【J1注目プレビュー|第30節:横浜FCvs横浜FM】“横浜ダービー”互いにもう落とせない一戦
2021.09.25 13:35 Sat
【明治安田生命J1リーグ第30節】
2021年9月25日(土)
18:00キックオフ
横浜FC(20位/18pt) vs 横浜F・マリノス(2位/65pt)
[ニッパツ三ツ沢球技場]
◆残留に向けて落とせない一戦【横浜FC】
前節はアウェイでのFC東京戦で力なく4-0で完敗。リーグ戦3連敗となった。
シーズンも残り9試合。残留ラインとの勝ち点差は「9」という状況。横浜FCにとってはシビアな戦いがこの先続くこととなる。
残留争い中のチームとの対戦はこの先3試合のみ。上位との対決は今節の横浜FMを含めて4試合という状況。熾烈な3位争いの相手と戦う必要があるため、簡単に行く試合はもうないと言える。
失点が減った後半戦の序盤は4試合で勝ち点8を積み上げるなど復調しかけたが、再び失点が増え、得点が奪えないという厳しい状況に入っている。
もう後はないと考えた方が良いだろう。ピッチ内でリスク管理をしながらも、リスクを負わなければいけない状況になっている。チームとしてしっかりと戦い切れるか。ダービーで勝利し、キッカケを掴みたい。
★予想スタメン[4-2-3-1]
GK:ブローダーゼン
DF:伊野波雅彦、高橋秀人、袴田裕太郎
MF:安永玲央、瀬古樹
MF:マギーニョ、ジャーメイン良、松尾佑介、高木友也
FW:フェリペ・ヴィゼウ
監督:早川知伸
◆優勝に向けて落とせない一戦【横浜F・マリノス】
前節は名古屋グランパスとの上位対決で2-1と敗戦。再び首位の背中が遠のいてしまった。
この3試合で2敗と優勝の可能性が見えた中での厳しい現実。勝ち点差は「7」に開き、手が届かない位置に行ってしまった。
特に心配なのは、敗れた2試合では攻撃の精度を欠いたこと。チャンスが作れていることは変わらないが、ゴールを奪い切れずに敗れた印象が強い。
ハードな戦い方を毎試合繰り返している横浜FMだが、主力選手はほぼ固定されている状態。フレッシュさを欠いているのも事実だ。
とはいえ、これ以上の取りこぼしは優勝戦線の火を消すことに繋がる。川崎フロンターレとの直接対決を残しているだけに、最後まで可能性を残せるように勝利を積み上げたいところ。攻撃陣の爆発に期待がかかる。
★予想スタメン[4-3-3]
GK:高丘陽平
DF:小池龍太、チアゴ・マルチンス、實藤友紀、ティーラトン
MF:岩田智輝、マルコス・ジュニオール、扇原貴宏
FW:エウベル、レオ・セアラー、前田大然
監督:ケヴィン・マスカット
2021年9月25日(土)
18:00キックオフ
横浜FC(20位/18pt) vs 横浜F・マリノス(2位/65pt)
[ニッパツ三ツ沢球技場]
◆残留に向けて落とせない一戦【横浜FC】
前節はアウェイでのFC東京戦で力なく4-0で完敗。リーグ戦3連敗となった。
残留争い中のチームとの対戦はこの先3試合のみ。上位との対決は今節の横浜FMを含めて4試合という状況。熾烈な3位争いの相手と戦う必要があるため、簡単に行く試合はもうないと言える。
開幕から一貫して改善されないのが攻守にわたる精度の低さだろう。チームとしてミスが多く、チャンスを迎えてもゴールを奪い切れず、守備も簡単な失点が多い。
失点が減った後半戦の序盤は4試合で勝ち点8を積み上げるなど復調しかけたが、再び失点が増え、得点が奪えないという厳しい状況に入っている。
もう後はないと考えた方が良いだろう。ピッチ内でリスク管理をしながらも、リスクを負わなければいけない状況になっている。チームとしてしっかりと戦い切れるか。ダービーで勝利し、キッカケを掴みたい。
★予想スタメン[4-2-3-1]
GK:ブローダーゼン
DF:伊野波雅彦、高橋秀人、袴田裕太郎
MF:安永玲央、瀬古樹
MF:マギーニョ、ジャーメイン良、松尾佑介、高木友也
FW:フェリペ・ヴィゼウ
監督:早川知伸
◆優勝に向けて落とせない一戦【横浜F・マリノス】
前節は名古屋グランパスとの上位対決で2-1と敗戦。再び首位の背中が遠のいてしまった。
この3試合で2敗と優勝の可能性が見えた中での厳しい現実。勝ち点差は「7」に開き、手が届かない位置に行ってしまった。
特に心配なのは、敗れた2試合では攻撃の精度を欠いたこと。チャンスが作れていることは変わらないが、ゴールを奪い切れずに敗れた印象が強い。
