ヴィニシウス&ベンゼマが殊勲の働き! 不屈のマドリーが試合終盤の連続弾でバレンシアとの首位攻防戦制す!《ラ・リーガ》
2021.09.20 06:15 Mon
ラ・リーガ第5節、バレンシアvsレアル・マドリーが19日にメスタージャで行われ、アウェイのマドリーが1-2で逆転勝利した。
前節、1年半ぶりに戻ってきたサンティアゴ・ベルナベウでのセルタ戦を、ベンゼマのトリプレーテと、カマヴィンガのデビューゴールなどで5-2の快勝を飾ったマドリー。また、チャンピオンズリーグ(CL)初戦となったグループ最大のライバル、インテル戦ではカマヴィンガのアシストからロドリゴが試合終盤に値千金の決勝点を奪う、1-0の会心の勝利を挙げた。
勝ち点10で並ぶ2位のバレンシアとの首位攻防戦ではインテル戦からルーカス・バスケスに替えてアザールを起用した以外、同じメンバーを起用した。
対するバレンシアは開幕前の下馬評は低かったものの、ボルダラス新監督の下で開幕からソリッドなパフォーマンスを披露。直近のアラベス戦、オサスナ戦ではソレール、ゴンサロ・ゲデスを中心に攻撃陣が躍動感を見せ、2試合連続3ゴール以上を奪っての連勝を収めた。難敵相手に真価が試されるこの上位対決では負傷のガヤとチェリシェフに替えてフルキエ、古巣対戦のウーゴ・ドゥロを起用した以外、同じメンバーを継続した。
注目の上位対決は立ち上がりから球際のバトルが強調される拮抗した展開となる。戦前の予想通り、アウェイのマドリーがボールを握る形に落ち着くが、好調のヴィニシウスやアザールの仕掛けは相手守備に封じ込まれ、決定機まであと一歩という場面が目立つ。
すると、この負傷者の流れに乗っかる形となったマドリーもカルバハルがプレー続行不可能となり、26分にルーカス・バスケスがスクランブル投入された。
前半に3人の負傷者を出すアクシデント続きの首位攻防戦は前半半ばから終盤にかけてホームチームが優勢に運んでいく。30分には裏へ抜け出したマキシ・ゴメスがボックス内でDFアラバに後ろから倒されるが、これはVARのレビューの結果、ノーファウルの判定に。さらに、43分にはヴァスのFKからガブリエウがゴール前でドンピシャのヘディングシュートを放つが、これはGKクルトワのビッグセーブに阻まれる。
一方、マドリーは右サイドの攻撃を起点にカゼミロやバルベルデのミドルシュートで相手ゴールを脅かしたものの、バレンシアの守備を崩し切れぬまま試合を折り返すことになった。
迎えた後半も入りはバレンシアペースに。開始直後にボックス左に抜け出したウーゴ・ドゥロがGKクルトワの好守を強いると、以降もゴンサロ・ゲデス、ウーゴ・ドゥロとボックス付近で積極的に足を振っていく。
その後はマドリーが一時盛り返したが、序盤からの流れを汲んでホームチームに先制点が生まれる。66分、右サイドでのスローインの流れからフルキエがゴール前に入れたクロスに対してバスケスがクリアをし損ねると、このこぼれ球をボックス左のウーゴ・ドゥロが右足ボレー。DFミリトンに当たってわずかにコースが変わったシュートがゴール右隅に決まった。
昨シーズンにレンタルで在籍していたウーゴ・ドゥロに恩返し弾を決められたマドリーは直後に動く。カゼミロとモドリッチを下げてカマヴィンガとロドリゴを、さらに78分にはアザールとバルベルデに替えてヨビッチ、イスコをピッチへ送り出す。そして、攻勢を強めていく中、ボックス内のベンゼマに幾度か決定機が訪れるも、相手GKや守備陣の身体を張ったプレーに阻まれる。
その後、バレンシアが最後の交代機会を使って守備的な3枚替えを敢行した中、何とかゴールをこじ開けたいマドリーはリスクを冒して攻め立てる。すると、今季ここまでチームの攻撃をけん引する2選手が劇的逆転劇をもたらす。
まずは86分、ボックス中央でロドリゴの右からのクロスを収めたベンゼマが自身の外側でフリーのヴィニシウスに丁寧に落とすと、ヴィニシウスが狙いすまして放った右足のシュートが相手DFにディフレクトし、ニア下の最高のコースに決まった。
土壇場で追いついて勢いづくマドリーはさらに88分、ボックス手前左からヴィニシウスが右足でゴール方向に向かう浮き球のクロスを入れると、DFとGKに競り勝ったベンゼマが肩でボールをゴールへ流し込み、一気に逆転まで持っていった。
そして、ベンゼマとヴィニシウスのコンビで奪った値千金のリードを守護神クルトワを中心に守り抜いたマドリーが、難所メスタージャでの首位攻防戦を劇的な形で制して単独首位となった。
