【ラ・リーガ第13節プレビュー】今季最初のセビージャ・ダービー! マドリード2強は曲者と対峙
2021.11.05 19:00 Fri
先週末に行われた前節は、首位のレアル・ソシエダがアスレティック・ビルバオとのバスク・ダービーをドローで終えた中、マドリードの2強やセビージャが勝ち点3を獲得したことで、上位争いは熾烈を極めている。
11月のインターナショナルマッチウィーク前最後となる第13節では、5位のベティス(勝ち点21)と3位のセビージャ(勝ち点24)による、今季最初のセビージャ・ダービーに大きな注目が集まる。
3連勝で一気に上位戦線へ食い込んできたベティスだが、前節はアトレティコ・マドリーとの上位対決で0-3の完敗。幾つかのポジションで行ったターンオーバーの影響もあり、厳しい敗戦。さらに、4日に行われたヨーロッパリーグ(EL)ではレバークーゼンを相手に主力を起用した中で0-4の完敗となり、リーグ3連勝からの公式戦2試合連続の大敗と難しい状況でダービーに臨むことになった。直近2戦連続無得点もFWイグレシアスやFWフェキルを擁する攻撃はある程度計算できるだけに、守備の立て直しが急務だ。
対するセビージャは前節、好調のオサスナを相手に2-0の快勝を収めリーグ戦では直近4戦無敗と好調を維持している。ただ、開幕から3戦連続ドローと苦戦が続くチャンピオンズリーグ(CL)ではホームで戦った直近のリール戦を1-2の逆転負けで落とし、グループ最下位に転落。さらに、同試合では主将MFヘスス・ナバスが太ももを痛めて2カ月の戦線離脱を強いられた。その敗戦からのバウンスバックを図る一戦ではここに来て調子を挙げるFWオカンポス、カピタンの代役を担うMFラキティッチやMFフェルナンドといった重鎮の活躍に期待したい。
セビージャと同勝ち点で2位に位置するレアル・マドリーは、6位のラージョ(勝ち点20)との自治州ダービーに臨む。前節は主砲ベンゼマを温存した中、エルチェ相手にFWヴィニシウスのドブレーテの活躍で2-1の勝利を収めると、直近のシャフタール戦ではヴィニシウスのお膳立てからベンゼマが同じくドブレーテの活躍で2-1の勝利に導いた。ただ、シャフタール戦ではGKクルトワの再三のビッグセーブに助けられた感が強く、全体的に疲労感を窺わせる戦いとなった。
対戦相手のラージョは直近のセルタ戦を0-0のドローで終えたものの、今季のバジェカスでは5勝1分けと圧倒的な戦績を残しており、先日にはバルセロナを破った難敵だ。とりわけ、元アトレティコのエースであるFWファルカオの錆びつかぬ決定力は要警戒だ。
前節、ビジャレアル相手に8戦ぶりの白星を挙げて復調気配漂う曲者との一戦では、リバプール戦を共にサスペンションで欠場したDFサビッチとFWグリーズマンの2選手の奮闘に期待したい。
クーマン監督を解任し、セルジ暫定体制の初陣となったアラベス戦に臨んだ9位のバルセロナ(勝ち点16)は、停滞感漂う1-1のドローに終わった。直近のディナモ・キエフ戦ではFWアンス・ファティのゴールで1-0の勝利を収めたが、DFデストと復帰直後のFWデンベレが負傷離脱と引き続き苦しい台所事情が続く。
そういった中、アル・サッドから引き抜きを目指すチャビ・エルナンデスの交渉が今週末にも完了するとの朗報が舞い込んでいる。そのレジェンドに少しでも良い形でチームを引き渡すため、セルジ監督には苦境の中でチームを勝たせる采配を期待したい。なお、対戦相手のセルタ(勝ち点11)は15位に低迷もバライードスでの戦いをやや苦手とするバルセロナにとってはタフな試合になるはずだ。
また、1ポイント差で暫定首位に立つレアル・ソシエダは7位のオサスナ(勝ち点19)相手に公式戦3試合ぶりの勝利を目指す。直近のアスレティック戦、ELシュトゥルム・グラーツ戦では内容面はさほど悪くないものの、攻撃面でややパンチ不足の印象だ。粘り強い守備が売りのオサスナとの一戦では決定力を示したい。
MF久保建英の欠場が続く12位のマジョルカ(勝ち点14)は3試合連続ドローとリード時の試合運びに課題が見える。16位のエルチェ(勝ち点10)との一戦では、状況に応じたメリハリのある戦いが求められるところだ。
《ラ・リーガ第13節》
▽11/5(金)
《29:00》
アスレティック・ビルバオ vs カディス
▽11/6(土)
《22:00》
エスパニョール vs グラナダ
《24:15》
セルタ vs バルセロナ
《26:30》
アラベス vs レバンテ
《29:00》
ラージョ vs レアル・マドリー
▽11/7(日)
《22:00》
ビジャレアル vs ヘタフェ
《24:15》
バレンシア vs アトレティコ・マドリー