ハードな戦い方を毎試合繰り返している横浜FMだが、主力選手はほぼ固定されている状態。フレッシュさを欠いているのも事実だ。
とはいえ、これ以上の取りこぼしは優勝戦線の火を消すことに繋がる。川崎フロンターレとの直接対決を残しているだけに、最後まで可能性を残せるように勝利を積み上げたいところ。攻撃陣の爆発に期待がかかる。
★予想スタメン[4-3-3]
GK:高丘陽平
DF:小池龍太、チアゴ・マルチンス、實藤友紀、ティーラトン
MF:岩田智輝、マルコス・ジュニオール、扇原貴宏
FW:エウベル、レオ・セアラー、前田大然
監督:ケヴィン・マスカット
横浜FCの関連記事
J1の関連記事
|
横浜FCの人気記事ランキング
1
激動の1年を締めくくる最終決戦はJリーグ参入が懸かる入替戦2試合…横浜FCからJFL高知へ武者修行中の20歳MF宇田光史朗「まさかニッパツでYS横浜となんて…」
Jリーグ参入が懸かる最終決戦「J3・JFL入替戦」を控えた高知ユナイテッドSC。JFL残留か、J3リーグ参入か…チームの面々が率直な心境を明かす。【第2回/全4回】 24日、日本フットボールリーグ(JFL)最終節の高知ユナイテッドSCvsクリアソン新宿が高知ホームで行われ、結果は0-0ドロー決着。 Y.S.C.C.横浜(J3)との入替戦がすでに決まっていた高知は、3試合連続ドローでレギュラーシーズンを締めることに。“壮行試合”で白星が欲しかったというのが、正直なところだろう。 MF宇田光史朗は中盤の一角でフル出場。昨季高卒ルーキーで横浜FC入りし、今季1年、高知へ育成型期限付き移籍で来ているという20歳…ほぼほぼ先発フル出場という主力選手である。 そんな宇田は、高知との契約期間内ラストゲームが入替戦2ndレグ、YS横浜とのアウェイゲームということに。舞台は保有元・横浜FCの本拠地でもある「ニッパツ三ツ沢球技場」だ。 「この大事な入替戦をニッパツでYS横浜とやるというのが、個人的にやっぱり…まさかそんなことになるとは思っていなかったので。流石に気持ちが入ってしまうところはありますね」 「試合に出れば、いつも通り冷静にやるのが一番。でも、こういった緊張感のある試合を去年プレーした場所で…こんな巡り合わせは人生でなかなかないと思うので、正直なところ、ワクワクしている部分もあります」 YS横浜には、切磋琢磨する同期もいるそうだ。 「横浜FCで去年一緒にプレーしたヴァン・イヤーデン・ショーン。今はYS横浜へレンタルしていて。仲が良い同期で、今年はお互いに修行へ出たといったところです。彼が相手にいて、(2ndレグの)舞台もニッパツ。楽しみですね」 この1年、高知で数多の試合を経験し、最後の最後にまさかの「ニッパツ」。宇田のキャリアはまだまだこれからだが、感慨深いものもあるようだ。宇田は横浜FCと高知ユナイテッドSC、両クラブのファンへ意気込みを語る。 「高知で成長できた実感があります。その姿を、横浜FCを支えるサポーターの方々に観ていただきたい気持ちがあります」 「僕は高知県サッカー界の歴史を変えるためにここへ来たと思っています。本当に最後のラストスパート…来年のことはわからないけど、今のところはラスト2試合となります。今季一番の声援を送ってほしいですし、それに応える今季最高の結果を掴みたいと思っています」 ◆入替戦1stレグ 2024年12月1日(日) 13:00KO 高知ユナイテッドSC vs Y.S.C.C.横浜 Pikaraスタジアム(香川県丸亀市) 中継:NHK高知放送局、DAZN、Lemino ◆入替戦2ndレグ 2024年12月7日(土) 15:00KO Y.S.C.C.横浜 vs 高知ユナイテッドSC ニッパツ三ツ沢球技場(神奈川県横浜市) 中継:DAZN、Lemino 【第3回/全4回】激動の1年を締めくくる最終決戦はJリーグ参入が懸かる入替戦2試合…JFL高知の吉本岳史監督「肉弾戦を覚悟」「互いに精神を削り合う生きるか死ぬかの試合」 2024.11.26 17:00 Tue2
横浜FCから昨季“ジャイキリ”喰らったJFL高知に武者修行…宇田光史朗19歳の現在地「僕に声をかけてくれて、嬉しかった」
