好調ウルブスが逃げ切り成功で5戦負けなし!競り負けのエバートンは3連敗《プレミアリーグ》

プレミアリーグ第10節のウォルバーハンプトンvsエバートンが1日に行われ、2-1でウルブスが勝利した。

前節、リーズに劇的弾で追いつかれながらもリーグ戦4試合負けなしの11位ウルブスが、前節ワトフォードにまさかの大敗で連敗中の9位エバートンをホームに迎えた一戦。

試合はウルブスが立ち上がりから攻勢に出ると10分、左CKのセカンドボールをボックス中央右に走り込んだネヴェスがボレーシュート。さらにGKピックフォードの弾いたボールをコーディが詰めたが、これはホルゲイトのブロックに阻まれた。
ウルブスは14分にも、ボックス右手前でパスを受けたトリンコンがコントロールショット。さらに15分には、ドリブルでボックス左まで持ち上がったヒメネスのラストパスからファン・ヒチャンがゴールネットを揺らしたが、これはVARのレビューの結果、ファン・ヒチャンのオフサイドを取られた。

先制のチャンスを逃したウルブスだったが、セットプレーからスコアを動かす。28分、アイ=ヌーリの左CKをゴールで競り合ったキルマンがヘディングシュート。これがゴール左に吸い込まれ、ウルブスが先制に成功した。さらに32分には、ゴッドフリーのバックパスをボックス手前でカットしたヒメネスが、飛び出してきたGKを嘲笑うチップキックを流し込み、追加点を決めた。

2失点を喫したエバートンは、前半終了間際の45分にチャンス。右サイドで獲得したFKからタウンゼントがクロスを供給すると、イウォビのフリックしたボールをファーサイドのホルゲイトが合わせたが、シュートは枠の右に外れた。

迎えた後半は、2点を追うエバートンはグバミンを下げてデルフを投入。すると66分、ボックス左手前でボールを受けたゴッドフリーが低弾道ミドルでゴールを狙うと、相手DFがブロックしたこぼれ球をボックス中央のイウォビがダイレクトシュートで流し込んだ。

1点を返されたウルブスだったが、74分にヒメネスのパスで右サイドを抜け出したトリンコンがカットインを狙うと、ボックス内付近でホルゲイトに倒されて主審はPKを宣告。しかし、VARによる検証の結果、ボックスのわずかに外と判定されPKは取り消された。

終盤にかけて猛攻を仕掛けるエバートンは、86分にタウンゼントの右CKからA・ゴードンがヘディングシュートでゴールに迫ったが、シュートはGKジョゼ・サのファインセーブに防がれた。

結局、試合はそのまま2-1でウルブスが勝利。5戦無敗のウルブスは7位に浮上。3連敗のエバートンは10位へ後退した。