J3降格の北九州、来季から天野賢一ヘッドコーチが新監督に「強いチームを作ることが私の使命」
2021.12.17 14:52 Fri
ギラヴァンツ北九州は17日、ヘッドコーチの天野賢一氏(46)が新監督に就任したことを発表した。
今季のJ2で21位に終わり、3シーズンぶりのJ3降格となった北九州。最後のJ3優勝から3シーズン率いた小林伸二監督の退任が決まっていた中、来季からはヘッドコーチを務めていた天野氏が後任に据えられることになった。
天野氏はプロ歴を持たず、出身の筑波大学サッカー部で指導者キャリアをスタートさせた叩き上げの人物。2001年からFC東京の育成部門の指導に携わり、2011年10月から浦和レッズのトップチームでコーチやヘッドコーチを歴任した。
その後、流通経済大学サッカー部のコーチを経て、2019年に北九州へ。来シーズンに向けて、この3年間で得たものを生かして1年でのJ2昇格を目標に掲げた。
「この度、2022シーズンより監督に就任することになりました。ギラヴァンツ北九州では、3年間ヘッドコーチとしてJ3優勝やJ2での躍進、そして今季のJ3降格といった激動の時期に携わらせていただきました」
「まずは、1年でJ2に昇格させること、そして“強いチーム”を作ることが私の使命です。さらには、将来的にJ1昇格を目指していけるチームにもしていきたいと考えています」
「ぜひ皆さまには、これから変わっていくチームに再び期待していただきたいですし、引き続き共に闘っていただければ嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします」
今季のJ2で21位に終わり、3シーズンぶりのJ3降格となった北九州。最後のJ3優勝から3シーズン率いた小林伸二監督の退任が決まっていた中、来季からはヘッドコーチを務めていた天野氏が後任に据えられることになった。
天野氏はプロ歴を持たず、出身の筑波大学サッカー部で指導者キャリアをスタートさせた叩き上げの人物。2001年からFC東京の育成部門の指導に携わり、2011年10月から浦和レッズのトップチームでコーチやヘッドコーチを歴任した。
「この度、2022シーズンより監督に就任することになりました。ギラヴァンツ北九州では、3年間ヘッドコーチとしてJ3優勝やJ2での躍進、そして今季のJ3降格といった激動の時期に携わらせていただきました」
「その時間を通じて、このクラブへの愛着も揺るぎないものになりましたし、その愛するクラブで監督のキャリアをスタートできることに大きな喜びを感じています」
「まずは、1年でJ2に昇格させること、そして“強いチーム”を作ることが私の使命です。さらには、将来的にJ1昇格を目指していけるチームにもしていきたいと考えています」
「ぜひ皆さまには、これから変わっていくチームに再び期待していただきたいですし、引き続き共に闘っていただければ嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします」
天野賢一の関連記事
ギラヴァンツ北九州の関連記事

J1の関連記事

|
天野賢一の人気記事ランキング
1
直近2連勝もJ3で11位の岐阜の上野優作監督が辞任…フットボールコーディネーターとして残留、天野賢一HCが暫定指揮
FC岐阜は27日、上野優作監督(50)の辞任を発表した。なお、ヘッドコーチを務める天野賢一氏(49)が暫定的に指揮を執るという。 上野監督は、現役時代はアビスパ福岡、サンフレッチェ広島、京都パープルサンガ(現:京都サンガF.C.)、アルビレックス新潟、栃木SCでプレー。引退後は栃木でコーチやヘッドコーチなどを務めた。 その後、浦和レッズのユースコーチや監督、トップチームのヘッドコーチを務めると、2021年からは日本代表のコーチに就任。森保一監督の下でカタール・ワールドカップ(W杯)にも参加していた。 2023シーズンから岐阜の監督に就任すると、J2昇格を目指す今シーズンはここまで18試合を戦い7勝5分け6敗の11位に位置。