北九州で6年プレーしたMF加藤弘堅が東京Vに完全移籍「面白いチームであって、嫌なチームの印象があります」

2021.01.05 13:38 Tue
©︎J.LEAGUE
東京ヴェルディは5日、ギラヴァンツ北九州のMF加藤弘堅(31)を完全移籍で獲得することを発表した。
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加藤は市立船橋高校から2008年に京都サンガF.C.へ入団。2012年にカターレ富山、2013年にザスパクサツ群馬へ完全移籍。2015年から北九州でプレーしていた。北九州ではJ2で通算87試合に出場、J3で通算61試合に出場し4得点を記録。2020シーズンは明治安田J2で36試合に出場していた。
加藤は両クラブを通じてコメントしている。

◆東京ヴェルディ
「東京ヴェルディ関係者の皆さん、初めてまして!ギラヴァンツ北九州から移籍してきました加藤弘堅です!大好きな北九州を離れ、大きな覚悟を持って東京ヴェルディさんへの移籍を決断させていただきました!」
「昨年対戦して面白いチームであって、嫌なチームの印象があります! そんなチームからのオファーをいただけたのは素直に嬉しく、挑戦したい!と思いやってきました!」

「J1に行くのはそんなに簡単ではありませんが常に成長し続けられるよう努力し、シーズンが終わる時にみんなで笑えればなと思います!よろしくお願いします」

◆ギラヴァンツ北九州
「まず初めにスポンサー企業の皆様、サポーター・ファンの皆様、医療従事者の皆様、Jリーグ関係者の皆様、皆さんの存在無くして2020シーズンは成り立たなかったと思います!この場を借りてお礼申し上げます!本当にありがとうございます!」

「2021シーズン、東京ヴェルディでプレーする事を決断しました!6年という時間でギラヴァンツという枠を超えて北九州という街、福岡県、九州が大好きになりました!今回の移籍ですが、日に日に変わる自分の感情!北九州が好きだし北九州の為に!という思い、この歳でオファー頂けた感謝と新たなチャレンジをしたい!という思い!」

「去年も他のクラブからオファーを頂いたのですが、今年のオファーは話を聞いた時に「挑戦したい」と感じ、悩むよりその直感を信じて頑張ろうと決断しました!ここでの経験、特にこの2年は自分でも感じられる成長をさせて頂きました!」

「皆さんと共にした苦楽の時間は僕の人生で大きな影響や経験値を与えてくれました!なかなか評価しづらいプレースタイルの僕に拍手やブーイングを送ってくださった事に感謝します!今後「弘堅がいればなぁ!」と少しでも感じてもらえる瞬間があれば僕は北九州に何かを残せたのかなと思います!」

「辛くとも苦しくとも、楽しくも嬉しくも、大切なのはいつも次に何ができるかだと僕は思います!僕もこの決断が間違っていなかったと思えるように、努力して頑張ります!これからは僕もギラヴァンツファンとしてクラブの更なる成長を心から願っています!また、加藤弘堅という選手を少しだけ気にかけてくれたら嬉しいです!」

「SNSではいつでも繋がれますし全てに返信はできませんが、ちゃんと見ていますし言葉1つ1つに励まされ勇気を頂いています!これからもいろんな形でよろしくお願いします。6年間という長い間本当にありがとうございました!北九州最高です!」

