ジェノアのシェフチェンコ新監督が初陣を振り返る「素晴らしい姿勢、ソリッドさ、団結力を見せてもらった」
2021.11.22 18:45 Mon
ジェノアのアンドリー・シェフチェンコ監督が、初陣となったローマ戦を振り返った。『フットボール・イタリア』が伝えている。
21日にセリエA第13節のローマ戦に臨んだジェノア。7日にダビデ・バッラルディーニ前監督に代わって就任したシェフチェンコ新監督の初戦となった中、ローマの18歳、フェリックス・アフェナ=ギャンという新星の誕生に飲まれる形で0-2の敗戦を喫した。
セリエAに指揮官として戻ってきたシェフチェンコ監督だったが、12年ぶりの舞台は黒星スタートに。敗戦を認めつつ、チームが示した姿勢には満足しているようだ。
「難しい試合になることはわかっていた。多くの選手を欠いていたのだ。それに出場可能な選手たちのフィットネスも万全ではなかった。だが、選手たちは全てを出し尽くしてくれたと思う。最後の10分はガス欠になってしまったがね。私は集中力と組織力を見ている。今日は交代選手に違いをつくられてしまったね」
「また、残念ながら治療室から来週までに誰かが戻ってくるという良いニュースはない。それでも、準備期間は少なくとも1週間はある」
「ここからスタートだ。もっと向上しなければならないが、わかっていたことだ。そしてファンの方にも感謝を述べたい。今夜は大きなサポートを受けたよ」
なお、試合前にはローマ指揮官であるジョゼ・モウリーニョとのチェルシー時代の遺恨が指摘されていたが、「試合の前後に会話したが、我々は非常に良い関係だ」とコメントしている。
21日にセリエA第13節のローマ戦に臨んだジェノア。7日にダビデ・バッラルディーニ前監督に代わって就任したシェフチェンコ新監督の初戦となった中、ローマの18歳、フェリックス・アフェナ=ギャンという新星の誕生に飲まれる形で0-2の敗戦を喫した。
セリエAに指揮官として戻ってきたシェフチェンコ監督だったが、12年ぶりの舞台は黒星スタートに。敗戦を認めつつ、チームが示した姿勢には満足しているようだ。
「また、残念ながら治療室から来週までに誰かが戻ってくるという良いニュースはない。それでも、準備期間は少なくとも1週間はある」
「素晴らしい姿勢、ソリッドさ、団結力を見せてもらったよ。スペースをタイトに保ち、ボール際では毎回ファイトしてくれた。ただ、試合をコントロールする力が足りなかった。特に押し込んだ状態に、あまり多くのチャンスに繋げられなかった」
「ここからスタートだ。もっと向上しなければならないが、わかっていたことだ。そしてファンの方にも感謝を述べたい。今夜は大きなサポートを受けたよ」
なお、試合前にはローマ指揮官であるジョゼ・モウリーニョとのチェルシー時代の遺恨が指摘されていたが、「試合の前後に会話したが、我々は非常に良い関係だ」とコメントしている。
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