「主審は正しい」アンパドゥの退場シーンに主張飛び交い、激論に「ひどい決断、赤ではない」
2021.10.29 16:15 Fri
ヴェネツィアのウェールズ代表DFイーサン・アンパドゥの退場シーンが議論を巻き起こしている。今夏にチェルシーから期限付き移籍で加入したアンパドゥ。26日に行われたセリエA第10節、ホームでのサレルニターナ戦では4試合ぶりにベンチスタートとなった。
アンパドゥ1点リードで折り返した後半の頭から投入されるも、ヴェネツィアは61分に同点とされてしまう。そこから間もない67分に問題のシーンが訪れる。
最終ラインでボールを回すヴェネツィアはDFピエトロ・チェッカローニの横パスをアンパドゥが跨ぎ、流して受けようとするがややルーズになってしまう。これを狙っていたのが、サレルニターナのFWフランク・リベリ。アンパドゥがスライディングでカバーを試みるも交錯し、リベリは激しく転倒した。
このプレーに対して主審はレッドカードを提示。すでに1枚イエローカードをもらっていたものの、この場面では一発退場という判定が下された。
この判定が国内外で激論を巻き起こした。多くのファンが「ファールですらなくない?」、「まさかのレッド、素晴らしいタックルなのに」、「ひどい決断、まったく赤ではない」とアンパドゥのプレーの正当性を主張。
対照的に「主審は正しい」、「ボールの前にプレーヤーの足に触れた」と判定を支持するものも。そのほか、「赤を出すなら流さずそこで笛を吹くべき」といった判定に至るまでの流れに言及する声も寄せられた。
少なくともこの映像だけではどちらかと断言するのは難しいようにも思えるが、ヴェネツィアにとって痛手となったのは事実。数的不利となったホームチームは後半のアディショナルタイムにゴールを許し、1-2と逆転負け。今季6敗目を喫している。
アンパドゥ1点リードで折り返した後半の頭から投入されるも、ヴェネツィアは61分に同点とされてしまう。そこから間もない67分に問題のシーンが訪れる。
このプレーに対して主審はレッドカードを提示。すでに1枚イエローカードをもらっていたものの、この場面では一発退場という判定が下された。
ただ、リプレイを見てみると、アンパドゥが先にボールに触れているようにも見え、その勢いでリベリの足と接触しているようにも捉えられる。
この判定が国内外で激論を巻き起こした。多くのファンが「ファールですらなくない?」、「まさかのレッド、素晴らしいタックルなのに」、「ひどい決断、まったく赤ではない」とアンパドゥのプレーの正当性を主張。
対照的に「主審は正しい」、「ボールの前にプレーヤーの足に触れた」と判定を支持するものも。そのほか、「赤を出すなら流さずそこで笛を吹くべき」といった判定に至るまでの流れに言及する声も寄せられた。
少なくともこの映像だけではどちらかと断言するのは難しいようにも思えるが、ヴェネツィアにとって痛手となったのは事実。数的不利となったホームチームは後半のアディショナルタイムにゴールを許し、1-2と逆転負け。今季6敗目を喫している。
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