熊本が首位浮上! 宮崎は自力優勝の可能性が消滅【明治安田J3第28節】
2021.11.21 16:53 Sun
明治安田生命J3リーグ第28節の6試合が、21日に各地で行われた。
今節の最注目カードは、4位の富山(勝ち点42)と首位の宮崎(勝ち点50)による上位対決。試合は4試合未勝利の富山が地の利を生かして積極的にシュートを放っていく。しかし、徐々に宮崎がペースを掴むと迎えた45分、梅田のバックパスを前田がボックス手前から右足一閃。強烈なミドルシュートが突き刺さり、アウェイチームが先制した。
1点ビハインドとなった富山は、後半も前半同様にシュートを重ねていく。その姿勢が実を結んだのは66分のことだった。右サイドからパスをつなぎ、マテウス・レイリアの短い落としに末木がボックス手前右から左足を強振。宮崎同様、見事なミドルシュートで追いついた。なお、末木は今季2ゴール目。初得点も宮崎戦だった。
以降は互いに交代カードを切りながら試合を進めるが、しばらく膠着状態に。それでも87分に動きを見せる。富山は左CKの流れから、途中出場の碓井が左サイドからグラウンダーのクロスを供給。ニアの林堂がバックヒールで巧みにコースを変えると、これがゴールに吸い込まれ、逆転に成功。
このまま5試合ぶりの勝利を挙げた富山は、優勝ないしはJ2昇格に向けて望みを繋いだ。一方の宮崎は残り1試合となった中、2位熊本(勝ち点48)の結果を待つことに。
その他、3位の岩手(勝ち点46)はホームで讃岐に3-1で快勝。直近4試合で3勝目を挙げ、逆転優勝も視界に捉えた。岩手も残り2試合となっている。
◆第28節
藤枝MYFC 0-1 鹿児島ユナイテッドFC
ヴァンラーレ八戸 2-1 FC岐阜
いわてグルージャ盛岡 3-1 カマタマーレ讃岐
カターレ富山 2-1 テゲバジャーロ宮崎
ガイナーレ鳥取 2-1 FC今治
ロアッソ熊本 1-0 Y.S.C.C横浜
AC長野パルセイロ 1-1 アスルクラロ沼津
◆順位表
勝点(試合数/勝/分/負/得点/失点)
1位:ロアッソ熊本 51(26/14/9/3/37/19)
2位:テゲバジャーロ宮崎 50(27/15/5/7/43/31)
3位:いわてグルージャ盛岡 49(26/14/7/5/41/27)
4位:カターレ富山 45(26/13/6/7/39/32)
今節の最注目カードは、4位の富山(勝ち点42)と首位の宮崎(勝ち点50)による上位対決。試合は4試合未勝利の富山が地の利を生かして積極的にシュートを放っていく。しかし、徐々に宮崎がペースを掴むと迎えた45分、梅田のバックパスを前田がボックス手前から右足一閃。強烈なミドルシュートが突き刺さり、アウェイチームが先制した。
1点ビハインドとなった富山は、後半も前半同様にシュートを重ねていく。その姿勢が実を結んだのは66分のことだった。右サイドからパスをつなぎ、マテウス・レイリアの短い落としに末木がボックス手前右から左足を強振。宮崎同様、見事なミドルシュートで追いついた。なお、末木は今季2ゴール目。初得点も宮崎戦だった。
このまま5試合ぶりの勝利を挙げた富山は、優勝ないしはJ2昇格に向けて望みを繋いだ。一方の宮崎は残り1試合となった中、2位熊本(勝ち点48)の結果を待つことに。
その熊本は、ホームにYS横浜を迎え、47分の伊東の3カ月ぶりのゴールで勝利。この結果、熊本が宮崎を抜いて首位浮上。2試合を残す熊本が優勝へ向けて大きく有利となった。
その他、3位の岩手(勝ち点46)はホームで讃岐に3-1で快勝。直近4試合で3勝目を挙げ、逆転優勝も視界に捉えた。岩手も残り2試合となっている。
◆第28節
藤枝MYFC 0-1 鹿児島ユナイテッドFC
ヴァンラーレ八戸 2-1 FC岐阜
いわてグルージャ盛岡 3-1 カマタマーレ讃岐
カターレ富山 2-1 テゲバジャーロ宮崎
ガイナーレ鳥取 2-1 FC今治
ロアッソ熊本 1-0 Y.S.C.C横浜
AC長野パルセイロ 1-1 アスルクラロ沼津
◆順位表
勝点(試合数/勝/分/負/得点/失点)
1位:ロアッソ熊本 51(26/14/9/3/37/19)
2位:テゲバジャーロ宮崎 50(27/15/5/7/43/31)
3位:いわてグルージャ盛岡 49(26/14/7/5/41/27)
4位:カターレ富山 45(26/13/6/7/39/32)
ロアッソ熊本の関連記事
J3の関連記事
14日、明治安田J3リーグ第5節延期分の松本山雅FCvsAC長野パルセイロがサンプロ アルウィンで行われ、2-2のドローに終わった。
降雪・積雪の影響で延期された、11位の松本と17位の長野による信州ダービー。11日に天皇杯の長野県予選決勝で相まみえた両者が今度はリーグ戦に舞台を移して激突した。
試合序盤は
2025.05.14 21:14 Wed
|
|
ロアッソ熊本の人気記事ランキング
1
「一体感ええな」「何回も見ちゃう」初のJ1目指す熊本、勝利のセレブレーション“カモンロッソ”が他サポにも好評!「J1でも聞きたいぞ」