前節、1年半ぶりに戻ってきたサンティアゴ・ベルナベウでのセルタ戦を、ベンゼマのトリプレーテと、カマヴィンガのデビューゴールなどで5-2の快勝を飾ったマドリー。また、チャンピオンズリーグ(CL)初戦となったグループ最大のライバル、インテル戦ではカマヴィンガのアシストからロドリゴが試合終盤に値千金の決勝点を奪う、1-0の会心の勝利を挙げた。
勝ち点10で並ぶ2位のバレンシアとの首位攻防戦ではインテル戦からルーカス・バスケスに替えてアザールを起用した以外、同じメンバーを起用した。
注目の上位対決は立ち上がりから球際のバトルが強調される拮抗した展開となる。戦前の予想通り、アウェイのマドリーがボールを握る形に落ち着くが、好調のヴィニシウスやアザールの仕掛けは相手守備に封じ込まれ、決定機まであと一歩という場面が目立つ。
ボールを奪えば、シンプルに相手の背後を狙っていくバレンシアは狙い通りの形で試合を進めていくが、13分にはソレール、23分にはコレイアと続けて筋肉系のトラブルか、プレー続行不可能となり、ユヌス・ムサ、ラトの投入を余儀なくされる。
すると、この負傷者の流れに乗っかる形となったマドリーもカルバハルがプレー続行不可能となり、26分にルーカス・バスケスがスクランブル投入された。
前半に3人の負傷者を出すアクシデント続きの首位攻防戦は前半半ばから終盤にかけてホームチームが優勢に運んでいく。30分には裏へ抜け出したマキシ・ゴメスがボックス内でDFアラバに後ろから倒されるが、これはVARのレビューの結果、ノーファウルの判定に。さらに、43分にはヴァスのFKからガブリエウがゴール前でドンピシャのヘディングシュートを放つが、これはGKクルトワのビッグセーブに阻まれる。
一方、マドリーは右サイドの攻撃を起点にカゼミロやバルベルデのミドルシュートで相手ゴールを脅かしたものの、バレンシアの守備を崩し切れぬまま試合を折り返すことになった。
迎えた後半も入りはバレンシアペースに。開始直後にボックス左に抜け出したウーゴ・ドゥロがGKクルトワの好守を強いると、以降もゴンサロ・ゲデス、ウーゴ・ドゥロとボックス付近で積極的に足を振っていく。
その後はマドリーが一時盛り返したが、序盤からの流れを汲んでホームチームに先制点が生まれる。66分、右サイドでのスローインの流れからフルキエがゴール前に入れたクロスに対してバスケスがクリアをし損ねると、このこぼれ球をボックス左のウーゴ・ドゥロが右足ボレー。DFミリトンに当たってわずかにコースが変わったシュートがゴール右隅に決まった。
昨シーズンにレンタルで在籍していたウーゴ・ドゥロに恩返し弾を決められたマドリーは直後に動く。カゼミロとモドリッチを下げてカマヴィンガとロドリゴを、さらに78分にはアザールとバルベルデに替えてヨビッチ、イスコをピッチへ送り出す。そして、攻勢を強めていく中、ボックス内のベンゼマに幾度か決定機が訪れるも、相手GKや守備陣の身体を張ったプレーに阻まれる。
その後、バレンシアが最後の交代機会を使って守備的な3枚替えを敢行した中、何とかゴールをこじ開けたいマドリーはリスクを冒して攻め立てる。すると、今季ここまでチームの攻撃をけん引する2選手が劇的逆転劇をもたらす。
まずは86分、ボックス中央でロドリゴの右からのクロスを収めたベンゼマが自身の外側でフリーのヴィニシウスに丁寧に落とすと、ヴィニシウスが狙いすまして放った右足のシュートが相手DFにディフレクトし、ニア下の最高のコースに決まった。
土壇場で追いついて勢いづくマドリーはさらに88分、ボックス手前左からヴィニシウスが右足でゴール方向に向かう浮き球のクロスを入れると、DFとGKに競り勝ったベンゼマが肩でボールをゴールへ流し込み、一気に逆転まで持っていった。
そして、ベンゼマとヴィニシウスのコンビで奪った値千金のリードを守護神クルトワを中心に守り抜いたマドリーが、難所メスタージャでの首位攻防戦を劇的な形で制して単独首位となった。
バレンシアの関連記事
ラ・リーガの関連記事
|
バレンシアの人気記事ランキング
1
「これは天才のプレイ」「誰も想像してなかった」久保建英が衝撃のスーパーアシスト! 開始3分で魅せた圧巻のプレーに「さすがとしか言いようがない」
レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英が圧巻のアシストを記録した。 16日、ラ・リーガ第36節でソシエダはバレンシアと対戦した。 今シーズンはなかなか苦しんだソシエダ。それでも来シーズンのヨーロッパリーグ(EL)出場をかけた戦いが最後まで続くこととなる。 久保はこの試合に右ウイングで先発出場。すると開始3分に衝撃のアシストを記録した。 ボックス左でパスを受けたアンデル・バレネチェアがゴール前にクロス。ファーサイドに大きく蹴られたボールはそのままゴールラインを割るかと思われた。 しかし、猛ダッシュした久保がギリギリのところで滑り込みながらダイレクトで左足に当てると、完全にフリーだったアンドレ・シウバがヘディングで合わせ、ソシエダが先制した。 素晴らしいランニングに難しい体勢ながらピッタリと合わせるスーパーアシスト。ファンは「尋常じゃなく難しい」、「さすがとしか言いようがない」、「うますぎだろ」、「誰も想像してなかったな」、「左足でやってんの凄いわ」、「これは本当にスーパーアシスト」、「これは天才のプレイだ」と称賛のコメントが寄せられている。 試合はこの1点を守り切り1-0で勝利。ソシエダは6位に位置し、残り2試合でEL出場権確保を目指す。 <span class="paragraph-title">【動画】久保建英がスーパーアシスト! 難しい体勢から優しいパス</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="B8u_4k07_i0";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.05.17 09:55 Fri2
バレンシアがバレネチェアを獲得…今夏ユーベからアストン・ビラに完全移籍
バレンシアは30日、アストン・ビラからアルゼンチン人MFエンソ・バレネチェア(23)を1年間のレンタル移籍で獲得したことを発表した。 母国のニューウェルズ・オールドボーイズの下部組織出身のバレネチェアは、2019年に加入したスイスのシオンでヨーロッパでのキャリアをスタート。その後、2020年1月にユベントスNext Gen(U-23チーム)に加入。セリエCに所属するクラブで主力を担うと、2022年11月に行われたパリ・サンジェルマン戦でユベントスでのファーストチームデビューを飾った。 ダイナミックなセントラルMFは昨シーズンにレンタル先のフロジノーネでセリエA36試合に出場し、今シーズンはユベントスのファーストチームでの活躍も期待されたが、ブラジル代表MFドウグラス・ルイスの獲得オペレーションに際してU-21イングランド代表MFサミュエル・イリング・ジュニア(20)と共にアストン・ビラへ完全移籍していた。 そして、今シーズンはバレンシアの地で研鑽を積むことになった。 2024.08.30 23:31 Fri3
近年低迷目立つバレンシアが会長交代! 筆頭株主の息子、キアット・リム氏が就任
バレンシアは3日、キアット・リム氏(31)が新会長に就任することを発表した。3月5日に正式に就任することとなる。 キアット・リム氏は、バレンシアの筆頭株主であるピーター・リム氏の息子。2022年からクラブのディレクターを務めていた。 クラブの会長はレイフーン・チャン女史が2期3年間務めていたが、キアット・リム氏が引き継ぐこととなる。 バレンシアはピーター・リム氏の杜撰な経営問題があり、近年は大きく低迷。ただ、クラブを売却する気はなく、息子に託していくことになった。 クラブは声明で「彼の任命は、クラブに対する確固とした長期的なコミットメントを示すものであり、クラブの安定性と将来に向けた堅実なプロジェクトの構築に対するコミットメントを強化するものです」としている。 また、これまで会長を務めたレイフーン・チャン氏もコメントしている。 「当社の筆頭株主の息子であるキアット・リム氏にバトンを渡すことができてうれしく思います。この任命は、クラブとその将来に対するクラブの継続的な取り組みを明確に示すものです」 「また、私がこの役職に就いている間、サポートをしてくださったファンやクラブ関係者の皆様に心から感謝の意を表したいと思います」 <span class="paragraph-title">【写真】バレンシアの新会長に就任するキアット・リム氏</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="es" dir="ltr">COMUNICADO OFICIAL: KIAT LIM, NUEVO PRESIDENTE DEL VALENCIA CF</p>— Valencia CF (@valenciacf) <a href="https://twitter.com/valenciacf/status/1896558908849926653?ref_src=twsrc%5Etfw">March 3, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.03.03 23:45 Mon4