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AC長野パルセイロは24日、東京ヴェルディのMF加藤弘堅(34)が完全移籍で加入することを発表した。背番号は「47」となる。 加藤は千葉県出身で、市立船橋高校から2008年に京都サンガF.C.に入団。2012年にはカターレと富山、2013年にはザスパクサツ群馬へと移籍。2015年にギラヴァンツ北九州へと完全移籍で加入する。 北九州ではJ3でのプレーも経験。6シーズンプレーすると、2021年に東京Vへと完全移籍。2シーズンはレギュラーとしてプレーしたが、今季は出番が激減。明治安田生命J2リーグで8試合、天皇杯で2試合の出場に終わっていた。 東京VではJ2通算71試合に出場し1得点、天皇杯で7試合に出場していた。 加藤は両クラブを通じてコメントしている。 ◆AC長野パルセイロ 「初めまして東京ヴェルディから移籍してきました、加藤弘堅です。このタイミングで話を頂けたことに感謝しています。僕が生まれる前、家族は長野に住んでいました。何かのご縁なのかと勝手に思っています」 「少しでも上の順位に行けるように、昇格できるように全力で頑張ります。よろしくお願いします」 ◆東京ヴェルディ 「この度AC長野パルセイロに移籍することになりました。シーズン途中での移籍、申し訳ありません。今回クラブと話し、自分の立ち位置を考え半年やって引退する考えでいました。ただ複数クラブから話を頂き、サッカーをしていて悔しい感情を持てている自分がいたので、まだやろうと今回の決断をしました」 「北九州から移籍する際『覚悟を持って』とコメントさせて頂きました。それはヴェルディで昇格を考えていたこと、ヴェルディで現役を終えるつもりで移籍を決断したからです」 「ヴェルディで過ごす時間と共に、どんどんこのクラブを好きになりました。現場で過ごした選手スタッフはもちろん、フロントスタッフやベレーザとの出会いも本当に感謝しています」 「最後にファン・サポーターのみなさん、自分がこのクラブで何ができたかはわかりませんがうまく行ってる時はもちろんですが、結果が出ない時、個人的につらくて苦しい時に前を向かせて頂いたのはみなさんの存在です」 「僕は『緑のハート』のチャントが大好きでした。僕にとって東京は間違いなく緑です。これからは僕もサポーターとしてヴェルディの躍進を願っています。2年半本当にありがとうございました。またどこかで会えることを楽しみにしています」 2023.07.24 17:52 Mon

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2連勝で11戦無敗の横浜FCが首位浮上!熊本は3連勝で昇格PO圏内キープ【明治安田J2第28節】

24日、明治安田生命J2リーグ第28節の2試合が各地で行われた。 味の素スタジアムで行われた東京ヴェルディvs横浜FCは、アウェイの横浜FCが0-1で勝利した。 同勝ち点で並ぶアルビレックス新潟が前日に敗れたことで、首位浮上のチャンスを得た2位の横浜FCは、チーム内に複数名の新型コロナウイルス感染者が出たことで、前節の徳島ヴォルティス戦が中止となった11位の東京Vとのアウェイゲームに臨んだ。 互いに試合の入りは背後へのボールを使いながら相手の出方を窺う。そういった中、開始8分には古巣対戦の山下諒也の右サイドでの抜け出しからゴール前に飛び込んだ渡邉千真がワンタッチボレーを狙うが、これは枠の右。さらに、直後の右CKでハイネルのクロスをガブリエウがダイビングヘッドで合わすが、これはクロスバーを叩く。 以降もセカンドボールへの反応、山下のスピードを生かした攻めでアウェイチームが優勢に試合を運ぶが、時間の経過と共に東京Vが押し返す。前線からの強度の高い守備で相手のリズムを崩すと、ビルドアップの局面でもインサイドハーフを起点に相手の守備を剥がして深い位置まで攻め込むシーンを作り出す。ただ、クロスの精度や崩しの局面で意図が合わず、決定機には至らない。それでも、森田晃樹らが幾度か良い形でシュートまで持ち込み、ほぼイーブンの状態で試合を折り返した。 ゴールレスで迎えた後半、入りこそホームチームが優勢に運んだものの、前半同様に拮抗。東京Vは新井瑞希、佐藤凌我と早い時間帯に切り札2枚を切っていく。 一方、横浜FCは67分、接触プレーで脳震とうの疑いがあった山下に加え、渡邉を下げて前回対戦でゴールのイサカ・ゼイン、切り札のサウロ・ミネイロとこちらもゴールを奪いに行く采配を振るう。 膠着状態が続く中、73分にはこの試合最大の決定機が訪れる。東京Vの相手陣内でのボール奪取からボックス左でパスを受けた新井が得意の左斜め45度から右足のコントロールシュートを放つ。だが、枠の右隅を捉えたシュートは今季リーグ初出場のGK市川暉記が圧巻のワンハンドセーブではじき出した。 すると、ピンチの後にはチャンスあり。77分、横浜FCは左CKの場面でキッカーのハイネルがカーブをかけた滞空時間の長いボールを入れると、ファーに飛び込んだ岩武克弥が頭で押し込んだ。 ビハインドを負った東京Vは80分、梶川諒太を下げて鹿島からの新戦力の染野唯月をデビューさせる。以降はホームチームが攻勢を仕掛ける状況が続いたものの、身体を張った守備で凌ぎ切った横浜FCが0-1のまま試合をクローズ。2連勝で11戦負けなしとし、首位浮上に成功した。 えがお健康スタジアムでは直近4試合で3勝1分けと好調のロアッソ熊本がツエーゲン金沢を3-0で下した。 19分、黒木晃平が右へ張った杉山直宏へ預けてオーバーラップを仕掛けると、三島頌平からのリターンを受けてボックス右の深い位置からクロス。高橋利樹が右足で合わせて先制に成功した。 リードして折り返した後半早々には杉山の左足がさく裂。ボックス右角付近でボールを持つと、高橋、竹本雄飛とのワンツーを駆使してボックス手前のやや右から利き足を振り抜き、51分に鋭いライナー性の一撃を左隅に沈める。 さらに65分にはボールを握って金沢を押し込むと、右サイドでのパス回しから三島がスルーパス。右のポケットを陥れた杉山が左足で流し込み、この日2点目を挙げて金沢を突き放した。 終盤には守勢の時間もありつつも、しのぎ切って3試合連続のクリーンシートを達成。3連勝でJ1昇格プレーオフ圏内の6位をキープしている。 ◆第28節 ▽7月24日(日) 東京ヴェルディ 0-<span style="color:#cc0000;font-weight:700;">1 横浜FC</span> <span style="color:#cc0000;font-weight:700;">ロアッソ熊本 3</span>-0 ツエーゲン金沢 ▽7月23日(土) いわてグルージャ盛岡 1-<span style="color:#cc0000;font-weight:700;">3 FC町田ゼルビア</span> アルビレックス新潟 2-<span style="color:#cc0000;font-weight:700;">3 ファジアーノ岡山</span> 徳島ヴォルティス 0-0 FC琉球 ベガルタ仙台 1-<span style="color:#cc0000;font-weight:700;">2 V・ファーレン長崎</span> モンテディオ山形 0-<span style="color:#cc0000;font-weight:700;">1 ザスパクサツ群馬</span> <span style="color:#cc0000;font-weight:700;">栃木SC 2</span>-1 レノファ山口FC 大宮アルディージャ 0-0 ブラウブリッツ秋田 ▽未定 水戸ホーリーホック vs 大分トリニータ ジェフユナイテッド千葉 vs ヴァンフォーレ甲府 2022.07.24 21:05 Sun
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「彼は残る決断をした」移籍の話もあったキャプテンMF森田晃樹と掴んだ16年ぶりのJ1切符、東京V・城福浩監督は「言葉では説明できない」

