横浜FMが前田のハット含む8発で記録的大勝! FC東京を叩きのめしてACL権獲得【明治安田J1第35節】

2021.11.06 18:30 Sat
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明治安田生命J1リーグ第35節の横浜F・マリノスvsFC東京が6日に日産スタジアムで行われ、ホームの横浜FMが8-0で勝利した。

勝利すればAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場が決まる2位の横浜FMは9位のFC東京と対戦。前節は優勝争いを演じていた中で痛恨の敗戦を喫してタイトルを逃したものの、来季のACL出場権を決定づけるべく気の抜けない試合が続く。

その横浜FMは前節からスタメンを3名変更し、前節の試合でボランチを務めた岩田をセンターバックで起用。ボランチの位置に喜田が入ったほか、右サイドバックを松原から小池に変更し、仲川が右ウィングを務めた。
一方のFC東京は前節、4-0と快勝した清水エスパルス戦からスタメンを4名変更。ボランチに品田が入り、前線の一角に出場停止にで10月の出場がなかったレアンドロがスタメン復帰をしている。

横浜FMのキックオフで始まった試合は早々にスコアが動く。10分、カウンターから俊足の前田が抜け出すと、相手GKと一対一に。一度は相手GK波多野にブロックされたが、こぼれ球を素早く拾って、左足でネットを揺らし、横浜FMが先取する。
その横浜FMは18分にアタッキングサード内の崩しから仲川がゴール前でチャンスを作ると、森重のファウルを誘ってPKを獲得。キッカーのマルコス・ジュニオールがゴール左下にきっちりと決め、FC東京を突き放した。

さらに横浜FMが畳みかけ、24分に左CKのショートコーナーから扇原がファーサイドにクロスを上げると、GK波多野が処理ミス。流れたボールを小池が右足で押し込み、チーム3点目を奪ってみせる。

そんな横浜FMペースが続くと、38分に森重がチアゴ・マルチンスを倒して、この試合2度目となるPKのチャンスをゲット。これで森重を2枚目のイエローカードで退場に追いやると、キッカーの前田がゴール右上にきっちりと沈め、前半のうちに4ゴール目を手にする。

後半に入っても横浜FMの勢いは衰えない。開始早々の48分、敵陣左中央のマルコス・ジュニオールからボールを受けたボックス左のティーラトンがクロスを上げると、ゴール正面でフリーの前田が得点王にまい進の今季21点目をヘディングでマーク。前田のハットトリックとなる一発で5-0とする。

その後も攻撃の手を緩めない横浜FMは69分、敵陣左中央でマルコス・ジュニオールがパスをカットした流れから、途中出場の水沼が後ろから走り込んできた小池に配球。その小池がダイレクトでゴール左上に突き刺して、チーム6点目が生まれた。

まだまだゴールを狙い続ける横浜FMは84分にオウンゴールで7-0とすると、水沼が右足ミドルでトドメの8点目。1試合でのクラブ最多得点タイとなる8得点大勝で3試合ぶり白星の横浜FMが3位以内を確定させ、ACL出場権を手にした。一方のFC東京にとってはクラブ史上初の8失点惨敗劇となっている。

横浜F・マリノス 8-0 FC東京
【横浜FM】
前田大然(前10、前41、後3)
マルコス・ジュニオール(前21)
小池龍太(前24、後24)
オウンゴール(後39)
水沼宏太(後41)

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