《26:30》
マジョルカ vs エルチェ
オサスナ vs レアル・ソシエダ
《29:00》
ベティス vs セビージャ
11月のインターナショナルマッチウィーク前最後となる第13節では、5位のベティス(勝ち点21)と3位のセビージャ(勝ち点24)による、今季最初のセビージャ・ダービーに大きな注目が集まる。
3連勝で一気に上位戦線へ食い込んできたベティスだが、前節はアトレティコ・マドリーとの上位対決で0-3の完敗。幾つかのポジションで行ったターンオーバーの影響もあり、厳しい敗戦。さらに、4日に行われたヨーロッパリーグ(EL)ではレバークーゼンを相手に主力を起用した中で0-4の完敗となり、リーグ3連勝からの公式戦2試合連続の大敗と難しい状況でダービーに臨むことになった。直近2戦連続無得点もFWイグレシアスやFWフェキルを擁する攻撃はある程度計算できるだけに、守備の立て直しが急務だ。
対するセビージャは前節、好調のオサスナを相手に2-0の快勝を収めリーグ戦では直近4戦無敗と好調を維持している。ただ、開幕から3戦連続ドローと苦戦が続くチャンピオンズリーグ(CL)ではホームで戦った直近のリール戦を1-2の逆転負けで落とし、グループ最下位に転落。さらに、同試合では主将MFヘスス・ナバスが太ももを痛めて2カ月の戦線離脱を強いられた。その敗戦からのバウンスバックを図る一戦ではここに来て調子を挙げるFWオカンポス、カピタンの代役を担うMFラキティッチやMFフェルナンドといった重鎮の活躍に期待したい。
対戦相手のラージョは直近のセルタ戦を0-0のドローで終えたものの、今季のバジェカスでは5勝1分けと圧倒的な戦績を残しており、先日にはバルセロナを破った難敵だ。とりわけ、元アトレティコのエースであるFWファルカオの錆びつかぬ決定力は要警戒だ。
現在、4位のアトレティコ・マドリー(勝ち点22)は、リーグ連勝を目指して10位のバレンシア(勝ち点16)とのアウェイゲームに臨む。前述のようにリーグ前節は好調のベティスを相手に、FWカラスコのゴラッソと、FWフェリックスの今季初ゴールなどで快勝を収めたが、直近のCLリバプール戦では2試合連続で退場者を出す苦しい展開の中で0-2の完敗。疲労と精神的なショックを抱える中、2試合連続のアウェイゲームに臨む。
前節、ビジャレアル相手に8戦ぶりの白星を挙げて復調気配漂う曲者との一戦では、リバプール戦を共にサスペンションで欠場したDFサビッチとFWグリーズマンの2選手の奮闘に期待したい。
クーマン監督を解任し、セルジ暫定体制の初陣となったアラベス戦に臨んだ9位のバルセロナ(勝ち点16)は、停滞感漂う1-1のドローに終わった。直近のディナモ・キエフ戦ではFWアンス・ファティのゴールで1-0の勝利を収めたが、DFデストと復帰直後のFWデンベレが負傷離脱と引き続き苦しい台所事情が続く。
そういった中、アル・サッドから引き抜きを目指すチャビ・エルナンデスの交渉が今週末にも完了するとの朗報が舞い込んでいる。そのレジェンドに少しでも良い形でチームを引き渡すため、セルジ監督には苦境の中でチームを勝たせる采配を期待したい。なお、対戦相手のセルタ(勝ち点11)は15位に低迷もバライードスでの戦いをやや苦手とするバルセロナにとってはタフな試合になるはずだ。
また、1ポイント差で暫定首位に立つレアル・ソシエダは7位のオサスナ(勝ち点19)相手に公式戦3試合ぶりの勝利を目指す。直近のアスレティック戦、ELシュトゥルム・グラーツ戦では内容面はさほど悪くないものの、攻撃面でややパンチ不足の印象だ。粘り強い守備が売りのオサスナとの一戦では決定力を示したい。
MF久保建英の欠場が続く12位のマジョルカ(勝ち点14)は3試合連続ドローとリード時の試合運びに課題が見える。16位のエルチェ(勝ち点10)との一戦では、状況に応じたメリハリのある戦いが求められるところだ。
《ラ・リーガ第13節》
▽11/5(金)
《29:00》
アスレティック・ビルバオ vs カディス
▽11/6(土)
《22:00》
エスパニョール vs グラナダ
《24:15》
セルタ vs バルセロナ
《26:30》
アラベス vs レバンテ
《29:00》
ラージョ vs レアル・マドリー
▽11/7(日)
《22:00》
ビジャレアル vs ヘタフェ
《24:15》
バレンシア vs アトレティコ・マドリー
《26:30》
マジョルカ vs エルチェ
オサスナ vs レアル・ソシエダ
《29:00》
ベティス vs セビージャ
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