感染者多数のチェルシー、トゥヘルが交代枠増加を求む 「負荷を軽減するためにも」
2021.12.26 18:13 Sun
チェルシーのトーマス・トゥヘル監督は選手の交代枠増加を望んでいるようだ。クラブ公式サイトが伝えている。
「もちろん、我々はサッカー選手や監督という立場だけでなく、父親のようなものでもあり、家族のような存在なのだから心配だ。このような不確かな状況には疑問や不安、懸念といったものが生じてくる。それでも、自分たちの好きなことを仕事にできるというのは恵まれていることだと思うし、チームが物事に取り組む姿勢にはとても感心した」
「ウォルバーハンプトンに到着してから3日間で7件の陽性反応が出たときはチームの状況も私の気持ちも少し異なり、クラスターに近い状況だったので、その対応に時間がかかるのではないかと心配した。我々はそれと共生していかなければならなので、できる限りのサポートをしたいと考えている。現時点では5人の選手交代を可能にしたいと考えているし、これは我々が推し進めていることでもある」
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26日に行われるプレミアリーグ第19節でアストン・ビラと対戦するチェルシー。しかし、チーム内ではFWロメル・ルカクやFWティモ・ヴェルナーを含む7選手の新型コロナウイルス(COVID-19)感染が報告され、MFハキム・ツィエクやDFトレヴォ・チャロバーなど負傷選手も複数いるため、トゥヘル監督はチーム運営に頭を抱えている。そのなか、ドイツ人指揮官は試合に先駆けての会見で出場できる選手たちの負担を軽減する上でも交代枠増加の承認を求めた。「ウォルバーハンプトンに到着してから3日間で7件の陽性反応が出たときはチームの状況も私の気持ちも少し異なり、クラスターに近い状況だったので、その対応に時間がかかるのではないかと心配した。我々はそれと共生していかなければならなので、できる限りのサポートをしたいと考えている。現時点では5人の選手交代を可能にしたいと考えているし、これは我々が推し進めていることでもある」
「最初のロックダウンの時は5人の交代が許されたが、今の状況でそれができないと選手たちの体力は非常に厳しくなるだろう。この時期は非常に難しく、とてもチャレンジングなので、選手たちのコンディションをコントロールして負荷を軽減するためにも5人の交代を認めるべきだ」
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チェルシーのエンツォ・マレスカ監督が連勝を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 1日、3位につけるチェルシーはプレミアリーグ第13節でアストン・ビラと対戦。2-1で勝利した前節のレスター・シティ戦からの連勝を狙った。 ホームのチェルシーは7分に幸先良く先制。スペイン代表DFマルク・ククレジャのクロスにセネガル代表FWニコラス・ジャクソンが合わせる。 36分にアルゼンチン代表MFエンソ・フェルナンデスのゴールでリードを広げると、83分にはイングランド代表MFコール・パーマーの狙いすました一撃。ビラの反撃も許さず、3-0の勝利を収めた。 ヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)のハイデンハイム戦を含め、公式戦3連勝としたマレスカ監督。不調ながらも強敵のビラ相手の快勝に、満足感を示している。 「オン・ザ・ボールでもオフ・ザ・ボールでもとても良いパフォーマンスだった。かなり良い戦いができたと思う。良い時も悪い時もあったが、我々は最初からこれを続けてきた。何度も言ってきたように、正しい方向に進んでいると思う」 「レスター戦の後にも言ったが、相手がどこであろうと、ボールを持っていてもいなくても、自分たちのやりたいようにプレーすることが重要だ。それができて3ポイントを獲得できれば当然満足できる。今日のパフォーマンスはとても良かったと思う」 「オン・ザ・ボールでは試合に向けて準備した通りのプレーをした。ビラが非常に手強いチームだからだ。彼らの守備はトップレベルだし、スペースを見つけるのが本当に難しい」 「彼らはプレッシャーをかけず、ただ待つだけだから、我慢強くなければならない。無理に攻めればボールを失い、失点してしまう。オフ・ザ・ボール時の我々は非常にアグレッシブだったし、プレッシャーをかけていた」 また、トップとのレベルの差についても語った指揮官。復権に向け、経験をさらに積んでいくことが必要と考えている。 「多くの理由から、リバプールやアーセナル、マンチェスター・シティと争う準備はできていないと思う。今日勝ったからといって考えを変えるつもりはない。我々はまだその準備ができていない。だが、良い面もある。我々は成長しているし、近いうちにそこに到達できると期待している」 「確かに、多くの部分を改善する必要はある。攻撃も守備ももっと良くできる。より良くなるために瞬間瞬間を生きる必要があると私は思っている」 「このクラスの選手たちは、何かしらのタイトルが懸かった決勝戦を一度は経験している。おそらく昨シーズンのカラバオカップが彼らにとって最も重要な試合だっただろう。より良くなるためには瞬間瞬間を生きる必要がある。その瞬間を掴み始めた時、おそらく我々はもっと良くなるし、競争できるようになるだろう」 「アーセナルやリバプール、シティの選手たちは全員決勝を経験し、タイトルを争ってきた。我々ももうすぐそこに到達するだろうが、まだ遠い。今すぐ彼らと争える状態ではない理由の1つだ」 <span class="paragraph-title">【動画】ジャクソン&エンソが2戦連発! チェルシーvsビラ ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="q9UINuSZPHU";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.12.02 11:08 Mon4
【プレミアリーグ第13節プレビュー】8pt差で迎える頂上決戦に、フライデーナイトに三笘vs菅原!
