チェルシー、控え主体で大苦戦も主力投入の後半2発でベスト4進出!《EFLカップ》
2021.12.23 06:41 Thu
EFLカップ(カラバオカップ)準々決勝、ブレントフォードvsチェルシーが22日にグリフィン・パークで行われ、0-2で勝利したチェルシーがベスト4進出を決めた。
負傷者や新型コロナウイルス陽性者の影響で多くの主力を欠き、直近のリーグ戦2試合連続ドロー中と失速傾向のトゥヘル率いるチームは、直近のウォルバーハンプトン戦から大幅なターンオーバーを敢行。シャビエル・シモンズ、ヴェイル、スーンサップ=ベルと3人のユースプレーヤーをトップチームデビューさせた。
GKにケパ、3バックは右からアスピリクエタ、チャロバー、サール。中盤は右からシモンズ、サウール、コバチッチ、マルコス・アロンソ。前線はバークリーがトップ下、2トップにヴェイル、スーンサップ=ベルが並んだ。
試合はボールを握り押し込んで崩しにかかるチェルシー、堅守速攻でシンプルに背後を狙うブレントフォードという互いの特徴がよく反映された展開となる。
逆に、本職が守備的MFながら右ウイングバックに入ったシモンズの背後を狙われて幾度も背後を取られる場面が散見。12分にはムベウモのクロスからゴール前でフリーのウィサに決定的なヘディングシュートを許すが、これはGKケパが見事な反応で阻止する。
その後はボックス内でバークリーらにシュートチャンスが訪れるものの、なかなか決定機まで持ち込めない。一方でセットプレーからヤンセン、背後に抜け出したヘンリーに決定機を与えるが、いずれもGKケパのビッグセーブで難を逃れる。
前半終盤にかけてはボックス付近で良い形のコンビネーションが生まれだし、43分にはアスピリクエタの正確なクロスからボックス内でフリーのヴェイルに決定機が訪れるが、ヘディングシュートはGKフェルナンデスに正面で対応された。
ゲームはコントロールしたものの、決定機の数では相手に上回れる形となったチェルシーは後半に入って積極的に交代カードを切っていく。ハーフタイム明けにはコバチッチとスーンサップ=ベルに代えてジョルジーニョ、プリシッチ。65分にはシモンズとヴェイルを下げてマウント、リース・ジェームズの頼れるアカデミーの先輩2人を投入。
一連の交代によってよりボール回し、ゲームコントロールの部分で安定感が出てきたチェルシーだが、バークリーらが決定機をモノにできず。徐々に攻撃が停滞していく。それでも、2ラウンド連続PK戦で競り勝つなど、今大会で勝負強さを発揮してきたトゥヘル率いるチームは先にゴールをこじ開ける。
80分、右サイド深くでカンテからパスを受けたジェームズが狙いすましたグラウンダーの高速クロスをゴール前に入れると、ゴール方向に向かう形での難しい対応となったDFヤンソンのオウンゴールを誘った。
さらに、畳みかけるアウェイチームは84分、ボックス内に抜け出したプリシッチが相手GKに倒されてPKを獲得。これをキッカーのジョルジーニョが冷静に決めて試合を決定づける2点目とした。
その後、ケパを中心に相手の反撃を凌いだチェルシーが、苦しみながらもきっちり勝ち切ってベスト4進出を達成。リーグ戦2試合連続ドローの負の流れに終止符を打った。
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アストン・ビラ、サウサンプトンとのプレミアリーグ勢対決を、いずれもPK戦の末に突破したチェルシーは、ベスト4進出を懸けてブレントフォードと対戦した。GKにケパ、3バックは右からアスピリクエタ、チャロバー、サール。中盤は右からシモンズ、サウール、コバチッチ、マルコス・アロンソ。前線はバークリーがトップ下、2トップにヴェイル、スーンサップ=ベルが並んだ。
試合はボールを握り押し込んで崩しにかかるチェルシー、堅守速攻でシンプルに背後を狙うブレントフォードという互いの特徴がよく反映された展開となる。
70%近いボール支配率で相手を自陣深くに押し込むチェルシーだが、前線にトップデビューの2人が並んだ影響もありブレントフォードの粘り強い守備をなかなか崩し切れない。
逆に、本職が守備的MFながら右ウイングバックに入ったシモンズの背後を狙われて幾度も背後を取られる場面が散見。12分にはムベウモのクロスからゴール前でフリーのウィサに決定的なヘディングシュートを許すが、これはGKケパが見事な反応で阻止する。
その後はボックス内でバークリーらにシュートチャンスが訪れるものの、なかなか決定機まで持ち込めない。一方でセットプレーからヤンセン、背後に抜け出したヘンリーに決定機を与えるが、いずれもGKケパのビッグセーブで難を逃れる。
前半終盤にかけてはボックス付近で良い形のコンビネーションが生まれだし、43分にはアスピリクエタの正確なクロスからボックス内でフリーのヴェイルに決定機が訪れるが、ヘディングシュートはGKフェルナンデスに正面で対応された。
ゲームはコントロールしたものの、決定機の数では相手に上回れる形となったチェルシーは後半に入って積極的に交代カードを切っていく。ハーフタイム明けにはコバチッチとスーンサップ=ベルに代えてジョルジーニョ、プリシッチ。65分にはシモンズとヴェイルを下げてマウント、リース・ジェームズの頼れるアカデミーの先輩2人を投入。
一連の交代によってよりボール回し、ゲームコントロールの部分で安定感が出てきたチェルシーだが、バークリーらが決定機をモノにできず。徐々に攻撃が停滞していく。それでも、2ラウンド連続PK戦で競り勝つなど、今大会で勝負強さを発揮してきたトゥヘル率いるチームは先にゴールをこじ開ける。
80分、右サイド深くでカンテからパスを受けたジェームズが狙いすましたグラウンダーの高速クロスをゴール前に入れると、ゴール方向に向かう形での難しい対応となったDFヤンソンのオウンゴールを誘った。
さらに、畳みかけるアウェイチームは84分、ボックス内に抜け出したプリシッチが相手GKに倒されてPKを獲得。これをキッカーのジョルジーニョが冷静に決めて試合を決定づける2点目とした。
その後、ケパを中心に相手の反撃を凌いだチェルシーが、苦しみながらもきっちり勝ち切ってベスト4進出を達成。リーグ戦2試合連続ドローの負の流れに終止符を打った。
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