浦和レッズ、エントリー不備による懲罰に関しCASに申し立て認められず…試合に敗れたため争えず
2021.11.19 23:50 Fri
浦和レッズは19日、エントリー手続き不備事案に関するJリーグの懲罰に関して、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴した件の判決を報告した。
浦和は、6月20日に行われた明治安田生命J1リーグ第18節の湘南ベルマーレ戦に関して、エントリー資格がなかったGK鈴木彩艶を起用。この試合は3-2で敗れていたが、3-0での敗戦という懲罰を受けていた。
鈴木は、U-24日本代表の活動に参加。そのため、Jリーグの公式PCR検査を受けられていなかった。代表活動中にJFAのPCR検査を受けて陰性になっていたため、その結果を受けてJリーグエントリー資格認定委員会に申請し、エントリー資格の認定を受ける必要があったものの、クラブが認識不足からこれを怠り、エントリー資格がないまま鈴木を出場させていたというものだった。
マッチコミッショナーによる確認不足もあった中、エントリーの資格を有する選手を起用する義務はクラブにあることから、けん責処分に加え、「出場資格のない選手の公式戦の不正出場」という理由で3-0の敗戦処分となっていた。
この件で、7月14日に日本サッカー協会(JFA)の不服申立委員会へ不服申立理由書を提出。しかし、不服申立可能な懲罰に該当しないということで却下。「出場資格」と「エントリー資格」の違いがあるとし、CASへ提訴していた。
浦和は出した声明は以下の通り。
「明治安田生命J1リーグ第18節 浦和レッズ vs 湘南ベルマーレにおけるエントリー手続不備に関するスポーツ仲裁裁判所(CAS)の仲裁判断が11月19日に下されましたので、ご報告申しあげます」
「CASは、懲罰規程では「0-3の没収試合」の懲罰を争えるのは勝利したチームに限られるため、2-3で負けていた浦和レッズはJリーグの懲罰を争うことができないという理由で、没収試合が妥当かどうかなどの問題に踏み込まず、申立てを認めませんでした」
「残念な結果となりましたが、浦和レッズとしましてはCASの仲裁判断を尊重し、懲罰を受け入れることとします」
「本件に関するみなさまからの温かいご支援、誠にありがとうございました。今シーズン、残りのリーグ戦3試合、そして天皇杯を全力で闘ってまいります。みなさまのサポートを引き続きよろしくお願い申しあげます」
浦和は、6月20日に行われた明治安田生命J1リーグ第18節の湘南ベルマーレ戦に関して、エントリー資格がなかったGK鈴木彩艶を起用。この試合は3-2で敗れていたが、3-0での敗戦という懲罰を受けていた。
鈴木は、U-24日本代表の活動に参加。そのため、Jリーグの公式PCR検査を受けられていなかった。代表活動中にJFAのPCR検査を受けて陰性になっていたため、その結果を受けてJリーグエントリー資格認定委員会に申請し、エントリー資格の認定を受ける必要があったものの、クラブが認識不足からこれを怠り、エントリー資格がないまま鈴木を出場させていたというものだった。
この件で、7月14日に日本サッカー協会(JFA)の不服申立委員会へ不服申立理由書を提出。しかし、不服申立可能な懲罰に該当しないということで却下。「出場資格」と「エントリー資格」の違いがあるとし、CASへ提訴していた。
しかし、CASは試合にそもそも負けている浦和が、懲罰を争える状況でないとして、申し立てそのものを認めなかったとのこと。浦和もこの決定を受け入れるとした。
浦和は出した声明は以下の通り。
「明治安田生命J1リーグ第18節 浦和レッズ vs 湘南ベルマーレにおけるエントリー手続不備に関するスポーツ仲裁裁判所(CAS)の仲裁判断が11月19日に下されましたので、ご報告申しあげます」
「CASは、懲罰規程では「0-3の没収試合」の懲罰を争えるのは勝利したチームに限られるため、2-3で負けていた浦和レッズはJリーグの懲罰を争うことができないという理由で、没収試合が妥当かどうかなどの問題に踏み込まず、申立てを認めませんでした」
「残念な結果となりましたが、浦和レッズとしましてはCASの仲裁判断を尊重し、懲罰を受け入れることとします」
「本件に関するみなさまからの温かいご支援、誠にありがとうございました。今シーズン、残りのリーグ戦3試合、そして天皇杯を全力で闘ってまいります。みなさまのサポートを引き続きよろしくお願い申しあげます」
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