直近は2連勝を収めていたが、辞任することとなった。 上野監督はクラブを通じてコメントしている。 「シーズン半ばに監督の職を離れることとなり本当に申し訳なく思っております。2試合前からチーム指導における役割を見直し、FC岐阜の戦いに結果がついてくるようになりました。今後、さらなる上昇を見据えると、私がチームから離れることが一番だと考え、クラブに申し入れました」 「ファン・サポーター、行政、パートナー企業、後援会の皆さま、そしてボランティアスタッフをはじめとするFC岐阜に関わるすべての皆さまに、最後まで共に戦うことができなくて、申し訳ない気持ちでいっぱいです」 「昨シーズンから指揮をとらせていただき、FC岐阜の宮田会長、小松社長をはじめとするすべてのクラブスタッフには感謝しかありません。また、共に戦ってくれた選手、コーチングスタッフ、メディカルスタッフ、強化部にも感謝しています」 「そして、毎日のようにグラウンドに足を運んでくれたファン・サポーターの皆さま、遠くアウェイまで駆けつけて大声援を送って選手を勇気づけてくれたこと、一緒になって勝利の歌を歌い喜びを分かち合えたこと、皆さまの支えがあったからこそここまで戦い続けることができました。最後に、一年半、ご声援、ご支援、本当にありがとうございました」 また、小松 裕志 代表取締役社長も今回の件についてコメントしている。 「日頃よりFC岐阜にご支援、ご声援をいただき、誠にありがとうございます」 「今シーズンは3節から7戦負けなしという好スタートをきったものの、その後9戦勝ちなしと非常に苦しい時期を迎えました。そのような状況の中、一つでも上の順位を目指すべく戦ってまいりましたが、上野優作監督より当初描いた目標から乖離した現状の責任をとる形での辞任の申し入れがあり、クラブとしては、引き続き指揮を執っていただくよう話し合いを重ねて参りましたが、このたび受理することを決定いたしました。1年半にわたり指揮を執っていただき、チームの成長に尽力していただいたことに、心からの感謝と敬意を表します。上野優作氏には、引き続きクラブに残っていただき、フットボールコーディネーターとしてFC岐阜のプレーモデルやメソッドの構築についてサポートいただきます」 「また、暫定的に監督を引き受けていただいた天野賢一ヘッドコーチに感謝するとともに、全力でサポートして参ります」 「これからも、選手・スタッフを含め、チームが一致団結し、FC岐阜を応援してくださる皆様とJ2昇格という目標を達成できるように、全力を尽くして戦って参ります」 「どうか引き続き熱いサポートをいただきますようよろしくお願い申し上げます」 2024.06.27 17:55 Thuギラヴァンツ北九州の人気記事ランキング
1
「テンション爆上がり」「これすごくない!?」人気漫画『アオアシ』、キャラのモデルになった監督がJ3で来季から指揮、作者からのイラストが大きな話題に「たまげた」
愛媛FCのサポーターであることでも知られる大人気サッカー漫画『アオアシ』の作者である小林有吾先生が、ギラヴァンツ北九州サポーターへ粋な計らいをして話題となっている。 『アオアシ』はJリーグのユースをテーマに描かられている人気漫画。主人公の青井葦人は愛媛県の弱小サッカー部に所属しながらも、類まれなる才能を見せて、「東京シティ・エスペリオンFC」のユースチームに入団。成長を描いている漫画だ。 小林先生は愛媛県出身で、地元のクラブ愛媛FCのサポーターでもあり、今シーズンの明治安田生命J3リーグの優勝時には、描き下ろしのイラストをプレゼントしていたほどだ。 多くのサッカーファンが愛する『アオアシ』だが、今回は愛媛ではなく北九州に向けてイラストを描き下ろし。そこに描かれていたのは、来シーズンから北九州を指揮する増本浩平監督だった。 増本監督は、神奈川県出身。ガイナーレ鳥取でプレーするも、Jリーグでのプレー経験はなく、指導者としては育成に携わってきた。 