ロアッソ熊本のチャントに惹かれるファンが増加中のようだ。 熊本の勝利後に選手とサポーターが一体となって行うセレブレーション“カモンロッソ”。イギリスのバンド、チャンバワンバの『Tubthumping(タブサンピング)』が元ネタとされる応援歌は、J屈指の名物チャントとして認知の幅を広げている。 6日にえがお健康スタジアムで行われたJ1参入プレーオフ2回戦のモンテディオ山形後にも、決定戦進出を祝して披露された。 『DAZN』が公開した歓喜の瞬間には「カモンロッソ好きすぎるわ」、「一体感ええな」、「これ俺もやりたいわ」、「たのしそう」、「これ好きで何回も見ちゃう」、「こういうのいいなぁ」、「Jリーグ屈指のウィナーセレブレーション」、「J1でもカモンロッソ聞きたいぞ」と、熊本ファン以外からも羨望の声が寄せられるなど、好評を博している。 このチャントは高校生にまで波及しており、何の因果か、採用しているのは京都・東山高校。サッカー部だけでなく、バレー部も取り入れている。 13日には決定戦で京都サンガF.C.の敵地へ乗り込む熊本。今年5月には相手クラブへのリスペクトの意を込め、アウェイゲームでは選手による「カモンロッソ」のパフォーマンスは実施しないと周知しているが、クラブ史上初のJ1昇格を決めた場合は果たして。 <span class="paragraph-title">【動画】激闘のPOを勝ち上がった熊本の"カモンロッソ"</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>現場から直送します!<br>\<br><br>皆さんお待ちかねのカモンロッソ‼️J1参入プレーオフ決定戦進出を果たした熊本が試合後、勝利を一丸となって喜んだ<br><br>J1参入プレーオフ2回戦<br>熊本×山形<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> 見逃し配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN%E3%83%94%E3%83%83%E3%83%81%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%89?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZNピッチサイド</a><a href="https://twitter.com/roassoofficial?ref_src=twsrc%5Etfw">@roassoofficial</a> <a href="https://t.co/TvGaJmexM7">pic.twitter.com/TvGaJmexM7</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1589150541720215552?ref_src=twsrc%5Etfw">November 6, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.11.06 21:50 Sun
2
3位・清水はカルリーニョス・ジュニオの同点弾で無敗継続! 熊本vsいわきは計6発の撃ち合い、いわきが逆転勝利【明治安田J2第32節】
27日、明治安田生命J2リーグ第32節の2試合が各地で行われた。 前節、首位・FC町田ゼルビア相手に3-2で逆転勝利を収めた3位・清水エスパルス(勝ち点55)。リーグ戦9試合無敗、4連勝中と好調の中、12位・ブラウブリッツ秋田(勝ち点37)とのアウェイゲームに臨んだ。 前半はゴールレスで終えたものの、後半開始直後に試合が動く。秋田が左CKを獲得すると、クロスに清水のGK権田修一が飛び出し、パンチングでのクリアを試みた。しかし、弾いたボールがゴール方向へと向かっていき、秋田が思わぬ形から先制に成功した。 清水はセットプレーから守護神のミスを取り返す。73分、右CKを獲得すると高く飛んだカルリーニョス・ジュニオがヘディングで合わせ、同点ゴールを記録した。 その後、スコアは動くことなく1-1のまま試合終了。勝利は逃したものの、清水は無敗記録を10試合に延ばし、前日敗れていた2位・ジュビロ磐田に勝ち点差「1」まで詰め寄った。 もう1試合は、勝ち点「34」で並ぶ17位・ロアッソ熊本vs18位・いわきFCの一戦。9分、低い弾道の左CKに家泉怜依が左足で合わせ、いわきが幸先良くリードを奪う。 対する熊本は23分にオウンゴールで追いつき、30分には逆転ゴールをゲット。細かいパスワークから平川怜がボックス内で右足を振り抜いた。 熊本リードで迎えた後半だったが、いわきが再逆転に成功する。61分、家泉が今度は右からのCKを頭で押し込むと、68分には山下優人がPKを決め逆転。72分には山下の2ゴール目が決まり、試合は2-4で終了。大量得点を奪ったいわきが降格圏から一歩遠ざかった。 ▽8/27(日) ブラウブリッツ秋田 1-1 清水エスパルス ロアッソ熊本 2-4 いわきFC ▽8/26(土) FC町田ゼルビア 5-0 モンテディオ山形 栃木SC 2-2 水戸ホーリーホック 東京ヴェルディ 2-3 ファジアーノ岡山 ジュビロ磐田 2-3 ジェフユナイテッド千葉 大宮アルディージャ 0-4 V・ファーレン長崎 ツエーゲン金沢 0-1 徳島ヴォルティス 大分トリニータ 2-3 ベガルタ仙台 レノファ山口FC 3-2 ヴァンフォーレ甲府 ▽試合中止 藤枝MYFC 0-0 ザスパクサツ群馬 2023.08.27 21:12 Sun3
