初戦に敗れた日本代表、大迫勇也が中国戦へ決意固める「僕らは後がない」

日本代表FW大迫勇也が4日にオンライン取材に応対した。日本代表は2日、カタール・ワールドカップ(W杯)のアジア最終予選第1節でオマーン代表と対戦した。大迫はセンターFWとして先発出場。ゴールを期待されたが、相手の守備陣に終始封じ込められ、決定的な場面を作れず。チームは88分に失点を許し、0-1で敗れている。大迫はオマーン戦を振り返り、まず「言い訳はできないです」と一言。敗北をしっかりと受けとめるとともに、自身のポジショニングに改善すべき点があったとも話した。
「言い訳はできないです。負けたので。しっかりとしたパフォーマンスを次は見せないといけないと思います」

「問題はたくさんあったと思いますけど、そこはチームの中でしっかりと話し合って解決することが一番ですし、上手く相手に対応されたというのがあったので、対応された中で自分たちが試合の中で解決していくということが重要になってくると思います」「相手はすごくコンパクトに守ってきましたし、真ん中をずっと閉じてなかなか受けるスペースが生まれませんでした。その分サイドは空いていたので、次の試合はいかにサイドを使って相手を引き出せるかが重要になってくると思います」

「僕も前にいるだけではなく、相手を食いつかせるためにサイドにいったり、ゴール前で仕事をするために、そういったこともしていかなければならないと思います」

「全てはゴール前でフリーになるためなので、そこはしっかり忘れない、そういう風に自分の中で考えていますね」

大迫はまた、7日に行われる中国代表戦に向けても言及。勝利に向けた強い気持ちを見せた。

「僕らには後がありません。次は絶対に勝たなければならない試合なので、必死に勝ち点3を取りに行くというところを第一に考えないといけないと思います」

「戦術云々より、個々で負けないことが重要だと思うし、それをピッチの上で表現しなければならないと思っています」

「勝つために自分が自分が何ができるかというところを考えて試合に入る必要があると思うし、責任感やプレッシャーもありますけど、良い準備をすれば良い結果も付いてくると思うので、心の準備、頭の準備、身体の準備をしっかりとしていくしかないですね」

中国戦が行われるカタールのコンディションについては「暑いですけど、スタジアムもエアコンが付いているということなので試合は問題ないと思います。相手も一緒なので」と心配していないようだ。その中でも自分の特長を出したいと意気込んだ。

「自分の特長をしっかり出すというのは、チームにとってもプラスだと思うし、自分の持ち味をどんどん出すしかないと思います」

「もちろんいい準備をして、試合に入るのが全てだと思うし、本当に後がない。次はしっかりと勝ち点3を取らないといけないし、そこは全選手理解してると思うので、緊張感のある試合ができると思います」