今季途中から鳥取の監督に就任すると、チームは急浮上。就任当初18位だったチームは6位でシーズンを終えるなどしたが鳥取を退団。しかし、北九州の監督に就任することが発表されていた。 この増本監督は、ライバルクラブでもある「東京武蔵野U-18」の佐竹晃司監督のモデルになっていたとのこと。そこで、今回の監督就任に際し、増本監督と佐竹監督のイラストを合わせてメッセージを送った。 過去には小林先生が取材を行ったというエピソードも。感謝の気持ちを込めて、イラスト共にメッセージを送った。 「増本浩平新監督は『アオアシ』東京武蔵野U-18佐竹監督のモデルになった人です」 「アオアシがまだ知られていない時期に増本(当時武蔵野U18)監督の恐れそ知らない好奇心で濃密な取材を引き受けてくれたのでアオアシは今があります」 「Jの監督にまでなた今。来季のJ3はギラヴァンツを応援させていただきます」 応援宣言も飛び出したイラストにファンは「モデルの方がいたのか」、「これすごくない!?」、「これは知らんかったー」、「大興奮」、「たまげた」、「期待しかないわ!」、「これは感謝しかない」、「テンション爆上がり」とコメントが寄せられている。 北九州は今シーズンのJ3で最下位に終わり、JFL降格の可能性もあった中でなんとか残留。来季の巻き返しを図る上で、大きな援軍と共に、増本監督への期待が高まっている。 <span class="paragraph-title">【写真】『アオアシ』のキャラのモデルがJ3北九州の新監督に! 描き下ろしイラストが話題</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">ギラヴァンツ北九州サポーターの皆さんへ <a href="https://t.co/7BBylWsCAQ">pic.twitter.com/7BBylWsCAQ</a></p>— 【アオアシ】公式/アニメ好評配信中&単行本34集12/27発売! (@aoashiofficial) <a href="https://twitter.com/aoashiofficial/status/1736584831436484676?ref_src=twsrc%5Etfw">December 18, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.12.19 23:15 Tue2
J3入会の高知、北九州退団の23歳FW小林里駆が加入「勝利のために直向きに熱く闘います!」
高知ユナイテッドSCは31日、ギラヴァンツ北九州を退団するFW小林里駆(23)の加入を発表した。 小林里駆は東京都出身で、FC東京の下部組織から順天堂大学を経て、2024シーズンに北九州へ入団。J3リーグ第3節でのデビューから10試合に出場し、J初得点も決めたが、1年での契約満了が先月下旬に発表されていた。 FC東京U-23(2018〜19)としての活動を含め、J3では通算28試合1得点。新天地は新たにJ3入りする高知ユナイテッドSCとなった。 「高知ユナイテッドSCに関わる全て皆様、はじめまして。ギラヴァンツ北九州から加入することになりました小林里駆です。チームの勝利のために直向きに熱く闘います!共に戦ってください!よろしくお願いします!」 2024.12.31 16:10 Tue3
J2昇格を目指す北九州が前金沢監督の森下仁之氏を新監督に招へい
▽ギラヴァンツ北九州は25日、新監督に前ツエーゲン金沢監督の森下仁之氏(50)を招へいすることを発表した。 ▽森下氏は、現役時代に鳥栖フューチャーズ(現サガン鳥栖)でプレー。引退後は、コンサドーレ札幌(現北海道コンサドーレ札幌)U-15のコーチや監督、ジュビロ磐田U-15、アビスパ福岡のヘッドコーチなどを務めた。 ▽2012年にツエーゲン金沢の監督に就任すると、2014年はJ3で優勝しチームはJ2に昇格。2016年で監督を退任すると、2017年は九州産業大学で監督を務めていた。森下氏はクラブを通じてコメントしている。 「この度、ギラヴァンツ北九州の監督に就任することになりました森下仁之です。J2昇格を目標にしているチームからオファーを頂き、たいへん光栄に思います」 「新しいスタッフ、選手と仕事ができる楽しみや期待の一方で大きなプレッシャーも感じています。非常に困難な道のりではありますが、自分自身にできることを全力で取り組みたいと思います。今シーズンの悔しさを皆様と共有し“必ずや昇格”を成し遂げます」 2017.12.26 10:07 Tue4
