◆各グループ第1節結果&日程
▽1/11
・グループD
ナイジェリア代表 1-0 エジプト代表
スーダン代表 0-0 ギニアビサウ代表
・グループE
アルジェリア代表 0-0 シエラレオネ代表
▽1/12
・グループE
赤道ギニア vs コートジボワール代表
・グループF
チュニジア代表 vs マリ代表
モーリタニア代表 vs ガンビア代表
▽1/9
・グループA
カメルーン代表 2-1 ブルキナファソ代表
エチオピア代表 0-1 カーボベルデ代表
▽1/10
・グループB
セネガル代表 1-0 ジンバブエ代表
ギニア代表 1-0 マラウイ代表
・グループC
モロッコ代表 1-0 ガーナ代表
コモロ代表 0-1 ガボン代表
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サラー“憧れの先輩”がエジプト時代の素顔を明かす「点を決められなかった時泣いていた」
リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーの先輩が、大スターの素顔を明かした。イギリス『ミラー』が伝えている。 サラーは、母国エジプトのアラブ・コントラクターズで2010年にプロキャリアをスタート。2012年にバーゼルへ移籍し、2014年1月にはチェルシーへ加入した。 <div id="cws_ad"><div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJQelhIc1JaYiIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script></div> チェルシーでは思うような活躍ができなかったものの、セリエAのフィオレンティーナやローマでアタッカーとしての能力が開花。2017年にリバプールへ加入してからは2シーズン連続でリーグ得点王を獲得するなど、高い得点力を示し続けている。 2009年から2012年の間、エジプトの強豪クラブ、ペトロジェットで活躍した元ガーナ代表FWエリック・ベコーは、ガーナラジオ局『Nhyira FM』の中で、エジプトリーグ時代のサラーを回顧。大スターの素顔を明かした。 「私はエジプトではスター選手だった。モハメド・サラーや他の若いエジプト人選手は私のようになりたがっていたんだ」 「リバプールのサラーは、私を憧れの選手として選んでいたよ。私がペトロジェットにいたとき、サラーはまだコントラクターズのユースでプレーしている若手選手だった」 「サラーは左サイドウィンガーで、前線での決定力がある選手だったから、もっとゴールを決めたがっていた。彼は自分のウィングでのプレーが得点に繋がらなかったとき泣いていることもあったよ」 「その時の監督の1人が彼をもっと前のポジションにコンバートした。それが、エジプトからバーゼルへ行く前の彼の成長を促したんだ」 2020.06.04 15:35 Thu5