先週末に行われた第12節ではリバプール、チェルシー、アーセナルといった上位陣が揃って勝利した一方、トッテナムとのビッグマッチで惨敗したマンチェスター・シティが唯一の取りこぼしとなった。 11月最後の一節となる第13節では首位のリバプールと、2位のマンチェスター・シティが8ポイント差で迎える頂上決戦が開催される。 リバプールは前節、最下位のサウサンプトンに3-2の勝利。MFソボスライの今季リーグ戦初ゴールで早々に先制したが、前半終盤と後半序盤の連続失点によって逆転を許した。だが、そこからFWサラーが連続ゴールを挙げてシーソーゲームを制した。 さらに、直近のチャンピオンズリーグ(CL)では8戦未勝利(1分け7敗)の天敵レアル・マドリーをアンフィールドで迎え撃った大一番に2-0の完勝。MFマク・アリスター、途中出場のFWガクポのゴールに加え、GKケレハーの見事なPKストップの活躍によってCL5連勝を成し遂げた。その試合でいずれも軽傷を負ったDFコナテ、DFブラッドリーの状態は懸念も、DFアレクサンダー=アーノルドに復帰の目途が立っており、絶不調の王者を良い状態で迎え撃つ。 対する4連覇中の王者シティは前節、要塞エティハドで苦手トッテナムに0-4の惨敗。プレミアリーグでは36試合、公式戦では52試合ぶりとなるホームゲームでの敗戦を喫した。続くCLではフェイエノールト相手にFWハーランドの2ゴールに、MFギュンドアンのゴールによって3点を先行したが、DFグヴァルディオルの2試合連続の軽率ミスをきっかけにバタつくと、3点差を追いつかれての痛恨ドローに。公式戦連敗は「5」でストップも負けに等しいホームでの勝ち点逸となった。 多くの修羅場を乗り越えてきたグアルディオラ監督もさすがにショックの色は濃く、難所アンフィールドでの重要な頂上決戦に向けてポジティブな材料を見いだすことができない。とはいえ、この直接対決に敗れれば、得意の後半戦での巻き返しも困難な勝ち点差となるだけに、是が非でも勝ち点を持ち帰りたい。 来週ミッドウィークに次節が行われる関係でフライデーナイトと開催となる、5位のブライトン&ホーヴ・アルビオンと最下位のサウサンプトンの一戦では、MF三笘薫、DF菅原由勢の日本人対決に注目が集まる。 ブライトンは前節、曲者ボーンマス相手に三笘の今季2点目に、FWジョアン・ペドロの1ゴール1アシストの活躍によって2-1の勝利。リーグ連勝を達成した。ここに来て守備が安定し、ジョアン・ペドロの復帰によって攻撃のクオリティが一段階上のレベルに向上。三笘もFWウェルベックやFWリュテールらとの好連携でゴールへ迫る場面も増やしており、今回の一戦で躍動が期待される。 一方、サウサンプトンは前節、絶好調のリバプール相手に割り切って後ろ重心で構えつつも、持ち味の後方からの繋ぎを活かしたロングカウンターを武器に善戦。途中出場となった菅原のPK献上がなければ、勝ち点1を獲得できた可能性もあった。ただ、同試合では今季初先発で存在感を示したFWオヌアチュ、MFララナが負傷しており、今回のシーガルズ戦では厳しい戦いを強いられそうだ。前述のミスで評価を落とした菅原は引き続きベンチスタートが見込まれるが、出場の際には三笘とのマッチアップで存在感を示したい。 3位のチェルシーは8位のアストン・ビラとの強豪対決に臨む。前節は指揮官マレスカの古巣であるレスター・シティ相手にFWジャクソンとMFエンソ・フェルナンデスの今季初ゴールによって2-1の勝利。リーグ3試合ぶりの白星を挙げた。さらに、ほぼスタメン全員を入れ替えたカンファレンスリーグ(ECL)ではハイデンハイムとの無敗対決を、FWエンクンク、FWムドリクのゴールによって2-0で勝利している。 