「僕らはフットボールがどれだけ残酷か知っている」ミルナーが若手へアドバイスする理由明かす

2021.10.14 15:34 Thu
Getty Images
リバプールの元イングランド代表MFジェームズ・ミルナーが、若手に接する際の心構えについて語った。クラブ公式サイトが伝えている。

現在35歳のミルナーは、リバプールでこれまで公式戦255試合に出場して26ゴール42アシストを記録。さらにユーティリティ性を見せており、中盤だけでなく、両サイドバックでもプレーするなどチームにとって欠かせない戦力であり続けている。

また、チームで副キャプテンを務めるミルナーはピッチ内だけでなく、ピッチ外でも存在感を発揮。若手選手に率先してアドバイスを送るなど、ベテランとしての役割を全うしている。
クラブ公式サイトのインタビューに応じたミルナーは、自身が若手だったころを回想しつつベテランの持つ役割について持論を展開。精神的に不安定な状態となりやすい若手を支えることが、自分たちの役割だと語った。

「僕がリーズに加入したときはとても幸運だったと思う。素晴らしいドレッシングルームに恵まれたからね。ただ、当時は今より選手の関係は少しピリピリしていたから、注意する必要はあったよ」
「もちろん時代が違うというのもあるけど、ミスをすれば飛んできたティーカップを避けたりしていたからね! それでもリーズでは素晴らしい教育を受け、環境や先輩たちにも恵まれた」

「僕らはフットボールがどれだけ残酷か知っている。運も、精神の浮き沈みに対応する強さも必要だ。だから僕たちのような年長の選手は、若手を少しでもリラックスさせてあげたり、失望しているようなら辛い感情から遠ざけてあげたりしないといけない。そして彼らが上手くいっていたら励まし、順調なことを伝え、できれば今後の指針を与えてあげることも必要だ」

「若い選手たちの能力は本当に素晴らしいものがある。あとは、それに見合うだけの心構えが必要になるんだよ」

また、ミルナーは9月に大ケガを負い現在長期離脱中となっている18歳のMFハーヴェイ・エリオットに言及。リハビリに懸命に励む若手を、心から称えている。

「彼は最初からとてもポジティブだった。精神力の話をしたけど、負傷後の彼の言葉はまるですべてを経験してきた30歳の選手のようだった。彼は素晴らしい考え方を持っていて、すべての仕事をこなし、本当によく成長している」

「松葉杖が必要なくなる日もそう遠くないと思う。素晴らしいことだよ。ただ、そうなったら彼からスマホを取り上げたいね。松葉杖をついている間は手が塞がっていてインスタやツイッターを見られないから、それは良いことだったよ」

「でも、彼は本当に一生懸命リハビリに取り組んでいる。それは多くの人が見ていないことだ。家では松葉杖をつきながらのトレーニングや、足を上げることで筋力維持をしている。とても退屈でやらないのは簡単だけれど、前進するうえでの基盤になるだろう。彼は本当によくやっていて、それを見るのは本当に素晴らしい」

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