
なでしこFW遠藤純がアメリカ移籍…ナタリー・ポートマンらが立ち上げた新興クラブに完全移籍
2021.12.21 10:40 Tue
日テレ・東京ヴェルディベレーザは21日、なでしこジャパンのFW遠藤純(21)がアメリカのエンジェル・シティFCへ完全移籍することを発表した。
JFAアカデミー福島の出身である遠藤は、攻撃的なポジションを務め、ゴールへと向かっていく姿勢が特徴。世代別の日本女子代表を経験し、2016年のU-17女子ワールドカップでは準優勝、2017年にはAFC U-19女子選手権で優勝。2018年には、高校生ながら飛び級で招集され、U-20女子ワールドカップで優勝を経験している。
その後、なでしこジャパンにも選出。2019年の女子ワールドカップや今夏の東京オリンピックにも参加。なでしこジャパンとしては、21試合で1ゴールを記録していた。
今シーズンはWEリーグで8試合の出場。シーズン途中だが、アメリカへの移籍を決断した。
遠藤はクラブを通じてコメントしている。
「この度、AngelCityに移籍をすることを決断しました。ベレーザでプレーした3年間は、私のサッカー人生の中で大きな財産となりました。永田ヘッドコーチのもとで日々トレーニングをしたことで苦手を得意に変えることができましたし、一つ一つのプレーを追求することで、サッカーがより大好きになりました。素敵なスタッフの皆さんや仲間、サポーターの方々に囲まれた環境でプレーできたことに心から感謝します」
「今回の移籍を決断した理由はいくつかありますが、東京五輪で自分の技術やゴールへの執着心、ハードワーク、フィジカル、全てにおいて世界の選手と比べてかなり劣っているとを痛感しました。だからこそ、今の自分を変えてもっと世界で戦える、もっと応援される選手になりたいと強く思いこの移籍を決めました」
「最後に約3年間、本当にありがとうございました」
「WEリーグ初年度をベレーザで戦うと決めていながら、このタイミングでチームを離れることを申し訳なく思っていますが、今まで以上に強く、たくましいサッカー選手として、一人の人間として大きく成長する事で恩返ししたい思います」
「12月25日から始まる皇后杯では、ベレーザに関わるすべての皆さんへの感謝の気持ちを大切にし、チームの勝利に貢献できるようなプレーをしたいと思います。引き続き応援宜しくお願いします」
エンジェル・・シティFCは、アメリカのロサンゼルスにあるクラブで、クラブの創設にはハリウッド女優のナタリー・ポートマンやプロテニスプレーヤーのセレーナ・ウィリアムズ、元アメリカ女子代表FWのミア・ハムらが関わっている。
なお、2022年からナショナル・ウィメンズ・サッカーリーグ(NWSL)に参戦する新興チームとなる。
JFAアカデミー福島の出身である遠藤は、攻撃的なポジションを務め、ゴールへと向かっていく姿勢が特徴。世代別の日本女子代表を経験し、2016年のU-17女子ワールドカップでは準優勝、2017年にはAFC U-19女子選手権で優勝。2018年には、高校生ながら飛び級で招集され、U-20女子ワールドカップで優勝を経験している。
その後、なでしこジャパンにも選出。2019年の女子ワールドカップや今夏の東京オリンピックにも参加。なでしこジャパンとしては、21試合で1ゴールを記録していた。
2019年に日テレ・ベレーザへと入団すると、なでしこリーグ1部で15試合に出場し8得点。皇后杯では5試合に出場。2年目の2020年は、なでしこリーグ1部で15試合に出場し8得点、皇后杯では5試合で5得点を記録していた。
今シーズンはWEリーグで8試合の出場。シーズン途中だが、アメリカへの移籍を決断した。
遠藤はクラブを通じてコメントしている。
「この度、AngelCityに移籍をすることを決断しました。ベレーザでプレーした3年間は、私のサッカー人生の中で大きな財産となりました。永田ヘッドコーチのもとで日々トレーニングをしたことで苦手を得意に変えることができましたし、一つ一つのプレーを追求することで、サッカーがより大好きになりました。素敵なスタッフの皆さんや仲間、サポーターの方々に囲まれた環境でプレーできたことに心から感謝します」
「今回の移籍を決断した理由はいくつかありますが、東京五輪で自分の技術やゴールへの執着心、ハードワーク、フィジカル、全てにおいて世界の選手と比べてかなり劣っているとを痛感しました。だからこそ、今の自分を変えてもっと世界で戦える、もっと応援される選手になりたいと強く思いこの移籍を決めました」
「最後に約3年間、本当にありがとうございました」
「WEリーグ初年度をベレーザで戦うと決めていながら、このタイミングでチームを離れることを申し訳なく思っていますが、今まで以上に強く、たくましいサッカー選手として、一人の人間として大きく成長する事で恩返ししたい思います」
「12月25日から始まる皇后杯では、ベレーザに関わるすべての皆さんへの感謝の気持ちを大切にし、チームの勝利に貢献できるようなプレーをしたいと思います。引き続き応援宜しくお願いします」
エンジェル・・シティFCは、アメリカのロサンゼルスにあるクラブで、クラブの創設にはハリウッド女優のナタリー・ポートマンやプロテニスプレーヤーのセレーナ・ウィリアムズ、元アメリカ女子代表FWのミア・ハムらが関わっている。
なお、2022年からナショナル・ウィメンズ・サッカーリーグ(NWSL)に参戦する新興チームとなる。
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