ユーベからサンプドリアにレンタル中の逸材イハッターレンが“行方不明”に…

2021.10.21 23:40 Thu
Getty Images
ユベントスからサンプドリアにレンタル中のオランダ代表MFモハメド・イハッターレン(19)が“行方不明”の状況にあることが判明した。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。

イハッターレンは、今夏の移籍市場最終日にPSVから4年契約でユベントスに完全移籍。だが、出場機会を与えたいユベントスの意向により、即サンプドリアへ1年間のレンタル移籍に出されていた。

ここまで新天地ではセリエA第3節のインテル戦で初のベンチ入りを果たしたものの、以降は一度もベンチ入りせず、デビューが待たれる状況となっている。
だが、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、そのイハッターレンは現在、“行方不明”の状況にあるという。

今月12日に“家族の問題”を理由に故郷オランダのユトレヒトに戻っている同選手だが、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』の取材では自宅近辺で目撃情報が一切ないという。
さらに、現在サンプドリアはマッシモ・フェレーロ会長を始め多くのクラブスタッフが所在を確認しているものの、イハッターレン側が連絡を無視し続けている模様。

また、イハッターレンはイタリア帰国を拒否しているとの報道もあり、代理人を務めるミーノ・ライオラ氏との契約を解消し、新たな代理人との契約を希望しているとも伝えられており、その去就は完全に不透明な状況のようだ。

PSV生え抜きの攻撃的MFは卓越したボールスキル、視野の広さ、高精度の左足を武器に16歳でトップチームデビューを飾った逸材。その一方で、イハッターレンは2019年に最愛の父を亡くすなどプライベートな問題を抱えていた際にクラブから手厚いサポートを受けていた中、完全に自身の殻に閉じこもり、練習中に周囲との衝突、スポンサー関連のイベントを無断で欠席したり、ウエイトオーバーなど、プロフェッショナルとして相応しくない行動が目に付いていた。

サンプドリア加入以降もウエイトオーバーや、友人に会うためにミラノやコートダジュールに頻繁に遊びに出かけるなど、プロフェッショナルの欠如が指摘されていた。

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