新天地セビージャで躍動! ラメラが好調ぶり語る 「今が最高の瞬間」

2021.10.13 17:52 Wed
Getty Images
セビージャの元アルゼンチン代表MFエリク・ラメラが好調ぶりを語った。

今夏、U-24スペイン代表FWブライアン・ヒルとの実質的なトレードという形で、トッテナムから加入したラメラ。デビュー戦となったラ・リーガ開幕節のラージョ戦で2得点を記録すると、第2節のヘタフェ戦では試合終了間際に2試合連続となる劇的決勝点を挙げるなど、ここまで公式戦9試合に出場して、3得点2アシストと、上々の成果を挙げている。

そんなラメラはスペイン『マルカ』のインタビューで、鮮烈な活躍を見せたデビュー戦を振り返った。
「一生忘れられない日になった。私は移籍して、初めての試合でデビューし、ゴールを決め、勝利した。クラブと契約するときに、夢見たことだ」

「全てがとても素晴らしく、僕も家族もとても幸せだった」
また、「僕は今、成熟し、最高の瞬間を迎えていると感じている。 この数年間で、選手としても人間としても成長することができたんだ。僕はここに来た時点で、興奮しているよ。ここにいられること、そしてフットボールができることを嬉しく思っている」ともコメント。自身の好調ぶりをアピールした。

さらに、加入当初を振り返り、チームのサポートに感謝の言葉を述べた。

「僕が到着したときには、とても評判が良かったし、私は彼らの多くを長年知っている。ここで一緒にいられてとても嬉しいよ」

「チーム全員との関係は非常に良好で、彼らは僕をとてもよく受け入れてくれた。信じられないような選手たちが集まっていて、アルゼンチン人がいればそれだけでいいんだ」

「とても協力的なチームで、常にチームワークを大切にしている。最終的に僕らは満足できると思うよ」

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