チャビはガビとの契約延長を楽観視 「クラブの未来のベースでなければならない」

2021.12.21 07:00 Tue
Getty Images
バルセロナを率いるチャビ・エルナンデス監督は、ラ・マシアの新たな至宝の残留を楽観視している。スペイン『ESPN』が伝えている。

今シーズン、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシの流出に始まり、ピッチ内外で暗い話題続きのバルセロナにあって唯一ポジティブな話題となっているのが、トップチームデビューから瞬く間にチームの主力、スペイン代表の主力に上り詰めた“ガビ”こと、17歳MFパブロ・パエスだ。

2015年にベティスからラ・マシア入りした神童は、現指揮官チャビや、ヴィッセル神戸MFアンドレス・イニエスタら偉大なる先達を彷彿とさせる、卓越したボールコントロール、ポジショニング、パスセンスを披露し、多くのクレを魅了している。
さらに、直近のエルチェ戦では待望のプリメーラ初ゴールとなる圧巻のゴラッソに決勝点アシストと、苦境に陥るチームに勝利をもたらす決定的な仕事まで見せ始めている。

この印象的な活躍はバルセロナの今後に明るい兆しを与える一方、すでにプレミアリーグのメガクラブや、バイエルンといった国外のクラブの強い関心を集めており、クラブの現状、深刻な財政難を考えれば、至宝流出の可能性も報じられている。
しかし、ガビを今後の中心選手と捉えるチャビ監督は、逸材の残留に自信を示している。

同監督は21日に行われるラ・リーガ第4節延期分のセビージャ戦に向けた公式会見の場で、若きスペイン代表MFの去就に関する質問を受けた際、現時点で交渉は完了していないものの、契約延長を楽観視している。

「我々は今すぐにでも、彼の契約を更新しなければならない」

「必要であれば、我々はみんなでお金を出すよ。アンス(・ファティ)、ペドリ、アラウホ、アブデ、ニコ(・ゴンサレス)らと共に、彼はクラブの未来のベースでなければならない。彼らを失うわけにはいかない」

「それにクラブがガビの新契約に懸命に取り組んでいることを知っている」

なお、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が伝えるところによれば、2023年に契約が終了するガビに対して、バルセロナは給与がシーズンごとに増加する形の5年契約締結に迫っているという。

現行契約には5000万ユーロ(約64億円)の契約解除条項が設定されているが、新契約ではその条項が撤廃されるか、ペドリらと同様に他クラブが支払い不可能な金額に再設定される見込みだ。

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バルセロナが公式戦25戦ぶり敗戦も逃げ切ってベスト4進出! 昨季準優勝ドルトムントはギラシーのハットで意地見せる【CL】

チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグ、ドルトムントvsバルセロナが15日にBVBシュタディオンで行われ、ホームのドルトムントが3-1で勝利。だが、2戦合計3-5でバルセロナが準決勝進出を決めている。 9日に行われた1stレグは、ホームのバルセロナが古巣対戦となったレヴァンドフスキのドブレーテの活躍などで4-0の完勝。昨季ファイナリストに地力の差を見せつけ、ベスト4進出に王手をかけた。 敵地で惨敗となったドルトムント。先週末に行われたブンデスリーガのデア・クラシカーでは敵地でバイエルンと2-2のドロー。2度のビハインドを追いついたものの、奇跡の逆転突破を目指すホームでのリターンレグに弾みを付けられる。ニコ・コバチ監督はその一戦から先発4人を変更。負傷でメンバー外のジャンに代えてベンセバイニを起用したほか、リエルソン、エズジャン、ブラントに代えてヤン・コウト、エンメチャ、アデイェミを起用。より攻撃的な[3-4-3]の布陣で臨んだ。 一方、大きなアドバンテージを得て敵地に乗り込んだバルセロナ。直近のラ・リーガではレガネスに苦戦も、1-0で競り勝って公式戦連勝を達成。そのレガネス戦からは先発4人を変更。負傷のバルデの代役にマルティン、イニゴ・マルティネス、ペドリ、エリック・ガルシアに代わってクバルシ、フレンキー・デ・ヨング、ガビを起用した。 黄色い壁の圧倒的な後押しを受けて、キックオフ直後からアグレッシブさを全面に押し出したドルトムント。前がかりな守備と人数をかけた攻撃で押し込むと、その勢いのままに先制点を奪い切る。 9分、ボックス内に抜け出したグロスがGKシュチェスニーと交錯してPKを獲得。これをキッカーのギラシーが中央上部に蹴り込んで11分の先制点とした。 開始早々のゴールによって奇跡の逆転への機運高まるスタジアムの熱狂的な空気にもあてられて攻勢を継続するドルトムント。以降はオフサイド判定となったものの、グロスが裏抜けからゴールネットを揺らす場面やセットプレーからベンセバイニのヘディングシュートで2点目に迫る。 これに対して15分を過ぎた辺りから冷静さを取り戻したバルセロナは徐々に自分たちのリズムでボールを動かし、相手陣内の深い位置まで侵攻。さらに、レヴァンドフスキの正確なポストワークを活かしてフェルミン・ロペスやハフィーニャが左サイドで背後を取って際どい場面も作り出す。 前半半ばから終盤にかけてはバルセロナがボールを保持したものの、カウンターを軸に背後を狙うドルトムントがアデイェミを起点により効率よくフィニッシュまで繋げていく。スタッツではドルトムントがシュート10本枠内7本、バルセロナがシュート1本枠内0本と圧倒したが、スコアは1-0での折り返しとなった。 互いに選手交代なしで臨んだ後半も押し込んだドルトムントがいきなりゴールをこじ開ける。49分、右CKの場面でファーへのクロスをベンセバイニがゴールライン際で頭で折り返すと、これをゴール右で競り勝ったギラシーが頭で押し込み、ハフィーニャに並ぶ今季CL得点ランキングトップの12ゴール目を挙げた。 これで再びスタジアムのボルテージが上がったが、バルセロナも反発力を示す。54分、クンデの縦パスに反応したフェルミンが右サイド深い位置からグラウンダーのクロスをGKとディフェンスラインの間に送り込むと、手前でクリアを試みたDFベンセバイニのクリアミスを誘発。これがニア下に決まってオウンゴールで1点を返した。 ツキにも見放されたダメージが残る失点によってドルトムントの勢いに陰りが見え始める。より安定してゲームをコントロールできるようになったアウェイチームは、ガビを下げてペドリ。70分にはラミン・ヤマルとフェルミンに代えてフェラン・トーレス、エリック・ガルシアとフレッシュな選手をピッチに送り込む。 これに対してドルトムントもエンメチャ、バイアーに代えてレイナ、デュランヴィルとより攻撃的なメンバーを投入。すると76分、右サイドでDF2枚を相手に見事な突破を見せたヤン・コウトが深い位置からグラウンダーのクロスを供給。DFアラウホのクリアがゴール右のギラシーの足元に入ると、背番号9が左足シュートを蹴り込んでハットトリックを達成。得点ランキングでも単独首位に立った。 この直後にはヤン・コウト、アデイェミを下げてバイノー=ギッテンスの投入でさらに前がかるホームチーム。78分にはそのブラントが裏抜けからゴールネットを揺らしたが、オフサイドでゴールとはならず。 その後、後半終盤にかけては猛攻を仕掛けるドルトムント、専守防衛のバルセロナという構図の下で試合が進んだが、割り切って守備に力を注いだバルセロナがこれ以上の失点は許さず。 この結果、ドルトムントがホームで意地の勝利も及ばず。25試合ぶり2025年初黒星となったものの、2戦合計3-5で逃げ切ったバルセロナが6シーズンぶりのベスト4進出を決めた。 ドルトムント 3-1(AGG:3-5) バルセロナ 【ドルトムント】 セール・ギラシー(前11[PK]、後4、後31) 【バルセロナ】 オウンゴール(後9) 2025.04.16 06:05 Wed

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