横浜FC(J2)から高知ユナイテッドSC(JFL)へ育成型期限付き移籍中のMF宇田光史朗(19)。キャリア2年目の19歳はいま、充実の時を過ごしているようだ。 18日、日本フットボールリーグ(JFL)第9節の高知ユナイテッドSCvsレイラック滋賀が行われ、ホームの高知は0-1で敗れている。 高知は2試合連続のノーゴールで2連敗。開幕7連勝で勝ち点21という“貯金”により首位陥落を免れているが、滋賀にウィークポイントを突かれて押し込まれた感が否めず、相手の対策がさらに進む今後は、個々の奮闘とともに戦術的なロジカルを突き詰める必要がありそうだ。 さて、そんな高知で主力に定着する宇田。 表題の通り、横浜FCから武者修行している19歳のセントラルハーフで、主に[4-2-3-1]でWボランチの一角を担う。第4節・栃木シティ戦から滋賀戦まで、6試合連続で先発出場中だ。 「横浜FCと高知」といえば、昨季の天皇杯3回戦。 高知ホームの一戦は、敵陣で相手のミスを突き、MF高野裕維が40〜45m級のロングシュートをねじ込んだ高知の勝ち。横浜FCはJ1勢(当時)として、3カテゴリー下の高知に“ジャイキリ”を喰らった。 この一戦をベンチやウォームアップエリアから90分間見つめていた宇田。その数カ月後に元横浜FCの吉本岳史監督が率いる高知へやって来たわけだが、いまWボランチでコンビを組むのは、上述の高野裕維だ。 宇田は高野について「裕維くんはチームがやりたいサッカーに最も近い存在というか、そういうプレースタイル。間近で見ていて学ぶところが多いし、ピッチ外でも仲良くさせてもらってます。普段からよくコミュニケーションをとるなかで、ピッチでもよく話しますね。良い関係性です」と語る。 この日の終始押し込まれた滋賀戦について尋ねてみると、「90分通してチャンスに結びつくボール保持ができませんでした」とし、後半途中から“186cmの韋駄天”FW東家聡樹の投入でロングボールも有効なオプションとなった点についても、課題を口にする。 「相手の背後へのアクションを得意とする選手が出てきたとき、その選手たちに頼りがちになってしまったというか。大きく蹴るのはいいけど、周囲の僕らがそこをサポートする、人数をかける、ができませんでした。無得点は前線を孤立させてしまった結果だと思います」 これでリーグ戦2連敗となったなか、来週5月26日(日)は天皇杯1回戦。昨年の1回戦同様、ベルガロッソいわみ(島根県代表)と対戦する。 「リーグも天皇杯も大事。目の前の試合に全力で臨みます。勝たないといけない試合だし、J3リーグ昇格に向けても、天皇杯で勝ち進むのも、どちらも頑張りたいです」 いつ何時も明るくチームを支える高知のサポーターについては「今日はシャトルバスも出ていて。クラブの方々が色々やってくれて、これキッカケで初めて足を運んでくれた方もいると思います。ありがたいことだし、大きな声援に応えないといけないですね」と語る19歳宇田。 高知で着々とキャリアを積む彼に、“横浜FCから高知へ来た”ことについて、率直な思いを尋ねてみた。 「去年のあの試合(高知戦)で僕は出番なくて…ピッチの外から見ていて、『ああ、こんないいチームあるんだ』って」 「そのチームが僕に声をかけてくれて、正直めちゃくちゃワクワクしたというか(笑)『良いサッカーのチームでプレーできるんだ』って嬉しかったですね。まだ来て半年も経ってないですけど、すぐに感じたのは、選手たち、コーチ陣、スタッフ陣の結束の固さです」 「そのサッカーも、去年感じたモノは間違ってなかったし、今季は僕も関わってそれをさらにパワーアップできている、強度が上がっている感覚があります。まだまだこれからだけど、高知に来てよかったですね」 ◆宇田光史朗(19) 2004年9月26日生まれ。兵庫県出身。興国高校から2023シーズンに横浜FCへ入団。ルーキーイヤーはYBCルヴァンカップ2試合、天皇杯1試合に出場も、リーグ戦デビューはならず。今季1年はJFL高知へ育成型期限付き移籍 2024.05.19 18:30 Sun3
横浜FCの元日本代表GK六反勇治と契約満了…今季は琉球に期限付き移籍「もう少しプロサッカー選手として、プレーを続けたい」