差別的行動と物議醸した町田FWミッチェル・デューク「反応はすべきではなかった」と謝罪も「僕を突き飛ばし、罵ったり…」と主張
FC町田ゼルビアのオーストラリア代表FWミッチェル・デュークが、物議を醸している自身の行動について言及した。 ことの発端は、4月29日行われた明治安田生命J2リーグ第12節のロアッソ熊本戦の試合後に起こった。 町田のホームである町田GIONスタジアムで行われた一戦は、2-1で町田が勝利。しかし、微妙な判定が続いたこともあり、試合後に問題が発生する。 町田の2点目、決勝ゴールにつながったFWエリキのPKに関して、ボックス外でのファウルだったと藤本主税コーチが試合後に主審へアピール。このことをキッカケに、両チームの選手やスタッフが入り乱れる騒動が起こる。 その中で、抗議する藤本コーチへ町田の選手が詰め寄ると、それを大木武監督が止めに入ることに。その際、デュークに詰め寄ると、デュークは右手で何やらジェスチャーを送っていた。 このシーンが大きな話題となり、SNS上で映像が拡散。デュークのジェスチャーは大木監督の背の低さを揶揄しており、侮辱に当たると話題に。また、周囲にいる町田の選手も笑って茶化しているように見え、民度を疑う声が相次いでいた。 こうした声にデュークは反応していたが、自身の投稿を削除。ただ、改めてツイッターで投稿し、非を認めながらも、相手への反応だったと言及。 「ここにいる人たちは、これが人種差別的なジェスチャーだと思い込んでいるようですが、そんなことはない」 「僕は日本が大好きだ。文化も、人々も!これは、熊本のスタッフが僕を突き飛ばし、罵ったり、無礼な名前で呼ばれたことへの仕返しだった」 「このような反応はすべきではなかったと同意する。でも、誰かに体を触られ、その場で反応しないわけにはいかなかった!」 「僕は彼の振る舞いを笑ったが、ただ立ち去るべきだった。これが人種差別主義者であると実際に感じた人には、申し訳ないと思う」 <span class="paragraph-title">【動画】ミッチェル・デュークが自身のジェスチャーを謝罪</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Wow people on here assuming this being a racist gesture… no such thing! I love japan, the culture and the people! was in reply to that Kumamoto staff pushing me, swearing at me and calling disrespectful names,so I gave him that hand because he acted like a baby having a tantrum</p>— Mitchell Duke (@mitchduke8) <a href="https://twitter.com/mitchduke8/status/1652268689314701313?ref_src=twsrc%5Etfw">April 29, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.05.01 11:27 Mon4
熊本がJ2最年少得点記録を塗り替えた17歳FW神代慶人と契約更新! 終盤に重傷も19試合5得点
ロアッソ熊本は25日、FW神代慶人(17)の契約更新を発表した。 神代は熊本県出身で、ジュニアから熊本の下部組織に在籍。世代別の日本代表をU-15から経験し、2023年11月にはレアル・ソシエダに短期留学した。 2023年12月、ユース所属選手としてはクラブ2人目となるプロ契約を締結。2024年3月に行われた明治安田J2リーグ第5節のベガルタ仙台でプロデビューを飾った。 第7節のジェフユナイテッド千葉戦ではPKから決勝点を決め、J2最年少得点記録を更新。16歳5カ月5日に記録を塗り替えている。 J2で19試合5得点を記録し、天皇杯でも1試合プレーしたが、9月のトレーニングマッチで右ヒザ外側半月板を損傷。シーズン残りの試合を欠場した。 2024.12.25 16:05 Wed5
