浦和が6戦無敗で3位争いにしがみつく! C大阪とのルヴァン準決の前哨戦制す【明治安田J1第29節】
2021.09.18 21:05 Sat
明治安田生命J1リーグ第29節の1試合が18日に埼玉スタジアム2002で行われ、ホームの浦和レッズが2-0でセレッソ大阪を下した。
ここ5試合負け知らずで3位争いに食い込む6位の浦和は前節から1選手を変更するにとどめ、キャスパー・ユンカーは2試合連続でベンチスタート。伊藤の代わりに平野が先発入りした。前節に3試合ぶりの黒星を喫した12位のC大阪はミッドウィークのACLでもラウンド16敗退。リバウンドメンタリティが求められるなか、坂元や原川がサブに回り、西川と加藤の2トップでスタートした。
この先のルヴァンカップ準決勝で相対する両雄にとって、前哨戦にもなる一戦は序盤からホームチームがピッチの縦と横をしっかり使った攻めで主導権を握ると、10分にスコアを動かす。平野からのボールを敵陣ハーフウェイライン右で受けた関根が前線中央に鋭いパスを出すと、小泉がスルー。加速したままボールを受けた江坂がボックス中央に抜け、冷静に右足でネットを揺らした。
見事な攻撃を江坂がしっかりと仕上げ、幸先よく先取した浦和は平野のボール奪取から13分にも小泉が右サイドから左足クロスを上げると、ボックス中央の江坂が枠内をとらえるヘッド。GKキム・ジンヒョンの好守に遭うが、ここまで良い流れで試合を進める。ただ、C大阪も徐々に反攻。乾を中心に攻めの迫力を出していったが、浦和の守りを浮足立たせるような場面を作り出せない。
C大阪よりも狙いを持った戦いを披露する浦和は後半から反攻姿勢の相手を尻目にビッグチャンス。47分、相手のビルドアップに前線からプレスをかけると、GKキム・ジンヒョンの瀬古に出そうとした横パスが緩くなり、すかさず反応した関根がボックス右から無人のゴールマウスをめがけて右足ダイレクトで押し込みにかかる。だが、惜しくも左に逸れ、チャンスを生かし切れない。
2点を追いかけるC大阪は62分に乾、加藤、西川、山田を諦め、中島、タガート、大久保、坂元を一挙に投入。さらに、77分に最後のカードで奥埜の代わりに原川を送り込むが、伊藤、ユンカー、大久保、田中を立て続けに投入して、攻守に卒なしの浦和が82分にもロングカウンターから田中が最終ラインを完全に抜け出して相手GKとの一対一を迎えるなど、チャンスを多く作り出す。
87分にもセットプレー崩れから伊藤の決定的なヘディングシュートでゴールに迫った浦和は最後まで攻守にC大阪を圧倒して、2連勝の6試合負けなし。勝ち点を「51」まで伸ばして、3位争いにしがみついた。一方のC大阪は今季3度目の2連敗。2試合連続の完封負けという結果に終わっている。
浦和レッズ 2-0 セレッソ大阪
【浦和】
江坂任(前10)
汰木康也(後14)
ここ5試合負け知らずで3位争いに食い込む6位の浦和は前節から1選手を変更するにとどめ、キャスパー・ユンカーは2試合連続でベンチスタート。伊藤の代わりに平野が先発入りした。前節に3試合ぶりの黒星を喫した12位のC大阪はミッドウィークのACLでもラウンド16敗退。リバウンドメンタリティが求められるなか、坂元や原川がサブに回り、西川と加藤の2トップでスタートした。
見事な攻撃を江坂がしっかりと仕上げ、幸先よく先取した浦和は平野のボール奪取から13分にも小泉が右サイドから左足クロスを上げると、ボックス中央の江坂が枠内をとらえるヘッド。GKキム・ジンヒョンの好守に遭うが、ここまで良い流れで試合を進める。ただ、C大阪も徐々に反攻。乾を中心に攻めの迫力を出していったが、浦和の守りを浮足立たせるような場面を作り出せない。
C大阪よりも狙いを持った戦いを披露する浦和は後半から反攻姿勢の相手を尻目にビッグチャンス。47分、相手のビルドアップに前線からプレスをかけると、GKキム・ジンヒョンの瀬古に出そうとした横パスが緩くなり、すかさず反応した関根がボックス右から無人のゴールマウスをめがけて右足ダイレクトで押し込みにかかる。だが、惜しくも左に逸れ、チャンスを生かし切れない。
後半も押し込む形こそ作るC大阪だが、一向に突破口を見いだせずにいると、浦和が岩波のロングキック一本から追加点。59分、左サイドハーフで先発の汰木が中央にポジションを絞り、後方からのロングフィードに反応すると、相手最終ラインのスペースで巧みな右足タッチでボールを収める。松田陸と西尾の後追いもあったが、体勢を崩しながら右足で相手GKの股下を射抜いた。
2点を追いかけるC大阪は62分に乾、加藤、西川、山田を諦め、中島、タガート、大久保、坂元を一挙に投入。さらに、77分に最後のカードで奥埜の代わりに原川を送り込むが、伊藤、ユンカー、大久保、田中を立て続けに投入して、攻守に卒なしの浦和が82分にもロングカウンターから田中が最終ラインを完全に抜け出して相手GKとの一対一を迎えるなど、チャンスを多く作り出す。
87分にもセットプレー崩れから伊藤の決定的なヘディングシュートでゴールに迫った浦和は最後まで攻守にC大阪を圧倒して、2連勝の6試合負けなし。勝ち点を「51」まで伸ばして、3位争いにしがみついた。一方のC大阪は今季3度目の2連敗。2試合連続の完封負けという結果に終わっている。
浦和レッズ 2-0 セレッソ大阪
【浦和】
江坂任(前10)
汰木康也(後14)
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