J2北九州が9年間にわたる誤った入場者数カウントでJリーグが処分、水増しの意図はなし
Jリーグは12日、ギラヴァンツ北九州について入場者数のカウント問題について懲罰を発表した。 Jリーグの発表によると、北九州は2010シーズンのJリーグ入会後、2015シーズン、2016シーズンの2年間を除く2020シーズン第19節までのホームゲーム全159試合で誤った入場者数を報告していたとのことだ。 なお、懲罰内容は「けん責」と罰金200万円とのことだ。 Jリーグによると、北九州は当該期間の全159試合において、Jリーグ規約及びリーグ戦試合実施要項が規定する入場者数の算定方法を用いておらず、入場者に算入できない運営ボランティア、運営スタッフ、出店者、メディア関係者を入場者に算入し、結果的にJリーグに提出する公式記録に少なくとも1試合50~130名程度過大な、誤った入場者数を記載したとのことだ。 懲罰量定の参考とした事項についてはJリーグは3点挙げており、1つ目は「入場者数は、スポンサーやファン・サポーター等にとって極めて重要な指標であり、Jリーグ開幕当初から厳格な方法により算定した実数を発表しているが、Jリーグ入会当初から途中2年間を除いて約9年間もの長期にわたり、上記のとおり算入できない関係者を入場者数に含めて報告してきた本件行為は、Jリーグへの信頼を大きく失墜させるものである」と長期間の水増し行為を行なっていたことを挙げた。 また、「ギラヴァンツ北九州は、入場者数の水増しを図ろうとした意図は認められないが、上記の間、他クラブによる同種事案に対して懲罰が科された際や、入場ゲートにおける入場者のカウントについて外部から指摘を受け検証して問題ないことが判明した際に、関係者受付まで範囲を広げて点検して是正する機会が何度もあったのにこれを怠り、担当社員に正しい算定方法を周知しないまま放置してきたものであり、その管理監督責任は大きい」と管理責任と問うこと、そして「本件行為を確認した後も、Jリーグ規約第139条に反して、直ちにJリーグへ報告しなかった」とし、報告義務を怠ったことを挙げた。 2020シーズンにはブラウブリッツ秋田の観客水増し問題が発覚していたが、北九州は続けていたこととなる。 北九州は同日に玉井行人 代表取締役社長の名前で声明を発表。ファン・サポーター、スポンサーへの謝罪を行った。 「いつも、温かい応援、支援をいただき、誠にありがとうございます。リーグ開幕前に、お詫びをせねばなりません」 「ギラヴァンツ北九州がJリーグに加盟した2010年から途中2年間を除く、約9年間のホームゲームについて、Jリーグ規約などを順守せず、誤った入場者数を報告しておりました。Jリーグから懲罰決定を通知されました」 「クラブが苦境に追い込まれている時も、変わらぬ応援・支援をしていただいているファン・サポーターの皆様、スポンサー企業の皆様、ホームタウン・北九州市、フレンドリータウンの自治体の皆様、すべての北九州の皆様の信頼を大きく損なう事態を招いたことを深く、深く、お詫び致します。誠に申し訳ありませんでした」 「今後、ホームゲームに関して、各部門の運営を総点検して厳格なマニュアルを整備するとともに、社員教育を徹底。ゲーム開催時に順守状況をチェックする体制を整えて再発防止に全力を尽くし、皆様方との信頼回復を図ってまいります。どうか引き続き、応援、支援をよろしくお願い致します」 2021.02.12 13:17 Fri5