横浜FCは28日、元日本代表GK六反勇治(36)との契約満了を発表した。なお、期限付き移籍していたFC琉球も退団となる。 六反は鹿児島県出身で、熊本国府高校から2006年にアビスパ福岡に加入。その後は、横浜F・マリノス、ベガルタ仙台、清水エスパルス横浜FCでプレーした。 横浜FCでは4シーズンを過ごし、J1で33試合、J2で5試合、リーグカップで3試合に出場。今シーズンは琉球に期限付き移籍し、J3で5試合に出場していた。 六反は両クラブを通じてコメントしている。 ◆横浜FC 「サポーターの皆さん、こんにちは。まずはJ1昇格おめでとうございます。今シーズン、私はJ3のFC琉球でプレーしました。中々経験することのないことを何度も経験し、 行く前とは違う心境の変化を感じました」 「そして色んなことを考え、もう少しプロサッカー選手として、プレーを続けたいと思っています。なのでチームが決まった際には少しでも気にかけていただけると幸いです」 「これからも皆さんにはチームを支えていただき、横浜FCで初めてとなるJ1での残留ができることを心から願っています。本当に4年間お世話になりました。ありがとうございました」 ◆FC琉球 「こんにちは。今年でFC琉球を退団する運びとなりました。1年間、スタジアムに通ってくれたサポーターの方本当にありがとうございました」 「今年の1番の後悔は、向上心のある選手達と試合や練習の時間が限られてしまったのが本当に心残りです。一緒にプレーした時に、絶対にみんなとなら昇格できると感じた想いは今でも変わりません。今年一緒にやれた選手達の事をこれからも応援しています」 「色々と考えた結果、来年はプロサッカー選手としてやれるように模索して頑張りたいと思っています。そして最後の最後になりますが、沖縄で子どもたちも含め、お世話になった家族の方々には本当に感謝しています。本当にありがとうございました」 2024.11.28 17:35 Thu4
小森飛絢が圧巻ハット…4連敗山口と入れ替わりで千葉がJ1昇格PO圏! 首位横浜FCは大分とドロー【明治安田J2第32節】
21日、明治安田J2リーグ第32節の5試合が各地で行われた。 ◇千葉 4-1 山口 ギリギリJ1昇格プレーオフ(PO)圏内6位のレノファ山口FCと、ギリギリJ1昇格PO圏外7位のジェフユナイテッド千葉が、千葉ホームで勝ち点「1」差の直接対決に。 43分、千葉はゴール正面でこぼれ球に反応した小森飛絢の先制点が生まれ、51分には横山暁之の左足弾で追加点。対して山口は86分、酒井宣福の反撃弾が飛び出す。 それでも千葉は90+3分、90+7分と、小森が連発でハットトリックに。山口を4-1と粉砕し、対戦相手をかわして暫定ながらもPO圏内6位に浮上だ。また、小森は今季19得点とし、J2得点ランキングの首位に躍り出ている。 一方、4連敗の山口は千葉と順位が入れ替わっただけでなく、モンテディオ山形(後述)にもかわされて現在8位。明日の他会場次第では、さらなる後退もあり得る状況となった。 ◇仙台 2-2 甲府 一方、PO圏内5位のベガルタ仙台は、ホームで13位・ヴァンフォーレ甲府と勝ち点1を分け合う形に。中山仁斗、真瀬拓海のゴールで2点先行も、68分に1点差とされ、とうとう90+8分に痛恨の同点被弾を喰らった。仙台は3試合未勝利、直近5試合1勝2分け2敗となっている。 ◇横浜FC 1-1 大分 また、限りなく2位以内確保が安泰となってきた首位・横浜FCも、17位と低迷する大分トリニータにホームで勝ちきれず。32分に小川慶治朗が先制点も、後半に入って追いつかれ、勝ち越し点を奪えなかった。明日の清水エスパルス次第で、J2は首位交代だ。 ◇愛媛 1-3 山形 ここのところ比較的快調に勝ち点を積み上げ、PO圏内を視界に捉えた9位・モンテディオ山形は、アウェイで15位・愛媛FCに3発勝利。1-1で迎えた61分にディサロ燦シルヴァーノの左足弾で勝ち越し、83分に高橋潤哉が追加点を叩き込んだ。山形は暫定ながらも7位に浮上だ。 ◆第32節 ▽9月21日(土) ベガルタ仙台 2-2 ヴァンフォーレ甲府 横浜FC 1-1 大分トリニータ 愛媛FC 1-3 モンテディオ山形 ロアッソ熊本 3-1 ブラウブリッツ秋田 ジェフユナイテッド千葉 4-1 レノファ山口FC ▽9月22日(日) [14:00] V・ファーレン長崎 vs ザスパ群馬 水戸ホーリーホック vs ファジアーノ岡山 [14:30] 藤枝MYFC vs 清水エスパルス [18:00] 徳島ヴォルティス vs いわきFC [19:00] 栃木SC vs 鹿児島ユナイテッドFC 2024.09.21 21:20 Sat5