“札幌キラー”小林が1G1A! 川崎が4試合ぶり勝利で首位キープ【明治安田J1第27節】
2021.08.28 16:26 Sat
明治安田生命J1リーグ第27節、北海道コンサドーレ札幌vs川崎フロンターレが28日に札幌ドームで行われ、0-2で川崎が勝利を収めた。
前節は名古屋グランパスと対戦し0-2の完敗を喫した9位札幌は、左内転筋痛で離脱していたチャナティップが4試合ぶりに先発復帰。帰ってきた司令塔の力も借りて、公式戦通算1勝2分け10敗という難敵を相手に勝ち点「3」を狙う。
対する首位川崎Fは前節、アビスパ福岡に0-1で敗れ今シーズン初黒星。直近3試合で勝利がなく、2位の横浜F・マリノスに1ポイント差まで迫られていることから、これ以上勝ち点を落とすわけにはいかない。
先にチャンスを得たのはアウェイの川崎F。9分に縦パスを受けてボックスに侵入した遠野が右足のシュートを放つ。しかし、これはゴール左に外れた。
続く13分には川崎Fに決定的な場面が生まれる。右サイドからのパスを受けた遠野がボックスの外からミドルシュート。強烈な一撃は惜しくもポストにはじかれてしまうが、遠野の積極果敢な姿勢で序盤から川崎がペースを掴む。
札幌のペースで試合が進んでいたが、34分に川崎Fがワンチャンスを掴む。宮城が左サイドからボックス内へ送ったパスを後ろ向きで受けた小林がボックス中央で反転しながらシュート。これがゴール右下に決まり、アウェイチームが先制に成功した。
先手を取った川崎Fは勢いをそのままに攻め続ける。39分にゴール前から相手がクリアしようとしたところに小林が詰め身体に当てさせると、こぼれ珠そのまま小林が追い、左サイドからクロスを供給。これを遠野が押し込み、リードを2点に広げた。
後半に入って最初にチャンスを作ったのは2点差を追う札幌。50分に小柏のスルーパスに抜け出したチャナティップが相手GKとの1対1の場面を迎えるが、体勢が悪かったことからバックパスを選択する。これを受けた青木が右足でシュートを放つも、相手DFのカバーに遭い、得点には至らなかった。
3点目を狙うアウェイチームも55分にゴールに迫る。素早いパス回しでボックス内へと侵入すると、右サイドの山根が折り返し、これを受けた小林が左足のシュート。しかし、ミスキックとなってしまい、枠の上に大きく外れた。
70分には札幌にシュートシーン。右サイドから攻撃を仕掛け、パスを受けた金子が切り込んでシュートを放つも、相手DFのブロックに遭い、ゴール右に逸れた。
その後も必死に2点を追いかける札幌だったが、ゴールは遠く、結局このままタイムアップ。2015年以降の札幌戦で全試合得点を挙げている“札幌キラー”小林の1ゴール1アシストの活躍もあり、2-0で川崎Fが勝利した。
これで川崎Fは4試合ぶりの白星となり、首位をキープ。一方の札幌は連敗を喫し、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場圏内がさらに遠くなった。
北海道コンサドーレ札幌 0-2 川崎フロンターレ
【川崎F】
小林悠(前34)
遠野大弥(前39)
前節は名古屋グランパスと対戦し0-2の完敗を喫した9位札幌は、左内転筋痛で離脱していたチャナティップが4試合ぶりに先発復帰。帰ってきた司令塔の力も借りて、公式戦通算1勝2分け10敗という難敵を相手に勝ち点「3」を狙う。
先にチャンスを得たのはアウェイの川崎F。9分に縦パスを受けてボックスに侵入した遠野が右足のシュートを放つ。しかし、これはゴール左に外れた。
続く13分には川崎Fに決定的な場面が生まれる。右サイドからのパスを受けた遠野がボックスの外からミドルシュート。強烈な一撃は惜しくもポストにはじかれてしまうが、遠野の積極果敢な姿勢で序盤から川崎がペースを掴む。
対する札幌にも16分にチャンスが。左サイドの菅からのクロスを走り込んだ青木がダイレクトで合わせるも、相手GKの正面で弾かれてしまう。18分にも再び札幌にチャンス。荒野からパスを受けた青木がボックス手前から左足のシュート。これは相手GKのファインセーブに遭い、得点とはならなかったが、札幌が波状攻撃を見せる。
札幌のペースで試合が進んでいたが、34分に川崎Fがワンチャンスを掴む。宮城が左サイドからボックス内へ送ったパスを後ろ向きで受けた小林がボックス中央で反転しながらシュート。これがゴール右下に決まり、アウェイチームが先制に成功した。
先手を取った川崎Fは勢いをそのままに攻め続ける。39分にゴール前から相手がクリアしようとしたところに小林が詰め身体に当てさせると、こぼれ珠そのまま小林が追い、左サイドからクロスを供給。これを遠野が押し込み、リードを2点に広げた。
後半に入って最初にチャンスを作ったのは2点差を追う札幌。50分に小柏のスルーパスに抜け出したチャナティップが相手GKとの1対1の場面を迎えるが、体勢が悪かったことからバックパスを選択する。これを受けた青木が右足でシュートを放つも、相手DFのカバーに遭い、得点には至らなかった。
3点目を狙うアウェイチームも55分にゴールに迫る。素早いパス回しでボックス内へと侵入すると、右サイドの山根が折り返し、これを受けた小林が左足のシュート。しかし、ミスキックとなってしまい、枠の上に大きく外れた。
70分には札幌にシュートシーン。右サイドから攻撃を仕掛け、パスを受けた金子が切り込んでシュートを放つも、相手DFのブロックに遭い、ゴール右に逸れた。
その後も必死に2点を追いかける札幌だったが、ゴールは遠く、結局このままタイムアップ。2015年以降の札幌戦で全試合得点を挙げている“札幌キラー”小林の1ゴール1アシストの活躍もあり、2-0で川崎Fが勝利した。
これで川崎Fは4試合ぶりの白星となり、首位をキープ。一方の札幌は連敗を喫し、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場圏内がさらに遠くなった。
北海道コンサドーレ札幌 0-2 川崎フロンターレ
【川崎F】
小林悠(前34)
遠野大弥(前39)
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