J1昇格を果たした東京ヴェルディの城福浩監督が、チームを支えてきたキャプテンMF森田晃樹について語った。 2日、2023J1昇格プレーオフ決勝で東京Vは清水エスパルスと対戦した。 今シーズンのJ2で3位に終わった東京Vと4位の清水の対戦。国立競技場で行われた試合には、5万3264人の大観衆が詰めかけた。 16年ぶりのJ1昇格を目指す東京Vは、1年での復帰を目指す清水と“オリジナル10”同士の意地を懸けた戦いとなった。 試合は前半から清水が攻撃を仕掛けていく展開もゴールレスで折り返すと、63分に東京Vの森田晃樹がハンドを取られてPKを与えてしまうと、チアゴ・サンタナがしっかりと決めて清水が先制する。 1点を追う東京Vはボールこそ握るもフィニッシュまでなかなかいけず。敗退かと思われたが、94分に抜け出した染野唯月に対して高橋祐治がタックル。これがファウルとなりPKを獲得すると、これを染野がしっかりと決めて同点に。そのまま試合は終わり、1-1で終了。年間順位で上位にいたため、16年ぶりのJ1昇格を果たすこととなった。 試合後の記者会見で城福監督は、キャプテンの森田について言及。この試合では清水のPKにつながるハンドをしてしまった中、チームのためにしっかりと1年間戦ってくれたことを称えた。 「このチームは毎年主力が流出しています。去年も私が就任してから夏に2人、冬に4人のレギュラーがいなくなりました」 「もちろん彼も大きな選択を迫られていた冬でした。なぜならばこのチームはそれが当たり前だから。シーズンが終われば主力が居なくなるのが当たり前です。ただ、彼は残る決断をした。彼のキャラクターからしたら、キャプテンに任命されるなんて到底考えらなかったし、発想もできなかった」 「その中でこの1年一緒に格闘してきて、もがいてきて、辛抱強く積み重ねてきて、最後彼と一緒に昇格できたというのは、ちょっと言葉では説明できないです」 シーズン前には移籍の噂もある中で、「ヴェルディをJ1に上げた男になりたい」と残留を決断。アカデミー時代から育ったチームのJ1時代は知らない男だが、ヴェルディファミリーの想いを胸に戦い続け、悲願のJ1昇格を果たし、試合後に涙を流した。 2023.12.02 21:45 Sat

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