ここ5試合1勝のラツィオ…サッリ監督は過密日程に苦戦「ELの存在が我々を殺しているようなもの」

2021.12.17 18:05 Fri
Getty Images
ラツィオマウリツィオ・サッリ監督が、過密日程の中でのチーム作りの難しさについて語った。『フットボール・イタリア』が伝えている。
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今季からラツィオで指揮を執るサッリ監督は、ここまでセリエAで17試合を消化して7勝4分け6敗の9位と、理想的な成績は残せていない。特に直近5試合ではわずか1勝しか挙げられておらず、批判の声も強まりつつある。一方で、ヨーロッパリーグ(EL)のグループステージは2勝3分け1敗の成績を残して2位フィニッシュ。目標としていた決勝トーナメント進出を果たした。
17日に行われるセリエA第18節ジェノア戦の試合前会見に出席したサッリ監督は、リーグ戦とELの両立に苦戦したと率直にコメント。そのうえで、クラブからはサポートを得られていると強調しており、ここから改善していく必要があると語った。

「ELの存在が我々を殺しているようなものだが、それは我々自身のせいでもある。ヨーロッパでの試合の後、チームのパフォーマンスは低下してしまうのだ。今のチームは、多くの試合に対応することができていない。それが今の我々の限界だ。トップクラブがどうにか0-0の引き分けに持ちこんだり、1-0で勝ったりする場面でも、我々は疲れを見せてしまう」
「私は時間と共に成長できる若いチームを作りたい。それでどこまで行けるかはわからないが、それが一番簡単な道だと考えているよ。監督がプロジェクトの中心にいるというのは、ナポリ時代と似ていると思う。だからこそ、私はずっとここに残りたいと言ってきた」

「ラツィオはインテルやミランが競争力のないときに、CLへ出場してきた。だが、今はもっと複雑な状況になっている。だからこそ、我々は決意を固めなければならない。決意のないチームが良いパフォーマンスを見せた試しはなく、そこから始める必要があるだろう」

「試合に負けるのは、自分たちがプレーしていないからだ。まずは自分たちの欠点を修正して、改善しなければならない」


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