残留争い中のJ2山口で監督交代、渡邉晋監督が退任…後任にHCの名塚善寛氏が就任
2021.09.29 10:15 Wed
レノファ山口FCは29日、渡邉晋監督(47)の退任を発表した。なお、後任は名塚善寛ヘッドコーチ(51)が就任する。
河村孝社長によると、25日に行われた明治安田J2第31節のV・ファーレン長崎戦(1-3●)後に、本人から申し出があり、話し合いを重ねた結果、双方合意の上での退任となったとのことだ。
渡邉監督はクラブを通じてコメントしている。
「「J1で戦い続ける事ができるチームを作る」というレノファが掲げる明確なビジョンに惹かれ、この仕事を引き受けさせて頂きました。9ヶ月チャレンジをし続け、その先にある「2年でJ1昇格」を目指しここまで進んできましたが、その大きな目標から逆算した時、今の状況は到底満足できるものではありません」
「選手、チームを高みに導く事ができなかった責任を強く感じています。シーズン途中でこのような形になり大変申し訳ありません。残り11試合、レノファの選手たちが躍動する事を心から願っております」
後任の名塚新監督は、日本代表も経験しており、引退後はコンサドーレ札幌(現北海道コンサドーレ札幌)のU-12コーチやU-15監督、トップチームのコーチを務め、2018年から山口でコーチを務めていた。
名塚新監督はクラブを通じてコメントしている。
「このたび、レノファ山口FCの監督に就任することとなりました。2018年からレノファにお世話になり、成長させてもらい、今自分に何ができるのかを考えた時に、監督のオファーを受けるという選択肢以外にはありませんでした」
「攻守において前向きで躍動感のあるプレーで、目の前の一試合に、選手、スタッフ一丸となり、熱く激しく戦っていきます」
「またサポーターのみなさんがスタジアムに足を運びたいと思ってもらえるような試合をお見せできるように全力を尽くします」
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渡邉監督は、2004年にベガルタ仙台で現役を引退。2005年に仙台で巡回コーチに就任すると、アカデミーコーチ、トップチームコーチを経て、2014年4月に監督に就任。2019年まで6シーズン務めた。山口の監督には今シーズンから就任。ここまで明治安田生命J2リーグで31試合を戦い、8勝8分け15敗の勝ち点32で15位に位置。残留争いを繰り広げている。渡邉監督はクラブを通じてコメントしている。
「レノファ山口FCに関わる全ての皆様へ。日頃より多大なるご支援ご声援を頂き誠にありがとうございます。このたび、私渡邉晋はレノファ山口FCの監督を退任することになりました」
「「J1で戦い続ける事ができるチームを作る」というレノファが掲げる明確なビジョンに惹かれ、この仕事を引き受けさせて頂きました。9ヶ月チャレンジをし続け、その先にある「2年でJ1昇格」を目指しここまで進んできましたが、その大きな目標から逆算した時、今の状況は到底満足できるものではありません」
「選手、チームを高みに導く事ができなかった責任を強く感じています。シーズン途中でこのような形になり大変申し訳ありません。残り11試合、レノファの選手たちが躍動する事を心から願っております」
後任の名塚新監督は、日本代表も経験しており、引退後はコンサドーレ札幌(現北海道コンサドーレ札幌)のU-12コーチやU-15監督、トップチームのコーチを務め、2018年から山口でコーチを務めていた。
名塚新監督はクラブを通じてコメントしている。
「このたび、レノファ山口FCの監督に就任することとなりました。2018年からレノファにお世話になり、成長させてもらい、今自分に何ができるのかを考えた時に、監督のオファーを受けるという選択肢以外にはありませんでした」
「攻守において前向きで躍動感のあるプレーで、目の前の一試合に、選手、スタッフ一丸となり、熱く激しく戦っていきます」
「またサポーターのみなさんがスタジアムに足を運びたいと思ってもらえるような試合をお見せできるように全力を尽くします」
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