ミランとのCL初戦に臨むリバプール、クロップ監督は「ここ数年で最高の瞬間を迎えている」対戦相手警戒

2021.09.15 16:56 Wed
Getty Images
リバプールのユルゲン・クロップ監督が、チャンピオンズリーグ(CL)初戦に向け意気込みを語った。クラブ公式サイトが伝えている。
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リバプールは15日に行われるCLグループB第1節において、ホームでミランと対戦。2004-05シーズンと2006-07シーズンのCL決勝で対戦した過去を持つ両チームだが、アンフィールドで対戦するのは初めてとなる。
ここまでプレミアリーグ4試合3勝1分けと好調を維持するリバプールだが、ミランもセリエA開幕から3連勝を記録。好調な名門チーム同士の対戦となり、多くの注目が集められている。

試合前の公式会見に出席したクロップ監督は、リバプールとミランが過去に戦ったCL決勝に触れつつ、アトレティコ・マドリー、ポルトと同組となったグループステージを勝ち抜く難しさに言及。一方で、これがCLだとも認めており、死の組を突破に意気込みを見せた。

「もちろん、私の頭には2007年よりも2005年の試合の方が残っているよ。とにかくヨーロッパでの戦いといえば、リバプールとミランは必見だったと思う。ミランはここ数年、CLに出場していなかったが、1年半ほど前から非常に好調だ。昨シーズンはリーグ2位という素晴らしい成績を収め、今シーズンも好調なスタートを切っている」
「両者にとって、非常にタフな試合になるのは間違いないだろう。CLの開幕節には明らかに素晴らしい試合がいくつか用意されていたが、リバプール対ミランもそのうちの一つだね」

「このグループは難しい。抽選結果を見たとき、誰もが『なんて素晴らしいグループだ。皆で頑張ろう!』とは思わなかっただろう。タフなグループだし、そこで嘘をつく必要なんてないさ」

「アトレティコは凄いチームだね。ポルトもいつもポルトガルの王者であり、そうでなくてもトップチームだ。ミランはここ数年で最高の瞬間を迎えている。これが本来のCLなのだろう。そのグループを突破するために十分なポイントを獲得することが重要であり、時間を無駄にはできない。明日の夜のため、準備を始める必要がある」

「ホームでCLの試合が開催されたのはずいぶん前のことだ。プレミアリーグではホームの雰囲気を味わうことができたが、アンフィールドでのナイトマッチについては今から楽しみだね。素晴らしい雰囲気になると思うし、楽しみにしている」

また、クロップ監督はミランのスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチを称賛。39歳でなおトップレベルを維持する同選手に感銘を受けている。

「ズラタンはなんという選手なのだろう。間違いなく、フットボールにおける史上最高の選手の1人だ。本人もそれを自覚していて皆にそう言っているが、私は彼のそういうところも好きだね。彼はすべての試合で自信を持っている。いまだにあれだけの体力を維持しているのは信じられないことであり、絶対的に素晴らしいことだ」

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【プレミアリーグ第35節プレビュー】今季2度目のノースロンドンダービー! シティはフォレスト相手に5連勝狙う

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