【特集】14-15リーガ総括&ベストイレブン
【シーズン総括】 ★新たなバルサが新時代を告げる!? ▽シーズンを通して最も安定したパフォーマンスを披露したチームがリーグ優勝を飾った。圧倒的な個の力を有する南米トリデンテを擁したバルセロナが、これまでのポゼッションに加え、割り切ったカウンターからもゴールに迫る新たな一面を見せた。その攻撃力もさることながら、特筆すべきは守備力。失点はリーグ最小の21で、無失点試合は23試合を数えた。ペップの黄金期ほどではないが、前線からのプレス強度は近年の中でも随一だった。 ▽一方、勝ち点2差で優勝を逃したレアル・マドリーは、12連勝を飾った前半戦は素晴らしいパフォーマンスを披露したが、後半戦は負傷者や疲労の影響もあって失速。特にプレー強度の高いチーム相手に苦戦した。また、昨季王者のアトレティコも過密日程となった2月以降は勝ちきれない試合が増えて勝ち点を落とし、シーズンの佳境を迎える頃には優勝戦線から離脱してしまった。 ▽その一方、バレンシアとセビージャが躍進を見せ、熾烈なチャンピオンズリーグ(CL)出場権争いが最終節まで繰り広げられた。また、負傷者の影響などで後半戦は失速したビジャレアルも、ヨーロッパリーグ(EL)との二足の草鞋を履きこなしつつ、6位でシーズンを終えるなど健闘し、来季もヨーロッパの舞台に挑戦する権利を得た。 ▽その他、ビルバオ、セルタ、マラガ、エスパニョール、ラージョといった中位勢も、それぞれ持ち味を発揮し、過去数シーズンに比べると見応えのある試合が増えた印象だ。ただ、そのしわ寄せ?を受けたのが下位チームだ。勝ち点40に満たないチームが続出し、今季も最終節まで熾烈な残留争いが繰り広げられた。 【最優秀選手&監督】 ★最優秀選手 ◆FWリオネル・メッシ(バルセロナ)<div style="text-align:center;" class="yui-wk-div"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/FREE/get20150601_50_480_000.jpg" alt="" class="yui-img" width="290px"></div><div style="font-size : x-small; text-align : right">Getty Images</div> ▽もちろん、優勝したチームの中で最も勝利に貢献した選手が選ばれるべきだろう。バルサ優勝の陰には、リーグ最小失点を誇る守備陣や、汗をかく中盤の奮闘、そしてチームに数多くの選択肢をもたらしたスアレスの存在があった。しかし、チームの勝敗に最も大きな影響を与えたのは、やはり10番を背負うアルゼンチンの至宝だった。右サイドからのパス、ドリブル、そしてシュートと、あらゆる選択肢を用意し、相手チームを幻惑し続けた。 ★最優秀監督 ◆ルイス・エンリケ(バルセロナ) ▽バレンシアのヌノ・エスピリート・サント監督も捨てがたいが、スアレスをチームに組み込みつつ、ポゼッションにこだわりすぎないフレキシブルなニュースタイルを作り上げた。また、上手く選手たちを入れ替えつつ、長丁場のシーズンを乗り切った点も評価できる。 【期待以上】 ★チーム ◆バレンシア ▽チームの顔ぶれが大幅に代わり、未知数な部分が大きかった。しかし、蓋を開けてみればヌノ監督の下で堂々の4位に入り、目標だった来季のCL出場権(プレーオフ)を獲得。来シーズン以降に大きな期待がかかる。 ★選手 ◆DFニコラス・オタメンディ(バレンシア) ▽これまでは、代表やポルトでのプレーから安定感に欠ける印象があったが、そんなイメージを払拭するようなパフォーマンスを披露した。特に対人プレーではフィジカルの強さを生かして圧倒的な存在感を示した。 【期待外れ】 ★チーム ◆ビジャレアル ▽シーズンを通して万全の状態で戦うことが叶わなかったチームの1つではある。しかし、シーズン前半のパフォーマンスが素晴らしかっただけに、後半の失速ぶりが際立ってしまった。もちろん、コパやELとの兼ね合いもあったが、もう少しできたのではないかという期待を込めて名前を挙げさせてもらった。 ★選手 ◆ヘセ・ロドリゲス(レアル・マドリー)<div style="text-align:center;" class="yui-wk-div"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/FREE/get20150601_53_480_000.jpg" alt="" class="yui-img" width="290px"></div><div style="font-size : x-small; text-align : right">Getty Images</div> ▽長期にわたる負傷離脱から復帰したこともあり、致し方のない部分もある。ただ、昨季のパフォーマンスが印象的だっただけに、その落差が大きかった。ヘセが昨季のようなパフォーマンスを発揮できていれば、レアル・マドリーの攻撃の幅も広がり、異なる結果になっていたかもしれない。 【ベストイレブン】<div style="text-align:center;" class="yui-wk-div"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/FREE/fom20150532lig_480000.jpg" alt="" class="yui-img" width="290px"></div> ◆短評 GK クラウディオ・ブラーボ(バルセロナ) ▽もともとピンチの数自体が少ないのだが、その少ないピンチを素晴らしい反応で救い、クラブ記録となる19失点でサモラ賞も獲得。 37試合(先発37)3330分 DF ダニエウ・アウベス(バルセロナ) ▽フアンフラン(アトレティコ)やコケ(セビージャ)も良かったが、契約最終年に素晴らしいパフォーマンスを披露。その存在の大きさを改めて感じさせた。 30試合(先発29)2523分 0得点 DF ニコラス・オタメンディ(バレンシア) ▽ペペ(レアル・マドリー)も素晴らしいパフォーマンスだったが、シーズンを通した貢献度と安定感、勝負どころのゴールなどでオタメンディに軍配。 34試合(先発34)3009分 6得点 DF ハビル・マスチェラーノ(バルセロナ) ▽今季はアンカーの位置でも起用されたが、ピケやマテューと共にセンターバックの位置で起用されることが多かった。鋭い読みと粘り強い対応でリーグ最小失点に貢献。 27試合(先発26)2187分 0得点 DF マルセロ(レアル・マドリー) ▽成長著しいガヤ(バレンシア)との間で迷ったが、積極的な攻め上がりからのドリブル突破やクロス、ときにはミドルシュートで多くの得点機に絡んだ。 34試合(先発33)2929分 1得点 MF トニ・クロース(レアル・マドリー) ▽ブスケッツ(バルセロナ)やハビ・フエゴ(バレンシア)もいるが、リーガ初年度でいきなりチームにフィットし、慣れないポジションながら正確な配給でマドリーの攻撃を支えた。守備面の意識がやや低かったことが玉に瑕。 36試合(先発36)3067分 2得点 MF ダニエル・パレホ(バレンシア) ▽バレンシアの中盤を支えた大黒柱。特に攻撃面でアクセントとなり、自らもチーム最多の12得点を記録した。躍進した今季のバレンシアを語る上で欠かすことのできない選手の一人だ。 33試合(先発32)2838分 12得点 MF ハメス・ロドリゲス(レアル・マドリー) ▽シーズンの序盤は周囲に気を使っていたが、徐々にチームに慣れていくと、左足から繰り出される正確なキックでチャンスを量産。何よりも得点に絡むプレーの多さが目を引いた。 28試合(先発28)2199分 13得点 FW リオネル・メッシ(バルセロナ) ▽もはや説明不要のフェノメノ。そのドリブルと左足から数多のチャンスとゴールを生み出し、チームに成功をもたらした。特に後半戦はゴールを量産し、無得点に終わったのはわずか4試合だった。 37試合(先発36)3284分 43得点 FW ルイス・スアレス(バルセロナ) ▽リーグ戦の約3分の2にあたる25試合に出場し、ギリギリでベスト11のメンバー入り。ベンゼマのポストプレーも素晴らしかったが、スアレスの自らゴールを狙えて周囲も生かせる幅のあるプレーがあったからこそ、今のバルサがあると言っても過言ではない。 27試合(先発25)2178分 16得点 FW クリスチアーノ・ロナウド ▽48得点を記録して得点王に輝いたゴールマシーン。今季はウインガーというより、2トップの一角のような形でプレーした。終盤はやや動きに精細を欠いたが、それでもゴールを記録し続け、終盤の4試合で3度のハットトリックを達成。 34試合(先発34)3041分 48得点 ※明日5日はセリエAの総括をお届けします。 2015.06.04 18:30 Thu5