公式戦7試合未勝利とエメリ体制で初めて大きな壁にぶつかっているアストン・ビラ相手のホームゲームでは優位に進められる可能性は高いが、ここ数試合のパフォーマンスは好調時に比べて落ちており、油断を見せれば食われる可能性も十二分にあるだけに気を引き締めて戦いたい。 復調の気配を見せる4位のアーセナルは14位のウェストハムとのロンドン・ダービーで公式戦3連勝を狙う。躍進のノッティンガム・フォレストをホームで迎え撃った前節はFWサカの1ゴール1アシストに、17歳MFヌワネリのリーグ初ゴールによって3-0の完勝。リーグ5戦ぶりの白星を挙げた。さらに、CLでは今季ここまで無敗だったスポルティングCPとのアウェイゲームに5-1で圧勝。サカ、FWマルティネッリ、FWハヴァーツの3トップ揃い踏みに加え、MFウーデゴールがフォレスト戦に続いて絶大な存在感を示した。 前回対戦では6-0の圧勝を収めているハマーズだが、昨季の公式戦では1勝2敗と負け越している相手でもあり、前節はニューカッスルに2-0の勝利を収めている侮れない相手だ。ロースコアになれば、ロンドン・スタジアム特有の圧力を感じる展開を強いられるだけに、直近2試合同様に前半からアグレッシブにゴールを目指してラクな展開に持ち込みたい。 6位のトッテナムは9位のフルアムとのロンドン・ダービーで連勝を狙う。前節はMFマディソンの28歳バースデーを祝う2ゴールなどで王者とのアウェイゲームで望外の大勝を収めたポステコグルーのチーム。ただ、序盤から安定感を欠くチームは直近7試合で勝ちと負けを交互に繰り返す不安定な戦いが目立っており、難敵フルアムとのホームゲームではその反省を活かしたいところ。直近のヨーロッパリーグ(EL)ではローマ相手に後半アディショナルタイムの土壇場失点で2-2のドローに持ち込まれており、課題のセットプレーの守備、決定力の部分の改善がダービー勝利のカギを握る。 アモリム新体制でのリーグ戦初勝利を目指す12位のマンチェスター・ユナイテッドは、15位のエバートンとのホームゲームに臨む。初陣となったイプスウィッチ・タウン戦では開始早々に先制に成功したが、以降は昇格組にほとんどの時間帯で主導権を握られ、守護神オナナの再三のビッグセーブによって1-1のドローに持ち込んだ。直近のELではボデ/グリムト相手にFWホイルンドの2ゴールで3-2と競り勝って初白星を挙げたが、攻守両面で課題は山積みだ。ここにきて負傷者が続々と復帰している点は朗報だが、前任者と大きく異なるスタイルへの移行という部分で豊富な手ごまは逆に戦術の落とし込みという部分で難しさもあるか。 その他ではMF鎌田大地が引き続きサスペンションで不在となる19位のクリスタル・パレスと、10位のニューカッスルの一戦。クーパー監督解任でファン・ニステルローイ新監督招へい迫る、暫定体制のレスターの戦いにも注目したい。 《プレミアリーグ第13節》 ▽11/29(金) 《29:00》 ブライトン vs サウサンプトン ▽11/30(土) 《24:00》 ブレントフォード vs レスター・シティ クリスタル・パレス vs ニューカッスル ノッティンガム・フォレスト vs イプスウィッチ ウォルバーハンプトン vs ボーンマス 《26:30》 ウェストハム vs アーセナル ▽12/1(日) 《22:30》 チェルシー vs アストン・ビラ マンチェスター・ユナイテッド vs エバートン トッテナム vs フルアム 《25:00》 リバプール vs マンチェスター・シティ 2024.11.29 19:30 Fri5